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ユニオンセッション

全学会に関係する話題を取り上げるセッションです。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
U-01 「Geoscience and society」
本セッションは初めてのAGUとの国際共同セッションで、Great Debate形式で行います。
テーマは、
(1)地球科学者の社会的役割は何か?
(2)社会は地球科学者を必要としているのか?、
(3)若い世代に地球科学の社会的役割に関する職業意識をどのように醸成するのか?
というもので、広く地球科学と社会の関わりを話題とします。
最初にパネリストから短い話をしてもらい、フロアからの質問も受けながら議論します。
U-02 「Earth and Planetary satellite observation projects Part I」
本セッションでは、NASAおよびJAXA・NASAが共同で実施する地球惑星科学分野の宇宙ミッションについてレビュー講演を行います。NASAおよび国内からの招待講演者を迎えて、NASAおよび日米共同ミッションの最前線や、ミッションで得られたデータによる研究、日本の科学者がもたらしてきた成果などを紹介します。NASAからは科学ミッション本部・地球科学部長Michael Freilich博士の参加を予定しています。(招待講演のみ)
U-03 「日本地球惑星科学連合と学術出版による科学情報発信」
日本の地球惑星科学コミュニティとして地球惑星科学における世界の一画を担えるジャーナルを目指し、JpGUは「Progress in Earth and Planetary Science(PEPS)」をSPRINGER社と協力して2014年に創刊しました。日本の科学ジャーナルの現状と将来、そして、将来への展望と戦略を議論したいと思います。よろしくご協力のほどお願いいたします。
U-04 「連合は環境・災害にどう向き合っていくのか?」
本セッションでは、昨年に引き続き、東日本大震災やその他の大規模災害時における各学協会の活動について情報共有をはかり、単一の学会では対処できない複数の学協会にまたがる環境と災害の問題に対して、各学協会の枠を超えた実質的な連携を促進する上で連合にどのような体制を築いていくべきか、また2016年1月に発足した防災学術連携体との連携について議論します。
U-05 「Future Earth - 持続可能な地球へ向けた統合的研究」
世界の地球環境研究は、Future Earth計画の下で抜本的に再編成されつつあります。
地球の営みと地球表層に生起する地人関係や自然災害を含む諸事象を主たる研究対象として、これまで地球環境研究において枢要な役割を果たしてきた地球惑星科学にとって、Future Earth計画への貢献は、全人類的使命です。その使命をわが国の地球惑星科学コミュニティとして、関連する諸分野や他の国々の研究者と連携してどう果たしていくべきかを議論します。
U-06 「大型研究計画-マスタープラン2017とその先を見据えて」
日本学術会議による、学術の大型研究計画(マスタープラン2017)は、2016年2~3月に公募見込です。
本セッションでは、応募予定の大型研究計画について講演していただき、セッション聴講者一般からのコメントを地球惑星科学委員会として集約します。その結果は、大型研究計画(とくに重点大型研究)への推薦に参照することとし、地球惑星科学分野として何を推進すべきかについて共通認識を得ることを目指します。