大会トップへ

パブリックセッション

パブリックセッション(O)は、アウトリーチ活動や、一般の方々にも地球惑星科学の成果を広くお知らせすることを目的としたセッションです。
パブリックセッションはどなたでも無料でご参加いただけます。聴講を希望される方は、当日現地でも申し込みできますが、事前の申し込みもできます。
参加の申し込みはこちら

開催日はすべて5月22日(日)です。
O-01 「次期学習指導要領で求められる資質・能力の達成を目指して」
次期学習指導要領では、獲得すべき知識や概念の取捨選択のみではなく、育成するべき資質・能力と、その効果的な達成に向けた指導のあり方が問われています。
その実現のためには、学習するべき内容の吟味と学習方法の検討が必要と考えられます。
前者の例として必修を想定した地理及び地学の基礎的科目の内容、後者の例として、いわゆるアクティブ・ラーニングへの関わり方を取り上げ、議論を行います。
O-02 「高校生によるポスター発表」
高校生が気象、地震、 地球環境、 地質、太陽系など地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できるセッションです。優れた発表には表彰も行っています。
O-03 「地球・惑星科学トップセミナー」
地球惑星科学分野における最新の成果を、招待講演者に分かりやすく紹介していただくアウトリーチセッションです。
O-04 「ジオパークへ行こう」
小中高生や地学に興味のある市民の方が、ジオパークで実際に何を見ることができてどんな体験ができるのか、いくつかのジオパークの例を講演やミニパネルディスカッションでわかりやすく紹介します。ポスターセッションでは、各地のジオパークの様々な活動を紹介します。
O-05 「地球科学界と原子力発電の関係 -浜岡原発を題材として-」
静岡県の浜岡原子力発電所は巨大地震の想定震源域直上に位置し、地震・津波の想定に基づいて様々な対策が取られており、原子力発電と自然災害および地球科学の関係を象徴する存在です。
このセッションでは、同原発に関連する現在の地球科学的知見について検討し、同原発と地球科学界とのこれまでの関係を振り返り、今後のあるべき関係などについて議論します。
O-06 「JpGU所属の学生・研究者にとってのダイバーシティ推進とは何か?」
多様な能力を活かし組織の活動を活性化させるという観点から「ダイバーシティ」という言葉が使われるようになって約10年。しかし、研究現場においてはまだこの概念の浸透度が低く、課題が多く残されています。JpGUでは、2015年にキャリア支援と男女共同参画委員会とを統合しダイバーシティ推進委員会として、新たな一歩を踏み出しました。この機会に「研究者にとってのダイバーシティ推進とは?」という問題を改めて問い直します。