| 2008年大会の ユニオンセッション |
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各学会に共通する話題を取り上げるセッションです。 2008年大会で開催されるユニオンセッションは以下の4セッションです。 *2007年大会よりユニオンセッションは通常の投稿料・参加費をいただくことになりましたのでご注意下さい。 |
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| U051 |
探査機「かぐや」が拓く新しい地球惑星科学
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中澤 清 | |
| 2007年9月14日に日本発の本格月探査機「かぐや」は発射され、同年12月からは多測器による精密な全球月面観測を行う予定である。この「かぐや」の観測は、これまでの諸外国の月探査にはない高精度でかつ全球網羅的なデータを生み出すと期待されている。このような画期的なデータは、多面的かつ総合的解析を通じて理論計算との詳細な照合を可能にし、そこから月の全体的な描像を塗り替える大きな発見が得られることを期待させる。一方、従来の月探査によって得られてきた月の理解は、固体惑星全般の初期進化に関する我々の現在の理解の基礎をなしている。そのため、「かぐや」のデータがもたらすであろう月科学の大きな進展は、地球を含む固体惑星全般についての理解を大きく前進させる可能性を秘めている。 本セッションでは、「かぐや」の最新データと初期解析結果の概要を紹介すると共に、このデータが地球惑星科学にもたらすであろう革新を多側面から議論する。さらに、「かぐや」後にあるべき月探査の姿についても議論を行う。 | |||
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| U052 |
地球環境問題と地球惑星科学が果たす役割 |
圦本 尚義 | |
| 地球環境問題が国民はもとより全世界の人々の関心の的となり久しい が,最 近,その注目度は文明の危機が唱われるほど急激に高まっている.この問題に対し大きな貢献をしている地球惑星科 学者は少なくないが,今こそ、地球惑星 科学コミュニティーとして有効な役割を果たすための主導原理と仕組みについ て、真剣に検討するべき時期にあると思われる.地球惑星科学は、地球シス テムの形成とフィードバックメカニズムについて様々な研究課題を抱えており、 それらを系統的に連結することによって、包 括的、系統的な視点から有効な貢献ができるはずである。この 観点の下,日本学術会議と地球惑星科学連合が共 同して [A. 温暖化と地球環境 B. 生命環境と地球惑星科学の接点 C. 土地 利用と地球惑星科学の接点 D. 地球史のなかの環境とは]の視点から地球惑 星科学的に地球環境問題を整理して,積極的,かつ,効率的に地球環境問題に貢献するための「組織の役割」と「個の役割」,「それらの連携」の方策について議論したい.また、国際的社会貢献活動に対する支援のあり方についても 検討したい. | |||
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| U053 | 地球惑星科学の進むべき道 (2) | 永原 裕子 |
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| 地球惑星科学はいま,地球や惑星に関連するあらゆる分野を包含し統合する新しいステージに移りつつあります.同時に,国内外の諸問題についてコミュニティとして統一のとれた対応を迅速に行うことが求められています.コミュニティ内部の問題はもちろん,対外的な問題に対しても,コミュニティ全体を代表する組織としての日本学術会議と日本地球惑星科学連合が密接に連携して対応していく体制の確立が急務です. 日本学術会議では,地球惑星科学がこれから進むべき方向性をコミュニティに示し,継続的な議論のたたき台とすべく,地球惑星科学全体をいくつかの研究分野に分け,各研究分野における現状と将来に関する取りまとめを行っています. 一方,日本地球惑星科学連合は,地球惑星科学コミュニティ全体を統合し,地球惑星科学の活性化を促すために,法人化を検討しております.法人化後の連合組織は「セクション制」を基本的な枠組みとする予定ですが,これは今後の地球惑星科学コミュニティの在り方にも大きな影響を与える可能性があります. 本ユニオンセッションは,日本学術会議でまとめた各研究分野の現状と将来に関する報告を行うとともに,日本地球惑星科学連合が検討している法人化の方針説明を通じて,これからの地球惑星科学の進むべき方向性とコミュニティの在り方について,コミュニティ全体の活発な議論を喚起するものです. | |||
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| U054 | 「ちきゅう」が明らかにする南海トラフ地震発生帯のメカニズム | 木下 正高 |
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| 統合国際深海掘削計画(IODP)により、南海トラフ紀伊半島沖の南海トラフにおいて、1944年東南海地震発生域の掘削が2007 年9月開始され、2月上旬までの5ヶ月間、その第1ステージが実施された。このユニオンセッションは、その結果の速報を報告し、同時に深海掘削計画以外でも展開されている各種観測の近況を報告し、もって南海トラフ地震 発生帯の総合的な理解を深めることを目的とする。 | |||