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高木 章雄 先生





 




・受賞理由

地震学,特に観測地震学分野における永年にわたる顕著な貢献をした功績により



・経歴

昭和27年4月  文部教官(東北大学(助手)理学部)
昭和36年3月  東北大学助教授(理学部付属地震観測所)
昭和45年5月  東北大学教授(理学部附属青葉山地震観測所)
平成元年4月 東北大学名誉教授
平成元年4月 鹿児島大学教授(理学部)
平成3年6月 (財)地震予知総合研究振興会 理事
平成7年11月 (財)地震予知総合研究振興会 専務理事
平成9年9月 (財)地震予知総合研究振興会 理事長
平成17年6月 (財)地震予知総合研究振興会 会長



・主要論文

Takagi, A., A. Hasegawa, and N. Umino, Seismic activity in the northeastern Japan arc, J. Phys. Earth, 25, Suppl., S95-S104, 1977.
Hasegawa, A., N. Umino, and A. Takagi, Double-planed structure of the deep seismic zone in the northeastern Japan arc, Tectonophys., 47, 43-58, 1978.
Ishii, H., Y. Komukai, and A. Takagi, Characteristics of vertical land movement and microearthquake activity in the northeastern Japan arc, Tectonophys., 77, 213-231,1981.
Hasemi, A. H., H. Ishii, and A. Takagi, Fine structure beneath the Tohoku district, northeastern Japan arc, as derived by an inversion of P-wave arrival times from local earthquakes, Tectonophys., 101, 245-265, 1984.
高木章雄,東北日本弧-日本海溝系の地震テクトニクス, 測地学会誌, 31, 124-146, 1985.



・主な業績

高木章雄氏は,1964年の測地学審議会による最初の建議以来,地震・火山噴火予知研究計画の立案およびその実施に尽力された.これにより高精度のテレメータ観測網が構築され,数多くの世界的研究が生み出されていきた.同氏が直接,関与された研究だけでも,内陸の地震が上部地殻内にのみ発生していることの発見,深発地震帯が二層に分かれ,しかも応力場は二つの面で反対であることを明らかにした二重深発地震面の発見,地殻変動がゆっくりと伝播していく移動性地殻変動の発見,稍深発地震は高速度域で発生し,その上には低速度域が存在するなどの,沈み込み帯における詳細な地震波速度構造の推定等がある.同氏が退官された後も,同氏が作り上げられた観測網のデータで数多くの成果が生まれた.また高木氏は人材の育成においても優れた能力を発揮され,氏の薫陶を受けた研究者は全国の大学・研究機関で活躍している.



・推薦者

松澤暢