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櫻井 隆 先生

 








・受賞理由

太陽物理学,特に磁気回転星の星風基礎理論に関して顕著な貢献をした功績により



・経歴

1973年3年31日 東京工業大学理学部物理学科卒業
1975年3年31日 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程修了
1978年3月31日 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了、理学博士
1978年4月1日 日本学術振興会奨励研究員
1978年10月1日 東京大学理学部・助手(天文学教室)
1986年1月1日 東京大学東京天文台・助手(太陽物理部)
1988年7月1日 国立天文台太陽物理学研究系・助教授
1992年9月1日 国立天文台太陽物理学研究系・教授
2004年4月1日 大学共同利用機関法人自然科学研究機構・国立天文台・教授
2004年4月1日 大学共同利用機関法人自然科学研究機構・国立天文台副台長(2012年3月まで)



・主要論文

T.Wiegelmann and T.Sakurai, "Solar Force-free Magnetic Fields", Living Rev. Solar Phys., 9 (5), 1-49, 2012
M.Hagino and T.Sakurai, "Solar-Cycle Variation of Magnetic Helicity in Active Regions", Publ. Astron. Soc. Japan, 57, 481-485, 2005
T.Sakurai, M.Goossens, and J.V.Hollweg, "Resonant Behavior of MHD Waves on Magnetic Flux Tubes I. Connection Formulae at the Resonance Surface"  Solar Phys., 133, 247-262, 1991
T.Sakurai, "Magnetic Stellar Winds: A 2-D Generalization of Weber-Davis Model" Astron. Astrophys., 152, 121-129, 1985
T.Sakurai, "Computational Modeling of Magnetic Fields in Solar Active Regions" Sp. Sci. Rev., 51, 11-48, 1989



・主な業績

櫻井隆氏は電磁流体力学及び太陽物理学分野で先進的な研究を進め、同分野の発展に多大な貢献を行ってこられた。櫻井氏が1985年に世界で初めて導出した回転と磁場の効果が入った定常太陽風モデルは、完成度の高い太陽風モデルとしてその後の太陽風研究の進展に多大な貢献を与えた。また、太陽磁場のモデル化に関して先駆的な研究を数多く発表すると共に、太陽面ベクトル磁場の観測研究で世界を先導してこられた。特に、太陽活動領域の磁気ヘリシティに関して長年研究を続け、太陽周期活動における磁気ヘリシティの系統的変動を捉えることに成功された。同氏は太陽物理学及び太陽地球系科学の分野発展に長年尽力されており、太陽研究者連絡会を創設され、初代会長として我が国の太陽研究の先導者の役割を果たされた。STEP及びS-RAMPの主要メンバー、Solar Physics誌、Living Reviews in Solar Physicsのエディターなど国際的にも大きな貢献をされ、我が国を代表する太陽研究者として活躍されている。



・推薦者

草野完也