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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 1月号 No.332 2020/01/10
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言 会長 川幡穂高
┃2.2020年大会に関するお知らせ【重要】
┃ ・予稿投稿・参加登録が始まりました!
┃ ・今大会からの変更点
┃ ・ユニオン,パブリック,ジョイント,学協会セッションのご紹介
┃ ・招待講演予定者のご紹介
┃ ・学生優秀発表賞(OSPA)エントリースタート
┃ ・学生旅費助成
┃ ・展示出展者募集
┃ ・各種募集時期について
┃ ・今後の予定
┃3.2020年度公益社団法人日本地球惑星科学連合学術賞(三宅賞)
┃ 候補者を募集中★締切間近(1/15)
┃4. 委員会等から
┃ ・ NPO法人地学オリンピック日本委員会
┃5. PEPSからのお知らせ
┃ ・新規SPEPSへの論文募集開始
┃ ・PEPSの最新出版論文
┃6.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言
公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高
新年おめでとうございます.本年もよろしくお願いいたします.
今年の連合大会は,JpGU-AGUの共同開催となっております.アブストラク
トの投稿期間は 1月7日から2月18日です.海外の参加者も多いので,積極的
なご投稿,よろしくお願いいたします.
1月の巻頭言は,毎年「時」を扱ってきました.全地球の歴史を1年間と
仮定すると,地球環境問題が深刻となった20世紀は「わずか 0.7秒」に相当
し,全世界の人口も16億人から60億人超えまで増加し,人類の影響がさまざ
まな事項で顕著になりました.
また,時刻を精密に測定できるようになってきて,最新の原子時計の誤差
は1億年間につき1秒程度で測定され, さらに100倍程度精度の高い測定法
が生み出されつつあります.
実際,「重力が小さい方が時間の進み方が速い」ことが,東京都の範囲で
検証されつつあるように,時間が単なる時でなく,「時空の歪み」の問題と
して具体的に扱われる段階になったことをご紹介しました.
原子時計による客観的に同一な1年間であっても,人により1年間の心証
は異なります.毎日,勉強,研究,教育に忙しく,「1年間があっという間
に過ぎてしまった!!」と思われている方も多いのではないでしょうか.実際
に,小学校1年生の時は1年間がとても長かったのだが,最近は,1年間は
本当に短くなったと感じている方が多いことと思います.これは,非常に普
遍的な特徴で,19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネにより発案され
た「ジャネーの法則」と呼ばれています.主観的に記憶される年月は年少者
にはより長く,年長者にはより短く評価されるという心理学的現象です.実
際,40歳の人の場合,1年間は人生全体の時間の長さの1/40ですが,6歳の
場合には1/6と,年齢により大きく違うことがわかります. 次第に年を取っ
ていくと,生きていた年数によって1年間の長さの比率が小さくなり,どん
どん時間が速く感じられるそうです.では,いつ頃が,心理学的あるいは体
感的に人生の半分になるのでしょうか.人によっても多少異なりますが,
「だいたい20歳位」だそうで,JpGUの会員の皆様は,「年月が速く感じられ
る」年齢の方々ということになります.ただし,「新鮮味」が多かったり,
「マンネリ化しない」と「時は遅く」感じられるそうです.
今年の大会は5月24日から28日まで開催されます.この1週間は,セッショ
ンでの発表・議論の他に,参加学会の評議員会・総会,地球惑星科学の情報
収集,研究グループの打ち合わせなどの会議,イベント参加など,朝から晩
まで「地球惑星科学週間」となるよう,また「皆様に感動をお届けできる場
を提供できるよう」,JpGUも努力いたしますので,皆様におかれましても,
この1週間を有意義にすごせるよう,今からスケジュールなどを練っていた
だければと思います.
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└■ 2.2020年大会に関するお知らせ【重要】
(1) 予稿投稿・参加登録が始まりました!
【投稿 最終締切2月18日(火)17:00】
早期締切:2月 4日(火)23:59 (早期投稿料3,300円(税込))
最終締切:2月18日(火)17:00 (通常投稿料4,400円(税込))
※投稿料の早期割引は,早期締切までに決済を完了された場合のみ適用され
ます.早期締切までに投稿が完了していても,決済がお済みでない場合には
自動的に通常投稿料となりますのでご注意下さい.
投稿は会員ログイン画面の「投稿」ボタンから行ってください.
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/
投稿についての詳細は大会ウェブページをご参照ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/presentation.php
たくさんのご投稿をお待ちしております!
【参加登録 早期締切 5月8日(金)23:59】
会員ログイン画面の「連合大会」→「大会参加申込」ボタンからお申込みく
ださい.
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/
参加登録料及び詳細は大会ウェブページをご参照ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/information.php#information_menu06_h2_03
※早期参加登録締切日時までは,参加登録のキャンセルが可能です.その際
ご決済いただいた参加登録料は,手数料実費をキャンセル料としていただい
たうえで返金いたします.
(2) 今大会からの変更点
■決済は原則クレジットカード払いのみとなります.所属機関払い(請求書
払い)はご利用いただけなくなりましたのでご注意下さい.クレジットカー
ド以外の決済方法をご利用される場合には,所定のお手続きと手数料が必要
となります.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/payment.php#payment_menu04_h2_02
■参加登録だけでなく,投稿前に年会費の決済が必要となりました.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/presentation.php#presentation_menu05
■大学院生の方は,学生料金での年会費を決済する前に学割承認が必要とな
りました.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/for_student.php
■学割承認の手続き方法が変更になりました.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/for_student.php#for_student_menu03
■5月24日~28日の参加登録区分として,通常参加登録料(オンラインでご自
身で参加登録及び決済される方)の他に,現地窓口登録料(対面での参加登録
または決済をご希望される方)を設定いたしました. またそれに伴い,窓口
事務手数料は廃止しました.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/information.php#madoguchi
■ユニオンセッションの一部を,講演会場外で開催いたします.ぜひご参加
ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/program.php#program_menu13
(3) ユニオン,パブリック,ジョイント,学協会セッションのご紹介
【ユニオンセッション】
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/program.php#program_menu09
U-01 [E] 惑星スチュワードシップにおける地球惑星科学と社会の役割
U-02 [E] 「知の創造」の価値とは何か:研究評価の理想と現実・説明責任
U-03 [E] Sustainable global groundwater management for human security
U-04 [E] International Efforts Supporting Global Navigation Satellite
System-Enhanced Tsunami Early Warning
U-05 [E] 人新世・第四紀の気候および水循環
U-06 [E] Open Access, Open Data, and FAIR Data in Geosciences
U-07 [E] 多様性と平等-日欧米の地球惑星科学分野からの報告と今後の展望
U-08 [E] Special session for a borderless World of Geoscience (GEOethics)
U-09 [E] Special session For a Borderless World of Geoscience
(Challenges for the future)
U-10 [E] Linking Education and Research Communities in Geosciences:
Engaging the Public and Local Communities
U-11 [E] Planetary Metabolism: The Science of Living Worlds
U-12 [J] 地球惑星科学の進むべき道10ビッグデータとオープンサイエンス
U-13 [E] Open Colloquium-NASA/JAXA: Our advance and future load in
Heliophysics
U-14 [E] Open Colloquium-NASA/JAXA: Planetary science on Mars driving
current and future missions
U-15 [E] Open Colloquium-NASA/JAXA: Earth Science focusing on Climate
Change
U-16 [E] Open Colloquium: Research Advances in Recent Disaster Studies
Using Remote Sensing and Computational Methodologies
U-17 [E] Open Colloquium: What will we expect from Ryugu and Bennu samples?
U-18 [E] Open Colloquium: Recent advances in atmospheric and hydrospheric
sciences
U-19 [E] Open Colloquium: A deep dive into planetary habitability
as related to subsurface architecture, energy, and water.
U-20 [E] Open Colloquium: Exploring the Earth’s interior using cutting
edge science and technology
U-21 [E] Frontiers of Antarctic Environmental Research
※ユニオンセッションには,招待講演のみで構成され,一般投稿を受け付け
ていないセッションがありますので,投稿の際にはご注意ください.
【パブリックセッション】
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/program.php#program_menu10
O-01 [J] 学校教育で使用されている地球惑星科学教材
O-02 [J] 変化する気候下での強風災害にどう取り組むか
O-03 [J] 地球・惑星科学トップセミナー
O-04 [J] 高校生によるポスター発表
O-05 [J] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る
O-06 [J] キッチン地球科学:手を動かす実験で頭脳を刺激しよう!
※パブリックセッションは5月24日(日)に開催されます. 一般の方向けの内
容で,どなたでも無料で参加できます.パブリックセッションは,一部を除
き一般からの投稿は受け付けておりません.
【ジョイントセッション】
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/program.php#program_menu11
※AOGS,EGUとのジョイントセッションです.
※JpGU-AGU 2020では日本語セッションを含む全てのセッションがJpGUとAGU
のジョイントセッションです.
【学協会セッション】
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/program.php#program_menu12
(4) 招待講演予定者のご紹介
現時点での招待講演「予定者」のリストをこちらで公開しています.
https://www.jpgu-member.org/proposal/session/invited/author/ja/
(招待講演者の確定リストは投稿終了後に公開されます)
(5) 学生優秀発表賞(OSPA)エントリースタート
・エントリー受付中
前々大会よりエントリーの方法と資格が変更になりました.エントリーをご
希望の方はご注意ください.
エントリー受付期間:2020年1月7日(火)~2月18日(火) 17:00
エントリー方法:投稿終了後,会員システムよりエントリーしてください
募集要項:https://www.jpgu.org/meeting_e2020/rule/ospa.html
・審査員募集
審査にご協力いただける方は,投稿時に「審査員を希望する」というボック
スにチェックをつけてください.たくさんの方々のご協力をお願いします.
(6) 学生旅費助成
JpGU-AGU Joint Meeting 2020 へ投稿・参加される学生を対象とした旅費の
助成を行います.日本に居住している方については,JpGUが募集,審査いた
します.下記をご参照の上ご応募ください.
https://www.jpgu.org/meeting_e2020/sts.php
※海外に居住する方についてはAGUが募集,審査いたします. 詳細は下記を
ご参照ください.
JpGU-AGU Student Travel Grant
https://agu.secure-platform.com/a/solicitations/30/home
JpGU-AGU Berkner Travel Fellowship
https://agu.secure-platform.com/a/solicitations/31/home
以下は,日本に居住している方の要綱です.
申請資格
・申請時点で学生(高校生から大学院生)であること
・第一著者かつ発表者であること(ポスター可,ただしO-04セッションを除く)
・審査のために必要な個人情報を提供できること
・日本国内に居住していること
申請者の多様性と旅費補助の必要性を考慮して助成対象者の選定を行います.
申請受付開始 2020年1月 7日(火)
申請受付締切 2020年2月20日(木)
結果の通知 2020年3月13日(金)以降
※旅費の助成確定を待っての投稿はできませんのでご注意下さい.
詳細・申込方法は下記大会公式ホームページをご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/sts.php
(7) 展示出展者募集
2020年大会で一緒に展示場を盛り上げていただける出展者のみなさまを募集
しています.
お申込みはコチラから
https://www.jpgu-member.org/exhibition-booth/mypage/
総合案内ページはコチラから
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/exhibition_application.php
NEWフロアプランはコチラから
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/exhibition_pre.php
現在のお申込み状況はコチラから
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/exhibition_introduction.php
(8) 各種募集時期について
[アルバイト] 3月下旬頃を予定しています.
[会合] 3月下旬頃を予定しています.
(9) 今後の予定
2月 4日(火)23:59 早期投稿締切
2月18日(火)17:00 投稿最終締切
3月12日(木) 採択通知
3月13日(金) プログラム公開
5月 8日(金)23:59 早期参加登録締切
5月15日(金) 予稿PDF公開
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└■ 3.2020年度公益社団法人日本地球惑星科学連合学術賞(三宅賞)
候補者を募集中★締切間近(1/15)
公益社団法人日本地球惑星科学連合は2020年度公益社団法人日本地球惑星科
学連合学術賞(三宅賞)の候補者を募集いたします.本賞の名称は三宅泰雄
博士のご提案と寄付金で設立された公益信託地球化学研究基金が事業として
実施してきた地球化学研究協会学術賞「三宅賞」に由来します.受賞者は,
自薦あるいは推薦者により推薦され,会長の諮問委員会である審査委員会に
おいて推挙された上で,理事会において承認された方とします.
推薦方法:下記詳細をご覧の上,締切までに必要書類をお送りください.
推薦締切:2020年1月15日(水) 必着
募集詳細:https://www.jpgu.org/2020miyake-prize/
参 考:https://www.jpgu.org/miyakeprize/
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└■ 4.委員会等から
(1) NPO法人地学オリンピック日本委員会
第12日本地学オリンピック予選兼第14回国際地学オリンピックロシア大会予
選を2019年12月15日(日)に全国71会場(47の大学等会場及び24の特例会場=
高校会場)で実施しました.受験者は1681人(応募者1982人)で,中学3年
~高校2年の上位約60名が,3月15日~17日につくば市で開催される本選に進
みます.
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└■ 5.PEPSからのお知らせ
(1) 新規SPEPSへの論文募集開始
以下テーマの論文の投稿受付を開始しました.
『Variability of the Sun and Its Terrestrial Impact -VarSITI- 5-year
summary review』
(Submission deadline: 31 March, 2020)
また,以下テーマのSPEPS特集号の投稿期限が延長されました.
『Projection and impact assessment of global change』
(Submission deadline: 29 February, 2020)
詳しくは下記ページをご覧ください.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/articles/collections
http://progearthplanetsci.org/index.html#modal
(2) PEPSの最新出版論文
以下論文が出版されました.本文はPEPSサイトでお読みいただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/
@ Wenfang CAO et al.: Geomorphometric characterization of natural and
anthropogenic land covers.
@ Yuei-An Liou et al.: Soil salinity assessment by using near-infrared
channel and Vegetation Soil Salinity Index derived from Landsat 8 OLI
data: a case study in the Tra Vinh Province, Mekong Delta, Vietnam
@ 久保田達矢 et al.: Fault model of the 2012 doublet earthquake, near
the up-dip end of the 2011 Tohoku-Oki earthquake, based on a near-field
tsunami: Implications for intraplate stress state.
@ George Helffrich et al.: The Chemical Case for Mercury Mantle Stripping.
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└■ 6.新着情報
(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
地質標本館 特別展「めくってみよう!大地の図鑑-山口-」
日時:2020年1月7日(火)~3月8日(日)
場所:地質標本館 1階ホール
主催:産業総合技術研究所 地質調査総合センター
内容:とてもバリエーションに富む日本の地質,その中でもとりわけ様々な
地層や岩石があつまった山口県やその周辺の地域を特集します.マグマのか
たまりがつくった岩々,サンゴ礁や海の底でたまった地層など,その時代は
古生代から現代につづく第四紀にまでわたります.そんな大地の図鑑をめく
ってみませんか.
https://www.gsj.jp/Muse/exhibition/archives/2020/2020_spring.html
第36回沿岸環境関連学会連絡協議会ジョイントシンポジウム「沿岸分野の各
学会における気候変動対応:学会間のトレードオフとシナジー効果を明らか
にする」
日時:2020年1月11日(土) 10:00~17:30
場所:東京海洋大学 品川キャンパス 白鷹館1階講義室
主催:土木学会海岸工学委員会
内容:沿岸域における気候変動に関する研究は,気象,海洋物理・化学・生
物,生態学,政策学,経済学など非常に多岐にわたる学術分野あるいは学会
において進められています.しかしながら,気候変動学があまりに広範で総
合的であるために,各学会における取り組みが共有されているとは言い難い
状況です.このことをふまえ,はじめに,土木学会海岸工学委員会が沿岸域
における気候変動に関連する様々な学会に対して実施した「今後の我が国の
沿岸分野における気候変動対応で取り組むべき課題」に関するアンケート結
果を紹介し,各学会の特徴や差違を明らかにします.続いて,各学会の専門
家から,過去?現在までの気候変動に対する関心事,そして今後の取り組み
についてご講演いただきます.最後に,各学会からの内容を横断的にみて,
今後の取り組みに関するシナジー効果やトレードオフについて,パネルディ
スカッション形式で議論します.
https://www.pari.go.jp/unit/ekanky/research/ccm.html
北淡国際活断層シンポジウム2020
日時:2020年1月14日(火)~17日(金)
場所:北淡震災記念公園セミナーハウス
主催:北淡活断層国際シンポジウム実行委員会
内容:本シンポジウムは「活断層研究の新たな展開-阪神淡路大震災から25
年」をメインテーマとして,活断層,地震・津波,地震防災・減災に関する
過去25年間の研究成果を総括するとともに,新たな研究の展開をはかること
を目的として開催致します.詳細についてはホームページを御参照下さい.
https://home.hiroshima-u.ac.jp/kojiok/hokudan2020.html
にいがたGIS協議会 第12回特別講演セミナー
日時:2020年1月16日(木) 9:20~17:05
場所:ホテル日航新潟
主催:地理情報システム学会
内容:従来,G空間情報(GIS)は,行政内での都市計画,まちづくり,環境
対策,農林業,防災対策など利用や産業界でのマーケティング関連での利用
が主流でしたが,近年では社会動勢,福祉介護,資源,交通,犯罪抑制,気
象など,リアルタイム情報もオープンデータ化が登場して,実生活に密着す
る分野での市民の利用も一部で可能になってきました.このような動静を踏
まえ, 当協議会では利用可能なデータやGISの新たな可能性を模索するため
オープンデータと関連させてGISを展望する機会を今般つくりました. お時
間の許す限り皆さまお誘いの上,是非ともお越しください.
http://www.gisa-japan.org/news/detail_1841.html
災害時における水の確保-地下水利用の現状と課題をさぐる-
日時:2020年1月17日(金) 13:00~17:00
場所:日本大学文理学部 3号館3206教室
主催:日本地下水学会
内容:今回地下水学会では国レベルの対応状況,自治体での経験や準備状況
などについて専門家や担当者をお招きし,被災時の地下水利用のあり方につ
いて考える機会を設けることといしたしました.被災時の非常用水源として
の地下水利用はどうあるべきかについて,専門家や自治体関係者のみならず
一般の皆様も対象として広く理解を深める機会としたいと思います.
http://www.jagh.jp/jp/g/activities/seminar/17.html
シンポジウム「関東のテフラ-最近の年代観と供給源-」
日時:2020年1月25日(水) 10:00~16:30
場所:「北とぴあ」第一研修室
主催:日本地質学会関東支部
内容:1970年代に大磯丘陵などの詳細なフィールド調査から発展した関東地
方のテフラ研究も半世紀を迎えようとしています.その間,多くの火山の噴
火史が明らかになり,また広域テフラの年代精度も向上しました.日本地質
学会関東支部では関東地方に分布するテフラを中心に「最近の年代観と供給
源」をテーマとし,最新の研究成果に関するシンポジウムを開催いたします.
是非ご参加ください.
http://www.geosociety.jp/outline/content0201.html#sympo02
「海と産業革新コンベンション(うみコン2020)」
日時:2020年1月29日(水) 10:00~17:00
場所:横浜市開港記念会館
主催:海洋都市横浜うみ協議会,横浜市,海と産業革新コンベンション実行委員会
内容:3回目となる今回の「海と産業革新コンベンション」は,会場を「横
浜市開港記念会館」に変更し,シンポジウムを中心に,企業等からのパネル
展示,さらにはビジネスマッチングイベントを実施します.情報収集や新た
な連携,ビジネスのきっかけづくりに是非ご参加ください.
http://www.umi-con.com/
ポスト「京」(スーパーコンピュータ「富岳」)重点課題4 第4回成果報告会
日時:2020年1月31日(金) 10:00~17:10
場所:気象庁 講堂
主催:海洋研究開発機構
内容:ポスト「京」(スーパーコンピュータ「富岳」)重点課題4は最終年
度を迎え,5年間にわたる研究開発で得られた知見および成果を,気象庁関
係者をはじめ気象研究者のコミュニティ,大学や自治体関係者,一般企業等
の関連分野の方に対して広く紹介することを目的として,成果報告会を開催
します.皆さまのご参加をお待ちしております.
http://www.jamstec.go.jp/pi4/ja/event/sh2020/
気候講演会「海と気候変動~海が異常気象を引き起こす?~」
日時:2020年2月1日(土) 14:00~16:00
場所:一橋講堂
主催:気象庁,日本気象協会,気象業務支援センター
内容:海洋と気象の関係,海洋が台風といった気象に与える影響について解
説します.さらに,IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が公表した「海
洋・雪氷圏特別報告書」より海洋の現状や今後起こりうる海洋の変化など,
“海洋”にまつわる最新の研究を紹介します.また,2018年大阪を襲った台
風第21号の映像を見ながら,危険度分布やハザードマッフプなどの防災情報
の見方も含め,“防災”についてもお話しします.さらに,気象キャスター
の視点から,“気候危機”というキーワードで気候変動についてもお伝えし
ます.
https://www.jma.go.jp/jma/press/1912/02a/kouenkai.html
8th ELSI Symposium – Extending Views of Catalysis
日時:2020年2月3日(月)~7日(金)
場所:東京工業大学ディジタル多目的ホール
主催:東京工業大学地球生命研究所
内容:The GOAL of this symposium is to bring together researchers from
various fields to extend our views of catalysis; to link theoretical,
experimental, and computational approaches to better understand the
phenomenon known as “Catalysis” and the complexity that we observe on
Earth and beyond.
https://symposium8.elsi.jp/
第8回東京工業大学地球生命研究所一般講演会 極限環境の生物たち
~生命の神秘に魅せられて~
日時:2020年2月4日(火) 19:00~20:30
場所:東京工業大学ディジタル多目的ホール
主催:東京工業大学地球生命研究所
内容:東京工業大学地球生命研究所(ELSI)は,第8回一般講演会を開催い
たします.講演者は東京工業大学地球生命研究所の中村龍平教授とジョージ
タウン大学のトシコ・イチエ教授で,日英同時通訳で行います.最先端の研
究の息吹を感じることの出来る機会です.ぜひご参加ください.
https://www.titech.ac.jp/event/2019/045825.html
令和元年度ワンデーセミナー
日時:2020年2月7日(金) 10:00~17:00
場所:全水道会館 4F大会議室
主催:物理探査学会
内容:今回のセミナーは,独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構か
ら受託した委託研究について,学会のPS検層研究委員会が実施した研究成果
に関して,PS検層の新しい仕様について取りあげるとともに基礎的な技術も
含めて紹介します.物理探査に関心のある様々な方を対象にしており,本学
会員でなくても,ご参加いただけます.
http://www.segj.org/news/2019/12/post-98.html
宇宙と地球,生命の謎を解き明かし,人間,社会の課題に挑むデータサイエンス
~情報・システム研究機構と高エネルギー加速器研究機構の研究最前線~
日時:2020年2月7日(金) 15:00~19:30
場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎
主催:情報・システム研究機構
内容:情報・システム研究機構は情報・システム研究機構シンポジウム2019
を開催します.同じ大学共同利用機関法人である高エネルギー加速器研究機
構とともに,宇宙と地球,生命の謎を解き明かし,人間,社会の課題に挑む
研究の最前線をご紹介しながら,データサイエンスの時代の学術研究の未来
と革新的な可能性を皆さまにお示ししたいと思います.
https://www.rois.ac.jp/sympo/2019/index.html
PERC International Symposium on Dust & Parent Bodies 2020 (IDP2020)
日時:2020年2月25(火)~27日(木)
場所: 千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス
主催:千葉工業大学惑星探査研究センター
内容:The objective of this symposium is to share state-of-the-art
research on dust delivered to Earth and its parent bodies in a
multidisciplinary approach of planetary science and astronomy in
light of the DESTINY+ mission.
http://www.perc.it-chiba.ac.jp/meetings/IDP2020/Welcome.html
(2) 募集
令和2年度地球シミュレータ公募課題 (締切2020/1/16)
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/project/r02koubo-es.html
岡山大学惑星物質研究所 共同利用研究 (締切2020/1/31)
https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/jointuse/
愛媛大学2020年度共同利用・共同研究課題 (締切2020/1/31)
深田研究助成 (締切2020/2/3)
https://www.fgi.or.jp/?page_id=484
(3) 公募/求人
京都大学防災研究所 地盤研究グループ 地盤災害研究部門 教授 (締切2020/1/14)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/acceptance/other/koubo/bousai/2019/200114_1005.html/at_view/file
京都大学防災研究所 地震・火山研究グループ 地震防災研究部門 教授 (締切2020/1/14)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/acceptance/other/koubo/bousai/2019/200114_1012.html/at_view/file
京都大学防災研究所 大気・水研究グループ 気象・水象災害研究部門 准教授 (締切2020/1/14)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/acceptance/other/koubo/bousai/2019/200114_1022.html/at_view/file
京都大学生存圏研究所 研究員 (締切2020/1/14)
海洋研究開発機構 付加価値創生部門 上席研究員もしくは上席技術研究員 (締切2020/1/14)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/apl20200114.html
海洋研究開発機構 火山・地球内部研究センター 上席研究員もしくは上席技術研究員 (締切2020/1/14)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/verc20200114.html
海洋研究開発機構 地震津波予測研究開発センター地震予測研究グループ 任期制職員 (締切2020/1/14)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/feat20200114_2.html
海洋研究開発機構 海域地震火山部門 研究員もしくは技術研究員 (締切2020/1/15)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/sdr20200115.html
岩手大学 教育学部理科教育科 (地学) 准教授 (締切2020/1/15)
防災科学技術研究所 地震津波防災研究部門 契約研究員 (研究員型) (締切2020/1/15)
http://www.bosai.go.jp/tender/saiyo/20191127_01.pdf
東京大学 大学院総合文化研究科 先進科学研究機構 特任助教 (締切2020/1/15)
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/employment/20191206151415.html
九州大学 大学院理学研究院 地球惑星科学部門 テニュアトラック助教 (締切2020/1/17)
https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/koho/kobo/kobo_191204.html
国立環境研究所 地球環境研究センター 地球大気化学研究室 特別研究員または准特別研究員 (契約職員) (締切2020/1/17)
https://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/191211-2.pdf
国立環境研究所 地球環境研究センター 地球大気化学研究室 特別研究員 (締切2020/1/17)
https://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/191211-1.pdf
京都大学 大学院理学研究科附属地球熱学研究施設 研究員 (時間雇用教職員) (締切2020/1/26)
http://www.vgs.kyoto-u.ac.jp/JPN/j-job_announcement.html
東京大学 地震研究所 助教 (任期付) (締切2020/1/27)
名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻地球惑星科学系 研究員 (任期付正職員) (締切2020/1/31)
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/jobs/job_20200131.pdf
神戸大学 大学院理学研究科附属惑星科学研究センター 学術研究員 (締切2020/1/31)
https://www.cps-jp.org/~akatsuki/pub/dataassim/kibanS/20191010_PD_recruit/191010_AKATSUKI-PD.pdf
東北大学 大学院理学研究科地学専攻 教授 (締切2020/1/31)
http://www.es.tohoku.ac.jp/JP/employment/index.html
岡山大学惑星物質研究所 ポスドク研究員 (締切2020/1/31)
http://www.misasa.okayama-u.ac.jp/jp/
新大学(現大阪府立大学・大阪市立大学) 地球情報学分野 教授 (締切2020/1/31)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/jobs/jobs_faculty/faculty
新大学(現大阪府立大学・大阪市立大学) 固体地球物理学分野 准教授 (締切2020/1/31)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/jobs/jobs_faculty/faculty
新大学(現大阪府立大学・大阪市立大学) 固体地球物理学分野 教授 (締切2020/1/31)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/jobs/jobs_faculty/faculty
新大学(現大阪府立大学・大阪市立大学) 自然災害科学分野 教授 (締切2020/1/31)
https://www.osakafu-u.ac.jp/public_notice_category/recruit_faculty/
国立環境研究所 地球環境研究センター 大気・海洋モニタリング推進室 高度技能専門員 (締切2020/1/31)
https://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/191212-2.pdf
九州大学 応用力学研究所 学術研究員 (締切2020/1/31)
https://www.riam.kyushu-u.ac.jp/publicity/jobs/koubo_20191220.pdf
福井県立大学 恐竜学研究所 教授 (締切2020/1/31)
http://www.fpu.ac.jp/news/d153347_d/fil/koubo.pdf
千葉工業大学 惑星探査研究センター 科学研究費補助金に基づく研究員 (締切2020/1/31)
https://www.it-chiba.ac.jp/media/PERC3.pdf
海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 高知コア研究所 技術支援グループ 技術副主幹もしくは技術主任 (締切2020/2/7)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/kochi20200207.html
国立環境研究所 地球環境研究センター 物質循環モデリング・解析研究室 高度技能専門員 (締切2020/2/7)
https://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/191224-1.pdf
九州大学応用力学研究所 地球環境力学部門 海洋環境物理分野 助教 (締切2020/2/28)
https://www.riam.kyushu-u.ac.jp/publicity/jobs/koubo_20191226.pdf
宇宙航空研究開発機構 一般職職員 (任期の定めのない定年制職員) (締切2020/3/31)
http://www.jaxa.jp/about/employ/career_j.html
西南交通大学 (中国四川省) 教授・准教授・講師・助教・PD (締切 決まり次第終了)
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