今年2020年の日本地球惑星科学連合大会は，1990年に開催された第１回地球惑星科学関連学会合同大会からちょうど30周年の記念大会に当たります．そこで，現在の日本地球惑星科学連合への発展の礎を築かれた方々への感謝の意を表することを検討しております．

ただし，30年の歴史においては数多くの方々がさまざまな形で貢献をされてこられましたので，すべての方々を対象とすることは現実的ではありません．そこで今回は，主に30年の歴史の前半，とりわけ第１回地球惑星科学関連合同大会の開催とそれ以降の継続・発展に特別にご尽力された方々を対象とせていただきたいと考えております．そうした方々の多くはすでにご高齢だったり，そのことをご存知の方々もすでに退職されておられるような状況のため，歴史の記憶が風化する前に感謝を記しておきたいことが理由です．

現在，理事会で検討しておりますのは，多くの学協会の合意をとりつけて第１回合同大会開催の実現にご尽力された方や，２回目以降も継続するために参加学協会の合意をとりつけることにご尽力された方など，初期の立ち上げ段階で特別なご尽力をされた方々を主な対象としてはどうか，というものです．

そのような方々をご存知でしたら，具体的にどのような貢献をされたのかが分かるように600字以内程度の説明（感謝理由書）をつけて，日本地球惑星科学連合事務局までぜひご推薦（情報提供）いただけますでしょうか．理事会で承認を受けた30周年記念事業タスクフォースで選定の上，今年の大会にて感謝状を贈呈させていただきます．

締切：2020年2月末日

どうぞよろしくお願い申し上げます．