2010年06月16日 | 宇宙科学研究所所長から寄せられたコメント |
小惑星探査機「はやぶさ」の地球への帰還に関する日本地球惑星科学連合の声明
宇宙科学研究所所長から寄せられたコメント
2010年6月16日
日本地球惑星科学連合 会長
木村 学 先生
日本地球惑星科学連合 宇宙惑星科学セクションプレジデント
永原 裕子 先生
声明文拝読させていただきました。はやぶさの成果を高く評価していただき、 有り難うございます。
川口教授をリーダーとするプロジェクトチームを中心に、各方面からの多くの 方々の知恵と不屈の努力により、なんとか此処まで来れたこと、大変有り難く、誇りに思っています。
カプセル内容物の分析については、学会の皆様の参加をも得て慎重に進めて行 く体制が整えられていると認識していますが、これからが本番です。ご支援、ご指導の程お願い申し上げます。
これまでも宇宙工学の新たな展開が、日本の宇宙科学(理学)の新たな展開と、 それによる世界をリードする成果創出に大きく貢献して来たと考えています。今回のはやぶさにより得られた工学的成果も、新たな科学ミッションの牽引力 として、地球惑星科学の飛躍的な進展に繋げたいと願っています。
世界の宇宙科学の進展に我が国が今後も大きく貢献できるよう、宇宙科学研究 所を、研究者の自由な発想による挑戦的なプロジェクトの創出と実行が可能な場として、更に強化して行きたいと願っています。
今後ともご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所
所長 小野田淳次郎
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