JpGUで行われる全発表の中から広報普及委員会がオススメする注目セッションを「ハイライトセッション」としてご紹介します.
また,その中でコンビーナが特に推薦したい論文がある場合にはそちらも「ハイライト論文」としてご紹介しています.
セクション別の情報はこちら
5月22日
O-07 真鍋淑郎先生ノーベル賞記念講演および気候モデリングの発展
開催日:[口頭発表]
5月22日(日) PM2
コンビーナ:阿部 彩子
G-04 地球科学関連教育と情報デザイン
開催日:
[口頭発表] 5月22日(日) AM2
[現地ポスター発表] 5月22日(日) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:松岡 東香
ハイライト論文
講演番号:G04-02
講演形態:口頭発表
発表タイトル:ピクトグラムを用いた防災アクティブラーニングコンテンツの開発
発表者(所属):野田 美波子(筑波学院大学)
講演日時:5月22日(日) 11:00~11:15
コンビーナからの推薦文
書籍や動画といった防災教材による受動的学習では、非常時に自ら防災行動を遂行する能力の醸成は難しい。学習者が自らの調査により防災行動を立案し、アニメーションとして具現化するという本研究の提案は、防災行動の能動的学習として注目に値する。
講演番号:G04-03
講演形態:口頭発表
発表タイトル:防災教育におけるモーショングラフィックス表現が与える感性評価の特性
発表者(所属):佐野 司(筑波学院大学)
講演日時:5月22日(日) 11:15~11:30
コンビーナからの推薦文
情報メディアの発達により、自然科学や防災教育の映像教材も、より高いリアリティを実現したものが増えている。本研究は、抽象化されたモーショングラフィックス教材と実写教材の感性的特性の比較を通し、こうした傾向に一石を投じる可能性を秘めている。
M-IS19 地球科学としての海洋プラスチック
開催日:
[口頭発表] 5月22日(日) AM2
[現地ポスター発表] 5月22日(日) PM3
[オンラインポスター発表] 5月30日(月) 11:00-13:00
コンビーナ:磯辺 篤彦
ハイライト論文
講演番号:MIS19-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:全球表層海洋における浮遊マイクロプラスチック現存量の多層レベルデータセット
発表者(所属):磯辺 篤彦(九州大学応用力学研究所)
講演日時:5月22日(日) 09:00~09:25
コンビーナからの推薦文
全球の浮遊マイクロプラスチック現存量のデータベース化は世界で初めての取り組みであり、それの利用によって全球の数値モデリングが可能になったなど波及が大きい。環境省事業でもあり広く周知されるべきである
5月23日
P-PS04 火星と火星衛星
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) PM1・PM2,5月24日(火) AM1
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:宮本 英昭
ハイライト論文
講演番号:PPS04-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Martian Moons eXploration MMX: An overview focusing its science
発表者(所属):倉本 圭(北海道大学/宇宙航空研究開発機構)
講演日時:5月23日(月) 13:45~14:00
コンビーナからの推薦文
火星衛星探査計画(MMX)は、2024年打ち上げを目指し準備が進められている。全ての探査装置の仕様が決定し、打ち上げから火星衛星への着陸、サンプル取得、さらに地球帰還までの運用計画も検討が進んだ。具体的な科学成果獲得のシナリオが初めて公開される
講演番号:PPS04-09
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Mars as Seen by InSight SEIS after 1100 Sols of Seismic Monitoring
発表者(所属):川村 太一(パリ地球物理研究所/パリ大学)
講演日時:5月23日(月) 16:00~16:15
コンビーナからの推薦文
NASAの火星着陸機インサイトによる1000火星日にわたる火星の地震(火震)観測の結果、火星が今も活動的であること、火星の内部構造は4つの層に分離できそうであることなど、火星科学上重要な発見をもたらした。こうした最新の成果がこの講演でレビューされる。
H-CG24 原子力と地球惑星科学
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) AM2
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:竹内 真司
S-IT18 GEOPHYSICAL PROPERTIES AND TRANSPORT PROCESSES IN THE DEEP CRUST AND MANTLE
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) AM1, AM2
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:Bjorn Mysen
ハイライト論文
講演番号:SIT18-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Upper mantle earthquake swarms indicate path and velocity of fluid ascent beneath arc volcanoes
発表者(所属):Lloyd T White(University of Wollongong)
講演日時:5月23日(月) 15:30~15:45
コンビーナからの推薦文
この講演は,沈み込んだスラブの脱水によって深さ200-250kmからスラブ起源の流体が上部マントルを破砕し数km/時の速度で上昇することを上部マントルの群発地震の解析によって明らかにしたものである.この成果はマントルにおける流体の移動のメカニズムを初めてその場観測によって明らかにしたものであり,ハイライト論文に値する優れたものである.
B-GM02 岩石生命相互作用とその応用
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:鈴木 庸平
ハイライト論文
講演番号:BGM02-08
講演形態:口頭発表
発表タイトル:断層湖堆積盆から湧出する深部メタンの起源と表層生態系への影響:糸魚川静岡構造線と中央構造線の交点のカーボンサイクル
発表者(所属):浦井 暖史(国立研究開発法人海洋研究開発機構)
講演日時:5月23日(月) 16:10~16:30
コンビーナからの推薦文
北米プレートとユーラシアプレートの境界にある糸魚川―静岡構造線(ISTL)ならびに中央構造線(MTL)の交点上の断層湖である諏訪湖は、興味深い地質学的セッティングである。深部由来の炭素を分子レベルの二核種炭素同位体比から解析し、表層生態系との相互作用を明らかにした。
5月24日
P-PS04 火星と火星衛星
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) PM1・PM2,5月24日(火) AM1
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:宮本 英昭
P-EM13 Coupling processes in the atmosphere-ionosphere system
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) PM1・PM2,5月25日(水) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:Liu Huixin
ハイライト論文
講演番号:PEM13-06
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Ionospheric irregularities and scintillations during the geomagnetic storm on 15 January 2022
発表者(所属):斎藤 享(国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所電子航法研究所)
講演日時:5月24日(火) 15:00~15:15
コンビーナからの推薦文
南太平洋の島国トンガで1月15日に発生した大規模火山噴火の影響は、地 上約 300kmに位置する電離圏まで到達しました。本講演では、日本上空に現れた 電離圏変動のメカニズムを明らかにします。
P-EM14 Frontiers in solar physics
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1, AM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:横山 央明
A-HW24 流域圏生態系における物質輸送と循環:源流から沿岸海域まで
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1・AM2・PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:安元 純
ハイライト論文
講演番号:AHW24-07
講演形態:口頭発表
発表タイトル:高CO2時代に対応したサンゴ礁保全に資するローカルな環境負荷の閾値設定に向けた研究
発表者(所属):井口 亮(産業技術総合研究所 地質調査総合センター, 産業技術総合研究所 環境調和型産業技術研究ラボ)
講演日時:5月24日(火) 10:45~11:00
コンビーナからの推薦文
本招待講演は、これまで不明であった高CO2時代に対応したサンゴ礁保全に資するローカルな環境負荷の閾値設定にチャレンジした意欲的な研究で、今年の本セッションを代表する講演内容になっています。
講演番号:AHW24-13
講演形態:ポスター発表
発表タイトル:地下水が狩野川水系へ及ぼすインパクト
発表者(所属):加藤 憲二(静岡大学)
講演日時:5月24日(火) 13:45~14:00
コンビーナからの推薦文
本セッションは「流域圏生態系における物質輸送と循環:源流から沿岸海域まで」をテーマにしており、本招待講演は、地下水が狩野川水系へ及ぼすインパクトを水工学的な視点と生態学的な視点から総合的に評価する学際的研究で、今年の本セッションを代表する講演内容になっています。
H-SC06 地球温暖化防⽌と地学(CO2地中貯留・有効利⽤、地球⼯学)
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM2・PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:徂徠 正夫
ハイライト論文
講演番号:HSC06-05
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Ground Surface Deformation Monitoring by Distributed Fiber Optic Strain Sensing during Pilot Field Tests
発表者(所属):Rasha Amer(Research Institute of Innovative Tech for the Earth)
講演日時:5月24日(火) 14:45~15:00
コンビーナからの推薦文
地中貯留ではCO2の長期安全性監視が求められている。本研究の光ファイバー測定成果は、地表や海底面の変状を連続的かつ半永久的に監視でき、コスト削減に大きく貢献するほか、地表や海底面の変状を連続的かつ半永久的に監視でき、コスト削減に大きく貢献するほか、地盤沈下や地滑り監視への活用も期待できる
講演番号:HSC06-11
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Development of a permeability reduction model using deep learning for CO2 hydrate storage
発表者(所属):Alan Junji Yamaguchi(The University of Tokyo Graduate School of Frontier Sciences Department of Ocean Technology, Policy, and Environment)
講演日時:5月24日(火) 16:30~16:45
コンビーナからの推薦文
CCS適地拡大を意図したCO2ハイドレート貯留に関して、本研究では、
ミクロスケールのハイドレート分布と浸透率の関係を機械学習により
貯留層スケールに拡張する手法を提案している。CCSにおける数値モデリングの
展開を加速し、貯留ポテンシャルの拡大や安全性評価等に資すると期待される。
H-DS07 地すべりおよび関連現象
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 16:00-18:00
コンビーナ:千木良 雅弘
S-VC28 International volcanology
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1・AM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:Chris Conway
ハイライト論文
講演番号:SVC28-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Development of a real-time forecasting tool for application of ambient noise interferometry at Kīlauea Volcano, Hawaii
発表者(所属):Ninfa Bennington(Hawaii Volcano Observatory)
講演日時:5月24日(火) 09:00~09:15
コンビーナからの推薦文
“When will the next eruption occur?” Answering this question is critical for protecting the lives and property of communities that are located near volcanoes. This is the aim of two presenters in session S-VC28, who will explain innovative new methods that will help us to forecast future eruptions at active volcanoes around the world.
講演番号:SVC28-03
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Unravelling seismic precursors and common eruption mechanisms in New Zealand and worldwide volcanoes
発表者(所属):Alberto Ardid(University of Canterbury)
講演日時:5月24日(火) 09:30~09:45
コンビーナからの推薦文
“When will the next eruption occur?” Answering this question is critical for protecting the lives and property of communities that are located near volcanoes. This is the aim of two presenters in session S-VC28, who will explain innovative new methods that will help us to forecast future eruptions at active volcanoes around the world.
B-BG01 地球惑星科学 生命圏フロンティア
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:鈴木 志野
ハイライト論文
講演番号:BBG01-07
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Discovery of a Chloroflexota phototroph with a Type I reaction center sheds new light on the evolution of photosynthesis
発表者(所属):Jackson M Tsuji(Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan)
講演日時:5月24日(火) 15:00~16:10
コンビーナからの推薦文
嫌気性光合成細菌であるChloroflexotaは光化学系IIのみを用いると考えられてきたが、今回、鉄に富む湖から世界で始めて光化学系Iを用いるそれが発見された。生命進化史における最大のイベントの1つである生命による光化学系の獲得・進化に重要な示唆を与える成果としてハイライトする。
講演番号:BBG01-08
講演形態:口頭発表
発表タイトル:遺伝子水平伝播を伴わずに、外来葉緑体を利用して光合成を行う軟体動物ウミウシ
発表者(所属):前田太郎(慶應義塾大学)
講演日時:5月24日(火) 16:10~16:30
コンビーナからの推薦文
巻き貝の仲間であるウミウシは、盗葉緑体により光合成能力を獲得できる。過去10年間の基礎記載ならびに全遺伝情報(ゲノム)を高精度な解読から、そのユニークな生態的特徴を明らかにした成果としてハイライトする。
5月25日
U-05 Advanced understanding of Quaternary and Anthropocene hydroclimate changes in East Asia
開催日:
[口頭発表] 5月25日(水) PM2
[現地ポスター発表] 5月25日(水) PM3
[オンラインポスター発表] 6月2日(木) 11:00-13:00
コンビーナ:窪田 薫
P-PS03 太陽系小天体
開催日:
[口頭発表] 5月25日(水) PM2,5月26日(木) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月25日(水) PM3
[オンラインポスター発表] 6月2日(木) 11:00-13:00
コンビーナ:岡田 達明
ハイライト論文
講演番号:PPS03-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:はやぶさ2ミッションの総括:リュウグウ近傍観測と帰還サンプルが語るリュウグウの歴史
発表者(所属):渡邊 誠一郎(名古屋大学)
講演日時:5月25日(水) 15:30~16:00
コンビーナからの推薦文
「はやぶさ2」によるC型小惑星リュウグウの近傍観測と帰還サンプルの分析を総合することによって見えてきたリュウグウの形成と進化の過程、さらには太陽系形成の解明に迫るほか、今後のサンプル詳細分析への期待を語ります。
P-EM13 Coupling processes in the atmosphere-ionosphere system
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) PM1・PM2,5月25日(水) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:Liu Huixin
ハイライト論文
講演番号:PEM13-15
講演形態:口頭発表
発表タイトル:New Observations of Atmosphere-Ionosphere Coupling by the Ionospheric Connection Explorer
発表者(所属):Thomas J Immel(University of California Berkeley)
講演日時:5月25日(水) 09:30~09:45
コンビーナからの推薦文
米国NASAが打ち上げた人工衛星ICONにより、地球の大気と宇宙空間の遷移領域に おける大気とプラズマの同時観測に初めて成功しました。本講演では、地球大気 とプラズマの相互作用に関する世界初の研究成果を紹介します。
5月26日
P-PS03 太陽系小天体
開催日:
[口頭発表] 5月25日(水) PM2,5月26日(木) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月25日(水) PM3
[オンラインポスター発表] 6月2日(木) 11:00-13:00
コンビーナ:岡田 達明
ハイライト論文
講演番号:PPS03-06
講演形態:口頭発表
発表タイトル:An overview of preliminary analyses on bulk and individual Ryugu Samples Returned by Hayabusa2
発表者(所属):矢田 達(宇宙航空研究開発機構)
講演日時:5月26日(木) 09:00~09:15
コンビーナからの推薦文
「はやぶさ2」帰還サンプルを非破壊かつ非汚染で観察した結果、CIコンドライト隕石に近い物質的特徴をもつが、より暗く軽く脆い物理的性質を示すなど、分かってきた真の太陽系始原サンプルの最新情報を報告します
A-CG44 黒潮大蛇行
開催日:
[口頭発表] 5月26日(木) PM1
[現地ポスター発表] 5月26日(木) PM3
[オンラインポスター発表] 6月3日(金) 11:00-13:00
コンビーナ:西川 はつみ
ハイライト論文
講演番号:ACG44-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:黒潮大蛇行(2017~)のこれまでとこれから
発表者(所属):美山 透(国立研究開発法人海洋研究開発機構・アプリケーションラボ)
講演日時:5月26日(木) 13:45~14:05
コンビーナからの推薦文
日本の気象や漁業に大きく影響する黒潮大蛇行が観測史上最長期間を記録した。美山氏は,この数10年に一度の黒潮大蛇行を振り返るとともに,継続の理由や今後の見通しに関する最新の知見を発表する予定であり,科学的・社会的に広く注目が集まることが期待される。
講演番号:ACG44-05
講演形態:口頭発表
発表タイトル:冬季大規模大気場への黒潮大蛇行の影響
発表者(所属):杉本 周作(東北大学大学院理学研究科)
講演日時:5月26日(木) 14:50~15:10
コンビーナからの推薦文
杉本氏らは,現在進行形の黒潮大蛇行を突破口に日本周辺の海水温変動が北太平洋大気場・北米大陸気候へ与える影響の抽出に成功した。これは地球気候の形成における黒潮の重要性を示す独自性の高い発見であり,科学的・社会的インパクトの高い研究である。
M-GI32 地球掘削科学
開催日:
[口頭発表] 5月26日(木) PM1・ PM2,5月27日(金) AM1
[現地ポスター発表] 5月26日(木) PM3
[オンラインポスター発表] 6月3日(金) 11:00-13:00
コンビーナ:針金 由美子
ハイライト論文
講演番号:MGI32-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:国際深海科学掘削計画(IODP)第386次研究航海「日本海溝地震履歴研究」:超深海日本海溝底堆積物の長尺大口径ピストンコアリングから過去の巨大地震の痕跡を探る
発表者(所属):池原 研(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
講演日時:5月26日(木) 15:30~15:45
コンビーナからの推薦文
本研究はIODP Exp. 386での長尺大口径ピストンコアリングによる海溝底堆積物を用いて、日本海溝周辺での巨大地震の特徴や発生過程などを明らかにしています。この成果は今後起こるであろう地震による災害を減少させる手がかりとして期待されると同時に、今後の掘削科学に関連する技術の発展へも貢献すると考え、本研究を推薦いたします。
5月27日
A-AS04 Extreme Events: Observations and Modeling
開催日:
[口頭発表] 5月27日(金) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月27日(金) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:Sridhara Nayak
ハイライト論文
講演番号:AAS04-01
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Escalating Global Exposure to Compound Heat-Humidity Extremes with Warming
発表者(所属):Jiacan Yuan(Fudan University)
講演日時:5月27日(金) 09:00~09:15
コンビーナからの推薦文
Recent and future increase in heatwaves is a subject of social concern. Many studies focus on the change in temperature. However, the present study evaluates the future changes in wet bulb temperature affecting human health. The result demonstrates that the historical ~1 °C of global-mean surface air temperature increase above preindustrial levels has already increased the population annually exposed to at least one day with wet bulb glob temperature (WBGT) exceeding 33 °C. It has been discussed that if future population growth is accounted for, the population exposed to life-threatening WBGT also increases.
A-CG43 北極域の科学
開催日:
[口頭発表] 5月27日(金) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月27日(金) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:小野純
H-TT18 環境トレーサビリティ手法の開発と適用
開催日:
[口頭発表] 5月27日(金) AM2・PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月27日(金) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:陀安 一郎
ハイライト論文
講演番号:HTT18-07
講演形態:口頭発表
発表タイトル:岡山県・鳥取県一級水系の水質と長期変動
発表者(所属):山下 勝行(岡山大学大学院自然科学研究科)
講演日時:5月27日(金) 15:30~15:45
コンビーナからの推薦文
岡山県と鳥取県の主要河川において545地点から850以上の主要・微量元素濃度および、酸素・水素・イオウ・ストロンチウム同位体比の詳細な地図が作成され、地域における環境の違いが明らかになりました。
講演番号:HTT18-08
講演形態:口頭発表
発表タイトル:Zinc stable isotopes in trace metal fractions of sediment cores from metal polluted areas
発表者(所属):Kai Nils Nitzsche(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)
講演日時:5月27日(金) 15:45~16:00
コンビーナからの推薦文
堆積物コアの画分別亜鉛安定同位体比分析という新しい手法によって、人為起源の亜鉛を特定することができ、琵琶湖および大阪湾の過去の亜鉛汚染状況がわかりました。
M-GI32 地球掘削科学
開催日:
[口頭発表] 5月26日(木) PM1・ PM2,5月27日(金) AM1
[現地ポスター発表] 5月26日(木) PM3
[オンラインポスター発表] 6月3日(金) 11:00-13:00
コンビーナ:針金 由美子
5月29日(オンラインポスター期間)
A-AS04 Extreme Events: Observations and Modeling
開催日:
[口頭発表] 5月27日(金) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月27日(金) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:Sridhara Nayak
ハイライト論文
講演番号:AAS04-P03
講演形態:ポスター発表
発表タイトル:Impact of climate change on the scaling of specific humidity with temperature over Japan
発表者(所属):Sridhara Nayak(Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University)
講演日時:5月29日(日) 11:00~13:00
コンビーナからの推薦文
The present study examines the change in frequency and intensity of extremely heavy precipitation under global warming conditions. The results demonstrate that the increase in peak precipitation intensity and the rate of precipitation increase against temperature in future warming climate are attributed to the decrease in temperature lapse rate and increase in atmospheric water vapor and convective available potential energy. Overall analysis suggests that the extremely heavy precipitations in future warming climate will be more intense and may cause local flooding and landslides and Clausius–Clapeyron scaling of extreme precipitations exists up to certain temperature over western parts of Japan.
A-CG43 北極域の科学
開催日:
[口頭発表] 5月27日(金) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月27日(金) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:小野純
H-TT18 環境トレーサビリティ手法の開発と適用
開催日:
[口頭発表] 5月27日(金) AM2・PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月27日(金) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:陀安 一郎
G-04 地球科学関連教育と情報デザイン
開催日:
[口頭発表] 5月22日(日) AM2
[現地ポスター発表] 5月22日(日) PM3
[オンラインポスター発表] 5月29日(日) 11:00-13:00
コンビーナ:松岡 東香
5月30日(オンラインポスター期間)
M-IS19 地球科学としての海洋プラスチック
開催日:
[口頭発表] 5月22日(日) AM2
[現地ポスター発表] 5月22日(日) PM3
[オンラインポスター発表] 5月30日(月) 11:00-13:00
コンビーナ:磯辺 篤彦
ハイライト論文
講演番号:MIS19-P02
講演形態:ポスター発表
発表タイトル:世界各国における廃プラスチック政策のAIによる収集と政策評価の可能性
発表者(所属):佐々木 創(中央大学)
講演日時:5月30日(月) 11:00~13:00
コンビーナからの推薦文
海洋プラスチック対策として世界130カ国以上で使い捨てプラスチックの使用規制やリサイクル対策が導入されている。人工知能(AI)を活用し政策情報をデータベース化し、政策評価した取り組みは新規であり波及が大きい
5月31日(オンラインポスター期間)
P-PS04 火星と火星衛星
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) PM1・PM2,5月24日(火) AM1
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:宮本 英昭
H-CG24 原子力と地球惑星科学
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) AM2
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:竹内 真司
S-IT18 GEOPHYSICAL PROPERTIES AND TRANSPORT PROCESSES IN THE DEEP CRUST AND MANTLE
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) AM1, AM2>
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:Bjorn Mysen
B-GM02 岩石生命相互作用とその応用
開催日:
[口頭発表] 5月23日(月) PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月23日(月) PM3
[オンラインポスター発表] 5月31日(火) 11:00-13:00
コンビーナ:鈴木 庸平
6月1日(オンラインポスター期間)
P-EM13 Coupling processes in the atmosphere-ionosphere system
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) PM1・PM2,5月25日(水) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:Liu Huixin
P-EM14 Frontiers in solar physics
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1, AM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:横山 央明
A-HW24 流域圏生態系における物質輸送と循環:源流から沿岸海域まで
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1・AM2・PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:安元 純
H-SC06 地球温暖化防⽌と地学(CO2地中貯留・有効利⽤、地球⼯学)
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM2・PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:徂徠 正夫
H-DS07 地すべりおよび関連現象
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 16:00-18:00
コンビーナ:千木良 雅弘
S-VC28 International volcanology
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) AM1・AM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:Chris Conway
B-BG01 地球惑星科学 生命圏フロンティア
開催日:
[口頭発表] 5月24日(火) PM1・PM2
[現地ポスター発表] 5月24日(火) PM3
[オンラインポスター発表] 6月1日(水) 11:00-13:00
コンビーナ:鈴木 志野
6月2日(オンラインポスター期間)
U-05 Advanced understanding of Quaternary and Anthropocene hydroclimate changes in East Asia
開催日:
[口頭発表] 5月25日(水) PM2
[現地ポスター発表] 5月25日(水) PM3
[オンラインポスター発表] 6月2日(木) 11:00-13:00
コンビーナ:窪田 薫
P-PS03 太陽系小天体
開催日:
[口頭発表] 5月25日(水) PM2,5月26日(木) AM1・AM2・PM1
[現地ポスター発表] 5月25日(水) PM3
[オンラインポスター発表] 6月2日(木) 11:00-13:00
コンビーナ:岡田 達明
6月2日(オンラインポスター期間)
A-CG44 黒潮大蛇行
開催日:
[口頭発表] 5月26日(木) PM1
[現地ポスター発表] 5月26日(木) PM3
[オンラインポスター発表] 6月3日(金) 11:00-13:00
コンビーナ:西川 はつみ
M-GI32 地球掘削科学
開催日:
[口頭発表] 5月26日(木) PM1・ PM2,5月27日(金) AM1
[現地ポスター発表] 5月26日(木) PM3
[オンラインポスター発表] 6月3日(金) 11:00-13:00
コンビーナ:針金 由美子