パブリックセッション

パブリックセッション(O)は、アウトリーチ活動や、一般の方々にも地球惑星科学の成果を広くお知らせすることを目的としたセッションです。

パブリックセッションはどなたでも無料でご参加いただけます。聴講を希望される方は、当日直接会場へお越しください。事前のお申込み等は必要ありません。

2014年大会パブリックセッション開催日 4月29日(火・祝)

セッション記号 コンビーナ タイトル
スコープ
O-01 畠山 正恒 防災教育-災害を乗り越えるために私達が子ども達に教えること3
>> ポスター
地震や大雨、火山噴火などによって、我国は未曾有の災害に見舞われ、防災教育の必要性が強く訴えられている。自然災害に備えて国民が学んでおかなければ事柄は、多くの分野に跨っており、従来、分野ごとに防災のための教育が行われてきた。本セッションは、そのような防災教育への様々な試みを分野横断的に取り上げ、包括的な防災教育の在り方を探る。2014年度大会では、複雑さを増してきている「都市災害」、巨大化が憂慮される「世界の自然災害」、ならびに地域防災教育の実例を取り上げる。また、災害医療の分野では、2013年度の「災害救急期の医療」に引き続いて、「災害復興期の医療-PTSDへの対応」を取り上げる。さらに、国民の最大関心事である「原発災害」についても、福島原発事故の経過と現状、終息への道のりについて基礎的な知識の共有化を図る。
O-02 宮嶋 敏 次期学習指導要領における高校地学教育のあり方
>> 配布資料
2012年より現行学習指導要領による教育課程が実施され、物理・化学・生物・地学の基礎を付した4科目の中から3科目以上を選択することになった。このため地学の選択者数は、前学習指導要領における地学のそれに比べ約2.5倍以上の増加となり、国民の地学的リテラシー育成に関する教育環境に若干の改善傾向が見られるようになった。
国民の地学的リテラシーを高めるには、さらに地学の選択者数を増加させる必要があるが、それには高校地学教育が社会から何を要請されているかを見極め、それに相応しい内容を取り上げる必要がある。また、その内容を効果的に学習させるには、どのような科目設定を行うかが望ましいについても検討が必要である。
本セッションでは、このような観点から次期学習指導要領での高校地学教育のあり方について、招待講演者の問題提起を受けて議論を行う予定である。
O-03 原 辰彦 地球・惑星科学トップセミナー
>> リーフレット
地球惑星科学分野における最新の成果を招待講演者に分かりやすく紹介していただくアウトリーチセッションです。2005年から開催している一般公開プログラムです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。
O-04 原 辰彦 高校生によるポスター発表  >> 高校生セッション特設ページへ
>> 受賞校結果速報
高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表します。 地球惑星科学分野の第一線の研究者と同じ会場で発表し、研究者と議論できる機会を提供します。2006年から開催しているパブリックセッションです。日本地球惑星科学連合の広報普及委員がコンビーナーです。
O-05 若狭 幸 地球惑星科学系研究者のワークライフバランスとキャリア形成
>> リーフレット
社会のため、科学技術の発展のため、真理の追究のため、日々努力する科学者たちの日常を考えるセッションです。昨年・一昨年に開催した「イクメンシンポ」の門戸を広げ、ライフワークバランスについて、我が国と他の国とを比較しながら、広く考えていきます。有期雇用(ポスドク)問題をはじめとする若手科学者達が抱えている問題についても議論したいと思います。
O-06 渡辺 真人 日本のジオパーク   開催日 4月30日(水)
日本のジオパークの活動の紹介に関する発表と、新規ジオパークの申請内容、および世界ジオパーク申請希望地域の申請内容に関する発表を行う。新規申請ジオパークの発表は、日本ジオパーク委員会の審査の一部である公開プレゼンテーションとして行う。
O-07 原 辰彦 Special NASA Lecture
>> NASA HW展示特設ページへ  >> リーフレット
In this public session, an invited NASA researcher presents a special public lecture. The main target audience are high school students, while it is also open for the public. The lecture is given in English.