固体地球科学セクション
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 セクションの紹介
 
 
地殻,マントル,コアからなる固体地球の組成・状態・構造と,様々な時間・空間スケールにおける,それらの進化過程の理解と将来予測をめざす研究分野である.固体地球科学を構成する学問分野は非常に幅広く,様々な分野を含んでいる.固体地球科学においては,近年になって,地球内部の詳細が地球物理観測と物質科学の共同作業により描像されつつある.この現在像は地球進化の過程のスナップショットであるため,地球進化過程の理解と将来予測にむけては,地球表層に残された地層記録,各時代のマントル情報を反映した火成岩の岩石学的・地球化学的解析が重要である.また,地表環境変動の理解には,地質時代を通じた堆積層の解析が不可欠となる.さらに,物質科学,観測科学としての側面に加えて,固体地球科学は,広い意味での歴史科学的要素をも含んでいる.地球形成以来の地球内部および地球表層を通じた揮発性成分の移動・循環は,大気・海洋環境と密接に関係するため,地球表層の環境変動研究との連携が重要となるだろう.また,固体地球の研究には,地球の起源,初期地球における中心核の形成,ジャイアントインパクトと月・地球系の形成など惑星としての地球に対する視点も欠かせない.そして,固体地球科学は,純粋基礎科学としての側面に加え,人類の生存に関わる資源探査や自然災害の軽減といった応用科学の研究をも含んでいる.
キーワード:地殻,マントル,コア,プレートテクトニクス,深海掘削,地震,火山,トモグラフィ,地殻変動,同位体・微量・微小領域分析,地質,岩石,鉱物,超高圧
キーワード:地殻,マントル,コア,プレートテクトニクス,深海掘削,地震,火山,トモグラフィ,地殻変動,同位体・微量・微小領域分析,地質,岩石,鉱物,超高圧
		セクションボードメンバー 2024-2026
	
	| プレジデント | 田中 聡 | 海洋研究開発機構 | 
| バイスプレジデント | 沖野 郷子 | 東京大学 | 
| バイスプレジデント | 片山 郁夫 | 広島大学 | 
| 幹事 | 河上 哲生 | 京都大学 | 
| 阿部 なつ江 | 海洋研究開発機構 | |
| 入舩 徹男 | 愛媛大学 | |
| 岩森 光 | 東京大学 | |
| ウォリス サイモン | 東京大学 | |
| 大園 真子 | 北海道大学 | |
| 大谷 栄治 | 東北大学 | |
| 大谷 真紀子 | 京都大学 | |
| 奥村 聡 | 東北大学 | |
| 鍵 裕之 | 東京大学 | |
| 川本 竜彦 | 静岡大学 | |
| 久家 慶子 | 京都大学 | |
| Satish-Kumar Madhusoodhan | 新潟大学 | |
| 佐野 有司 | 高知大学 | |
| 島 伸和 | 神戸大学 | |
| 鈴木 勝彦 | 海洋研究開発機構 | |
| 田上 高広 | 京都大学 | |
| 田阪 美樹 | 静岡大学 | |
| 田所 敬一 | 名古屋大学 | |
| 田中 佐千子 | 防災科学技術研究所 | |
| 土屋 旬 | 愛媛大学 | |
| 中村 美千彦 | 東北大学 | |
| 中村 佳博 | 産業技術総合研究所 | |
| 成瀬 元 | 京都大学 | |
| 針金 由美子 | 産業技術総合研究所 | |
| 伴 雅雄 | 山形大学 | |
| 東野 文子 | 京都大学 | |
| 日野 亮太 | 東北大学 | |
| 古屋 正人 | 北海道大学 | |
| 星出 隆志 | 秋田大学 | |
| 前野 深 | 東京大学 | |
| 道林 克禎 | 名古屋大学 | |
| 森下 知晃 | 金沢大学 | |
| 吉田 茂生 | 九州大学 | 
