メールニュース

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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 5月号 No.338 2020/05/11
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言 会長 川幡穂高
┃2.2020年オンライン大会のお知らせ【重要】
┃ ・開催形式
┃ ・発表資料ポリシー
┃ ・参加登録
┃ ・参加登録料
┃ ・各種申請
┃3. 日本地球惑星科学連合編『地球・惑星・生命』刊行のお知らせ
┃4. PEPSからのお知らせ
┃ ・日本地震学会論文賞受賞
┃ ・SPEPS(Special call for excellent papers on hot topics)の提案募集
┃5.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言
公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高

 新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発せられ,さまざまな
自粛行動等が要請されました.現状では爆発的な感染の拡大にはならないよ
うですが,今後の努力が肝要です. メール(4月15日,5月6日)や大会ウェ
ブサイトでお知らせしましたとおり,「JpGU-AGU Joint Meeting 2020」 は
7月12日(日)~16日(木)に,オンライン(virtual)方式での開催となりまし
た.大会に関するアンケートにご協力いただき,どうもありがとうございま
した.皆様のコメントも参考にしながら,検討を重ねた結果,各レギュラー
セッションについては,「画像やテキストに加え動画や音声の組み込み」と
「双方向コミュニケーションツール」の併用も可能な iPosterを採用し「リ
アルタイムで研究成果を議論し交流する場」を提供することを目的としてコ
ンビーナの采配を重視したDiscussion Forum Session (DFS)という新規形態
のセッションを採用することとなりました.パブリックセッションなど一部
についてはライブ配信も検討しています. 「iPosterは初めて」との方も多
いかと思われますが,簡便利用から,高度な発表様式まで,好みに応じたバ
ージョンが用意されております.作成の方法のイメージが湧くと思いますの
で,ぜひ下記サイトよりビデオをご覧ください.

http://www.jpgu.org/meeting_j2020/test/iPosterdemo_0430_j.html
http://www.jpgu.org/meeting_j2020/test/iPosterdemo02_0430_j.html
 今年の「JpGU-AGU Joint Meeting 2020」は「JpGU30周年記念大会」と重
なり,AGU, EGU, AOGSからのPresidentの特別講演も予定されていましたが
来年に順延の方向で検討しています.また,フェローやJpGU三宅賞,JpGU30
周年記念感謝状の贈呈式も,人が集える段階での開催としました.
 さて,特別講演を含めたセッションの重要テーマは「Geothics,地球惑星
科学者の行動規範」でした.大会に先立ち,JpGUでは「行動規範」,「倫理
委員会規則」を定めました:(1) 研究者の責務と公正な研究の推進-自己の
行動に対する法的・社会的・倫理的責任の自覚,(2) 健全かつ持続的な研究
環境の構-ハラスメントのない健全な研究社会,(3) 研究成果と技術の発信
-OpenScience・Open Dataの推進,(4) 地球惑星科学の正しい知識の普及-
防災・環境に関する正しい知識の社会伝達,(5) 自然と科学・人間社会との
信頼構築,が大きな5つの柱です.私達は,地球環境及び社会における使命
と責任を自覚して,法令を遵守し,良識に基づき真摯かつ誠実な態度で活動
に取り組むことが求められています.これらを,きちんと遵守することで,
コミュニティ内外における相互の信頼が確立し,調査・研究・教育なども進
展すると考えています.
 「Ethics(倫理)」は,当たり前で,特別規定するものではない,と心の
中で思われる方もおられるかもしれません.その背景には,「倫理」は,研
究業績や経済的利益の創出とはあまり関係がないとの誤解があるかもしれま
せん.10年以上前ですが,日経ビジネスという経済誌に,倫理性の高い企業
にのみに投資する投資信託は,10~30年程度の長期では,他の投資信託と比
べて明らかに高い成績を示すという記事が掲載されていました.会社として
「倫理」的な重大な事故を起こさない,安心して社員が協力できる,という
2つの大きな利点が挙げられていました.
 最後になりますが,新型コロナウイルス感染拡大阻止の各種制限によって
慣れないオンライン授業や会議で,仕事やストレスが増えてしまった方も多
くおられると思います.しかし,先月のニュースでも記しましたが,「オン
ライン(virtual)発表」の将来的な発展の余地は非常に高いので, ぜひ,
初めての「オンライン(virtual)大会」に参加し, 新方式の発表にアイデ
アをこめていただければと思います.よろしくお願いいたします.

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└■ 2.2020年オンライン大会のお知らせ【重要】

大会運営委員会では,様々な視点から検討を重ね,2020年のオンライン大会
を下記の方式で行うこととしました.

(1) 開催形式

・レギュラーセッションのすべての口頭及びポスター発表は,ネットワーク
環境の不具合等のリスクの軽減や,インタラクティブな発表の場の提供する
ことを目的に,画像やテキストに加え動画や音声の組み込みや双方向コミュ
ニケーションツールの併用も可能な「iPoster」を採用します.

・各レギュラーセッションにおいては,Discussion Forum Session (DFS)を
午前中に開催し,ライブ配信します.なお,1コマセッション及びポスター
セッションは45分,2コマ以上のセッションには90分を割り当てます.また
開催曜日は当初プログラムから変更ありません.

・パブリックセッション及びユニオンセッションの一部や,ランチタイムセ
ミナー等の各イベントについては,セッションの希望や実施可能性に応じて
ライブ配信することを検討しています.

(2) 発表資料ポリシー

JpGUは,オンライン大会に向け,みなさまが安心して発表・参加ができます
よう,AGU等も参考にして,以下の発表資料ポリシーを定めました.

発表資料(動画・音声を除く)は,発表者が拒否した場合を除き,参加者に
よるスクリーンショットやダウンロード等を可能とします.ただし,発表者
の承諾なしにそれらの他への公開・配布を禁止します.また,その取り扱い
には研究者倫理を遵守することを求めます.

詳細は下記URLをご覧ください.
http://www.jpgu.org/meeting_j2020/files/virtual_copyright.pdf

(3) 参加登録

2020年大会の参加登録は,いったんすべてキャンセル手続きを行い,返金の
手続きも完了いたしました.なお,返金手続きの反映時期は,各クレジット
会社によって異なります.

現在2020年オンライン大会の参加登録受付の準備をしております.受付開始
時期については,システムの準備ができ次第ご案内いたしますので,もうし
ばらくお待ちください.

(4) 参加登録料

今大会については,参加登録料は早期・通常等の区分なく,一律の料金とい
たします.

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■会員割引料金【正会員/ AGU・EGU・AOGSメンバー】
一般:14,300円 
小中校教員,大学院生,シニア(※) :7,700円
大学生以下:無料
※EGU・AOGS会員はシニアの区分はありませんので,一般料金となります.
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■正規料金【大会IDを取得していただきます】
一般:23,100円 
小中校教員,大学院生:14,300円
大学生以下:無料
※大会IDにはシニア区分はありません.
※会員登録していただければ会員料金が適用されます.
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※すべて税込み価格
★パブリック(一般公開)セッションのみの参加は無料です.

(5) 各種申請

〇追加投稿
2020年のオンライン大会では,追加発表の投稿を受け付けます.受付期間や
詳細については後日お知らせいたします.なお,投稿は既存のセッションへ
の投稿とし,セッションコンビーナにより採否が決定されます.

〇発表取下げ
発表の取下げをご希望される場合は,後日お知らせする期日までに「取下げ
申請」をお願いします.なお,投稿料の返金は致しかねますのであらかじめ
ご了承ください.

〇アブストラクトの変更
すでに採択された投稿内容の変更・修正はできません.

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└■ 3.日本地球惑星科学連合編『地球・惑星・生命』刊行のお知らせ

JpGU30周年記念事業のひとつとして,このたび日本地球惑星科学連合編集の
書籍『地球・惑星・生命』が刊行されることになりました.本書は,これま
でに JpGU ニュースレター誌 Japan Geoscience Letters (JGL) で取り上げ
てきたトピックスに関連して地球惑星科学を広くカバーする話題を取り上げ
て,地球惑星科学の現在地とこれからを示すものとして,各分野の第一人者
の方々に,21編のトピックスと8編のコラムを新たに書き下ろしていただき
ました.目次は以下のサイトでご覧いただけます.
http://www.utp.or.jp/book/b507926.html

日本地球惑星科学連合編『地球・惑星・生命』刊行のお知らせ

地球惑星科学に興味をお持ちの一般の方や,これから地球惑星科学を学ぼう
とする高校生・大学生の方だけでなく,大学院生や専門家の方にも,自身の
研究テーマから少し離れた分野の最前線を理解し,あらためて地球惑星科学
を包括的に考える機会としていただければと思います.

書籍情報:
「地球・惑星・生命」
日本地球惑星科学連合 編(東京大学出版会)
ISBN978-4-13-063715-2
発売日:2020年05月29日

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└■ 4.PEPSからのお知らせ

(1) 日本地震学会論文賞受賞

PEPSに掲載された下記2論文が,2019年度日本地震学会論文賞を受賞しました.

@ Variations in precursory slip behavior resulting from frictional
heterogeneity
矢部 優, 井出 哲
https://doi.org/10.1186/s40645-018-0201-x (Published: 22 August 2018)
日本語Abstract:『摩擦不均質断層における前駆滑りの振る舞い』
http://progearthplanetsci.org/highlights_j/191.html

@ Adjoint tomography of the crust and upper mantle structure beneath
the Kanto region using broadband seismograms
三好 崇之,大林 政行,Peter D,東野 陽子,坪井 誠司
https://doi.org/10.1186/s40645-017-0143-8 (Published: 3 October 2017)
日本語Abstract:『広帯域地震波形を用いた関東地域下における地殻・上部
マントル構造のアジョイントトモグラフィー』
http://progearthplanetsci.org/highlights_j/133.html

(2) SPEPS(Special call for excellent papers on hot topics)の提案募集

PEPSではSPEPSという解放型の特集号を扱っています.
JpGU-AGU Joint Meeting 2020: Virtualのセッションやプロジェクトの成果
の発表をご検討中の方は,peps_edit@jpgu.orgにお問い合わせください.
SPEPSの一覧は下記でご確認いただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/articles/collections

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└■ 5.新着情報

(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)

※イベント開催状況については,各ホームページ等でご確認ください.

日本学術会議 学術フォーラム 「Covid-19とオープンサイエンス」
日時:2020年6月3日(水) 10:30-16:00
場所:インターネット公開
主催:日本学術会議
内容:学術の成果をオープン化して広く共有することにより,研究の進展を
加速し,学術的知見の導出の拠り所となる研究資料・データと研究成果の再
現性を高めることを目的とした「オープンサイエンス」の方向性が世界的に
注目されている.世界的なウイルス感染の拡大の中,オープンサイエンスの
深化と推進の方向性を議 論し,新しい科学の推進の在り方を問う.
http://www.scj.go.jp/ja/event/2020/287-s-0603.html

(2) 募集

令和2年度地球シミュレータ特別推進課題 (成果創出加速) (締切2020/12/28)
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/

(3) 公募/求人

金沢大学環日本海域環境研究センター 教授 (締切2020/5/15)
http://www.ki-net.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/01/koubo_prof_ja.pdf

一般財団法人 電力中央研究所 研究員(正職員) (締切2020/5/29)
https://recruit.denken.jp/kadai/post-399/

国立研究開発法人 海洋研究開発機構 地球環境部門 地球表層システム研究センター
物質循環・人間圏研究グループ ポストドクトラル研究員 (締切2020/5/29)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/ess20200529.html

千葉大学 理学研究院地球科学研究部門 准教授またはテニュアトラック助教 (締切2020/6/01)
http://www.s.chiba-u.ac.jp/pr/e_20200401.html

東京大学 地震研究所 技術職員(観測系) (締切2020/6/10)

採用情報

東京大学 大気海洋研究所 気候システム研究系(気候システムモデリング研究分野) 特任研究員 (締切2020/6/12)
https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/recruit/20200612.html

東京大学 大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 助教 (締切2020/6/15)
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/recruit/?id=1144

東京理科大学 理学部第一部物理学科 教授または准教授 (締切2020/6/30)
https://www.tus.ac.jp/boshuu/pdf/koubo20200630_ri1_phy.pdf

山口大学 大学院創成科学研究科理学系学域 地球科学分野 講師または助教 (締切2020/6/30)
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/library/user_data/upload/Image/kobo/2019/20030202_tikyu.pdf

関西学院大学 生命環境学部環境応用化学科(仮称) 教授,准教授または専任講師 (締切2020/7/31)
https://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/ja/modules/recruitment9/

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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会

発行:川幡 穂高(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
公益社団法人日本地球惑星科学連合 (http://www.jpgu.org/)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル4階

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