メールニュース

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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 12月号 No.318 2018/12/10
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言 会長 川幡穂高
┃2.会員システム休止のお知らせ
┃3.2019年大会に関するお知らせ
┃ ・大会の概要
┃ ・予稿投稿・事前参加登録は2019年1月8日受付開始!
┃ ・学生優秀発表賞(OSPA)
┃ ・学生旅費助成
┃ ・会合の開催・大会アルバイト募集
┃ ・会員登録について
┃ ・展示出展者募集
┃4.第3回地球惑星科学振興西田賞推薦募集 ★締切間近(12/15)
┃5.日本地球惑星科学連合フェロー推薦募集 ★締切間近(12/31)
┃6.委員会等から
┃ ・グローバル戦略委員会
┃ ・広報普及委員会
┃7.PEPSからのお知らせ
┃ ・APC(論文掲載料)改定のお知らせ
┃ ・PEPSの最新出版論文
┃8.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言
          公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高

 今年も1年が終わろうとしています.連合大会では期間中の保育にも力を
入れてきました.2018年には会場内に部屋を確保して保育ルームを設置し,
2017年には近隣の保育施設にお願いして対応してきました.今後とも,小さ
なお子様連れの研究者が日本地球惑星科学連合大会で充実した時間をご満足
いただけるよう,努力したいと思っております.
 今日は保育に関係する子育てについて,興味ある事例を紹介いたします.
私達は生物学的には,「賢い・ヒト」という意味の「ホモ・サピエンス」に
属し,効率的で大きな脳を持っているのが特徴です.実は頭を使うには大き
なエネルギー消費が求められ,完全なヒトの脳への成熟に要す時間も長く,
脳は思春期の頃にようやく完成します.このことは,「大きな脳を持つ霊長
類は長期間,親に頼る」ことを意味します.
 もし,霊長類などで,お世話役の親が死んでしまうと,子供の死亡率は高
くなってしまいます.一方,世話をしない親の死は,子供の生存率にあまり
影響を及ぼさないと予想されます.生物学者Allman教授は「霊長類の父親か
母親のうち,子供の世話を大いに負担する方が長生きする」という仮説をた
てました.霊長類に属する大型類人猿(チンパンジー,ゴリラ,オランウー
タンなど)では,基本的に雌が子供の世話の大半かすべてを担っています.
このグループでは雌の方がはるかに長生きし,飼育下にあるチンパンジーの
場合,雌は雄より平均で42%も長生きします.猿類の研究によると,雌が子
育ての大半を受け持つのが普通で,雌の寿命は雄と比べて長くなります.広
大なアフリカ・アジア大陸では,雄が子育てする唯一の猿はフクロテナガザ
ルで,ご褒美なのかもしれませんが,これは雄の寿命が雌より長くなってい
る唯一の類人猿です.南・中央アメリカ大陸のヨザルとティティモンキーは,
雄雌が強い絆をもち,つがいで暮らします.雄が積極的に子育てし,寿命も
雄が雌より長くなっています.ヨザルでは父親が死んでも母親がその子を育
てないことも観察されており,子供の生存は父親の肩にかかっています.ま
とめると,「霊長類では,授乳で子供に栄養を与えることができるのは雌で,
しかも子育てするので,基本的に雌の寿命が長くなっています」.
 子育ては,多大なエネルギーを子供にかけているので,生存率を下げてし
まうと思われがちですが,データはこの予想を否定しています.生存優位性
の差の大小は,子供への世話の量の差に一致しています.母親がほぼ一人で
子を育てる大型類人猿の場合,雌の優位性は大きくなります.ヒトの男性の
子育てに対する貢献度は金銭も含めて高いですが,主たる世話係は女性なの
で,生存優位性(5‐8%)が見られます.昔は出産に伴う死亡があったとの
指摘もありますが,この優位性は昔から変わっていません.生存優位性に関
し,2つの時期に対応した要因が指摘されています:① 若年期の「危険から
の回避」は,子供まで危険にさらすことを避けるために自分が危険を冒さな
いことを指します. ② 成人から老年期の「ストレスからの回避」は,ホル
モンの分泌も含めて,ストレス軽減作用による成人病などの抑制を意味しま
す.ストレスを引き起こす害から世話係を守る遺伝子が自然淘汰(あるいは
選択)により進化したかもしれないと言われています.
 イクメンが増えたと言われる現代ですが,家事・育児を主に担当している
のは,「ママ」が多いのが現状です.実際,家事・育児の1週間の合計時間
は,2017年(2016年)時点で,夫は67分(54分),妻は327分(329分)です
(日経).世界で13万人を対象とした調査では,1日30分の運動により死亡
リスクは3割弱低下するとのことです.本格的な運動である必要はなく「家
事」でも十分とのことです(Newsweek).クリスマスからお正月にかけては
家族とたっぷりと過ごせる大チャンスです.最終的に皆様の幸せを増進し,
寿命を延ばす家事・育児にも励んでいただければと思います.よいお年をお
迎えください.

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└■ 2.会員システム休止のお知らせ

2019年大会の準備に伴い,2018年12月17日(月)17:00から,2019年1月8日(火)
14:00まで会員システムが休止します.会員の皆様にはご不便をおかけします
が,何卒ご理解とご協力をお願いいたします.

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└■ 3.2019年大会に関するお知らせ

(1) 大会の概要

日本地球惑星科学連合2019年大会
日時:2019年5月26日(日)~30日(木)
会場:千葉県幕張メッセ

・2019年大会のセッション情報が公開されました.
セッションリスト
https://www.jpgu.org/meeting_2019/SessionList_jp/index.htm
コマ割
https://www.jpgu.org/meeting_2019/downloads/program1201_j.pdf

・2019年大会ユニオンセッション
U-01 26日(日)
[E] JpGU-AGU-EGU Great Debate: Impact of research assessment and going
forward
U-02 26日(日)
[E] 地球惑星科学分野のダイバーシティ推進状況:国際的な視点から
U-03 28日(火)
[J] 地球惑星科学における学術出版の将来
U-04 29日(水)
[J] 地球惑星科学における高速過程を捉える
U-05 27日(月)
[J] 地球惑星科学の進むべき道9:大型研究計画とマスタープラン2020
U-06 30日(木)
[J] 100周年を迎えるIUGGへの日本の貢献
U-07 29日(水)
[J] 連合の環境・災害への対応─予期せぬ地質災害の衝撃に備える─
U-08 30日(木)
[J] 連日本地球惑星科学連合の将来に向けた大会参加者からの意見と提言

・2019年大会パブリックセッション
O-01 26日(日)
[J] ブラタモリの探究-「つたわる科学」のつくりかた
O-02 26日(日)
[J] 地球・惑星科学トップセミナー
O-03 26日(日)
[J] 高校生によるポスター発表
O-04 26日(日)
[J] 社会とJpGUとの相互交流によって創る新しい地球惑星科学教育
O-05 26日(日)
[J] 日本人がやりがちなおかしな英語
O-06 26日(日)
[J] 激甚化する風水害にどう対応するか
O-07 26日(日)
[J] キッチン地球科学:手を動かす実験で頭脳を刺激しよう!
O-08 26日(日)
[J] ジオパークで地球活動をイメージする-ジオ多様性の大切さを知ろう-

(2) 予稿投稿・事前参加登録は2019年1月8日受付開始!

今後の大会関連スケジュール

予稿投稿期間:1月 8日(火)~2月19日(火)
早期投稿締切:2月 4日(月) 23:59
最終締め切り:2月19日(火) 17:00

参加登録受付期間:1月8日(火)~5月30日(木)
早期事前参加登録締切:5月8日(水) 23:59
※早期登録締切後も,事前登録は通常料金にてオンラインで随時行えます.

たくさんの投稿および参加登録をお待ちしております.

◎投稿料

早期投稿料 ¥3,000(税込¥3,240)/1件
通常投稿料 ¥4,000(税込¥4,320)/1件

◎参加登録料

JpGUの正会員及びAGU・AOGS・EGU会員の皆様には,会員割引料金にて参加登
録を行っていただけます.

参加登録料はこちらからご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/information.php#information_menu06_h2_03

身分(一般/小中高教員/大学院生/学部生以下/シニア), 登録期間(早期
/通常),券種(全日程券/一日券)及び会員種別(会員/非会員)で料金
が異なります.

※大会参加ID(19から始まるIDの方)をお持ちの方は非会員です.
※学部生以下の方の参加費は無料です.

■2019年大会からの変更点についてのお願い

【シニア正会員の方へ】
2019年大会から,シニア正会員の方からも参加登録料をご負担いただくこと
になりました.経緯と詳細については大会ページの財務委員長からのお知ら
せをご覧ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/information.php#zaimu

(3) 学生優秀発表賞(OSPA)

日本地球惑星科学連合大会では,優秀な発表を行った学生を表彰する「学生
優秀発表賞」を設けています.

・エントリーについて
エントリー受付期間:2019年1月8日(火)~2月19日(火) 17:00
エントリー方法:投稿終了後,会員システムよりエントリーをしてください
募集要項:2018年12月下旬公開
※2018年大会よりエントリーの受付方法が変更となりました.エントリーを
ご希望される方は投稿時ではなく,投稿完了後にご自分の会員画面より申請
をお願いします.

・審査員募集
学生優秀発表賞は,毎年ボランティアでお引き受けいただいた審査員の方々
のご協力で成り立っています.2019年大会でも,審査員を引き受けてくださ
る会員の方を募集いたします.審査員登録は投稿時にご自身で行うことがで
きます.また,投稿期間後も登録をしていただくことが可能です.詳細や方
法については大会ホームページ等にてご案内をさせていただきます.ぜひご
協力をお願いします.

(4) 学生旅費助成

学生を対象とした旅費の助成を行います.

申請資格
・申請時点で学生(高校生から大学院生)であること
・第一著者かつ発表者であること(ポスター可)

なお,申請者の多様性と旅費補助の必要性を考慮して助成対象者の選定を行
います.

申請受付開始 2019年1月 8日(火)
申請受付締切 2019年2月21日(木)
結果の通知  2019年3月13日(水)

*旅費の助成確定を待っての投稿はできません.

(5) 会合の開催・大会アルバイト募集

発表プログラムの確定後に募集を開始いたします.3月下旬頃を予定してお
りますのでしばらくお待ちください.

(6) 会員登録について

2019年1月8日(火)から2019年度の会員年度が始まります.それ以前に正会員
登録をされますと2018年度及び2019年度の年会費が発生いたしますので,ご
了承ください.

(7) 展示出展者募集

展示出展者募集

本大会を情報発信や新たな交流の場として活用しませんか?

日本最大の地球惑星科学関連学会の大会である連合大会では,年々各種ブー
スの出展数が増え,参加者だけでなく出展者の皆さまからもご好評をいただ
いています.また,大会事務局では,展示ブースをこれまで以上に盛り上げ
るための企画準備を進めています.

2019年大会では,2018年大会をさらに上回るブース数をご用意しましたが,
既に半数のお申し込みがありました.ブース位置は先着順となっております
ので,是非お早目のお申込みをお願いいたします.

なお,システムメンテナンスにより,12月17日~ 1月中旬までのお申し込み
や紹介文のご入力等が一時的に休止となります.ご理解とご協力をお願いい
たします.

詳細・申込方法は下記大会公式ホームページをご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibitors.php

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└■ 4.第3回地球惑星科学振興西田賞推薦募集 ★締切間近(12/15)

日本地球惑星科学連合は,第3回地球惑星科学振興西田賞の候補者を募集い
たします.この賞は国際的に評価を得ている優れた45歳未満の中堅研究者を
表彰するものとして2014年に創設いたしました.現在,会員による推薦,も
しくは自薦を受け付けております.

推薦方法:下記詳細をご覧の上,締切までに必要書類をお送りください.
推薦締切:2018年12月15日(土)必着
募集詳細:https://www.jpgu.org/articles/20181001nishidaprizeprogram.html
参考:過去の受賞者
https://www.jpgu.org/awards/nishidaprize.html

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└■ 5.2019年度日本地球惑星科学連合フェロー推薦募集 ★締切間近(12/31)

日本地球惑星科学連合では2019年度連合フェローの推薦を受付中です.以下
のいずれかに該当する方を,是非ご推薦ください.

・地球惑星科学研究領域におけるパラダイムシフトやブレークスルーもしく
は発見などを中心に,地球惑星科学の学術の発展に著しい貢献をした方.

・日本の地球惑星科学の発展,あるいは地球惑星科学の知識普及に著しい貢
献をした方.

推薦方法:下記詳細をご覧の上,締切までに必要書類をお送りください.
推薦締切:2018年12月31日(月) 必着
募集詳細:https://www.jpgu.org/articles/20181001fellowprogram.html
参  考:連合フェロー紹介ウェブページ
https://www.jpgu.org/awards/jpgufellow.html

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└■ 6.委員会等から

(1) グローバル戦略委員会

AGU Fall Meeting でのブース出展のお知らせ

12月10日(月)~14日(金)にWashington D.C.で開催されております AGU Fall
Meeting 2018において,今回もJpGUのブースを出展いたします.日本地球惑
星科学連合2019年大会においても AGUとのジョイントセッションが数多く開
催予定であり,また2020年大会が AGUとの二回目のジョイント大会 (JpGU-
AGU Joint Meeting 2020)として開催されることなども宣伝する予定です.
ブース番号は#1347です.AGU Fall Meeting にご参加されている方は,ぜひ
JpGUブースへお立ち寄りください.

◎2019年大会でJoint Sessionを開催されるコンビ-ナの先生方へ
AGU Fall Meeting 2018にてJpGU 2019で開催される Joint Sessionのプロモ
ーションリーフを配布いたします.Fall Meetingでセッションを開催される
場合や AGUで出会った方などへのプロモーションにもご活用いただけますよ
う,多少の部数を用意しておりますでの,ご希望の場合にはJpGUブースにお
立ちよりください.

AGU Fall Meeting 2018 で開催されるJpGUとのco-sponsoredセッション一覧
は,下記URLからご覧いただけます.
https://agu.confex.com/agu/fm18/meetingapp.cgi/Index/CB_CoSection~JpGU:%20Japan%20GeoScience%20Union

(2) 広報普及委員会

高校生のための冬休み講座2018を開催します.未来を担う高校生に,地球惑
星科学の魅力を知ってもらうための企画です.ぜひお知り合いの高校生に声
をかけていただけますよう,お願いいたします.

名称:日本地球惑星科学連合 高校生のための冬休み講座 2018
主催:公益社団法人日本地球惑星科学連合(JpGU)
共催:東京大学大学院理学系研究科
日時:2018年12月27日(木) 13:00~16:00(開場12:30)
会場:東京大学本郷キャンパス 理学部1号館2階 小柴ホール
内容:2名の講師が「未踏の地へー地球惑星科学の挑戦」をテーマに高校生
   の皆さんに向けてお話しいたします.
  『火星の水と表層環境の進化史』臼井寛裕(JAXA-ISAS)
  『始原的な気体「メタン」と地球生命科学の未来』高野淑識(JAMSTEC)
定員:170名(先着順)
参加費:無料
対象:高校生 ※中学生の参加も可
参加方法:参加申込フォームより事前登録を行ってください.
URL:https://www.jpgu.org/public/20181227/

(3) 日本学術会議地球惑星委員会/地球・惑星圏分科会

日本学術会議から「第24期学術の大型施設計画・大規模研究計画に関するマ
スタープラン策定の方針」が公表されました.
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-h181206.pdf
提案を予定されておられる会員の方々はぜひご一読ください.

なお,第2回地球惑星科学分野大型研究計画ヒアリング(12月28日実施予定)
のエントリー締切が今週木曜日(12月13日)に迫っておりますので,提案予定
の方々はご注意ください.

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└■ 7.PEPSからのお知らせ

(1) APC(論文掲載料)改定のお知らせ

11月のメールニュースでもご案内いたしましたが,出版社(Springer-Nature)
との契約更新に伴い,1月からAPCが下記の通り改定となりますので,お知ら
せいたします.

・連合非会員:1,300EUR
・連合会員/Review論文/Paper with full data attached論文:1,040EUR (2割引)
・招待論文 :無料

新しいAPCは1月投稿分より適用となります.
論文をご準備中の方は投稿日にご留意くださるようお願いいたします.

(2) PEPSの最新出版論文

以下論文が出版されました.本文はPEPSサイトからお読みいただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/

< Space and planetary sciences >
@ Julie Brisset et al.:
Regolith behavior under asteroid-level gravity conditions: low-velocity
impact experiments.
@ Svetlana Kostic et al.:
Water on Mars: Do submarine cyclic steps exist on the red planet?

< Atmospheric and hydrospheric sciences >
@ 田上 雅浩 et al.: Seasonal variation in isotopic composition and origins
of precipitation over Bangladesh.

< Solid earth sciences >
@ 木村 学 et al.:
Punctuated Growth of an Accretionary Prism and the Onset of a Seismogenic
Megathrust in the Nankai Trough.
@ Thomas Wiersberg et al.:
Mantle-derived fluids in the Nankai Trough Kumano forarc basin.

< Biogeosciences >
@ 川口 慎介 et al.:
Cool and alkaline serpentinite formation fluid regime with scarce
microbial habitability and possible abiotic synthesis beneath the South
Chamorro Seamount.

< Interdisciplinary research >
@ Patricia Vazque et al.:
Influence of substrate and temperature on the crystallization of KNO3
droplets studied by infrared thermography.

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└■ 8.新着情報

(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)

国際シンポジウムMISASA VII「サンプルリターンとアストロバイオロジー」
日時:2018年12月20日(木)-21日(金)
場所:米子コンベンションセンター BiG SHiP
主催:岡山大学惑星物質研究所
内容:本シンポジウムでは,「はやぶさ2」プロジェクトのプロジェクトマ
ネージャ,プロジェクトサイエンティストらによる,小惑星「りゅうぐう」
に関する最新の探査結果の報告,そして今後20年にわたる探査計画に関連す
る国内外の関連研究者らとともに,将来の太陽系天体探査そしてサンプルリ
ターン計画を踏まえたアストロバイオロジーと太陽系物質科学研究の展開に
ついて深い学術的討論を行う予定です.シンポジウム後には,一般の方々を
対象としたアウトリーチ「スペースサイエンスワールド in とっとり3」 も
開催いたします.
https://sympo.misasa.okayama-u.ac.jp/misasa_vii/?lang=ja

先生のための気象教育セミナー
日時:2019年1月6日(日) 13:30-17:30
場所:田園調布学園
主催:日本気象学会 教育と普及委員会
内容:元気象庁天気相談所予報官の伊東譲司氏の講演や本委員でもある現役
気象キャスターのお話しなど,生徒の興味を引き出す実験とエピソードを紹
介します.さらに参加者間で授業のアイデアなどを一緒に考える懇談の時間
も設けます.特に気象分野の苦手な方,小学校の先生もお待ちしています.
https://www.metsoc.jp/about/educational_activities/met_edu_meeting

(2) 募集

「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2019年度第1回募集 (締切2018/12/21)
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

第10回惑星地球フォトコンテスト (締切2019/1/31)
http://www.photo.geosociety.jp

(3) 公募/求人

国立研究開発法人 科学技術振興機構 日本科学未来館 科学コミュニケーター
(締切2018/12/13)
http://www.miraikan.jst.go.jp/employment/sc_20181116.html

サンディエゴ州立大学 (San Diego State University, CA, USA) 博士課程大学院生
(Ph.D. Student) (締切2018/12/14)
http://sci.sdsu.edu/geology/jdp/opportunity/

名古屋大学宇宙地球環境研究所 統合データサイエンスセンター 特任教員
(締切2018/12/14)
http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/2018/10/koubo2018-10.pdf

国立研究開発法人海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究分野 特任技術
(締切2018/12/14)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/sugar20181214.html

京都大学大学院理学研究科 附属地磁気世界資料解析センター 教授
(締切2018/12/21)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/acceptance/other/koubo/rigaku/2018/181221_1305.html/at_view/file

名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山研究センター 研究機関研究員
(締切2018/12/25)
http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/center/images/PostDoctoralResearcher2018.pdf

国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター
地球表層物質循環研究グループ 上席研究員もしくは上席技術研究員
(締切2018/12/25)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/rcgc20181225.html

国立研究開発法人海洋研究開発機構 生物地球化学研究分野
主任研究員・主任技術研究員 (締切2019/1/7)
http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/2018/11/koubo2018-11.pdf

名古屋大学宇宙地球環境研究所 飛翔体観測推進センター 特任助教 (締切2019/1/11)
http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/2018/11/koubo2018-11.pdf

筑波大学 計算科学研究センター 宇宙物理研究部門 研究員 (締切2019/1/11)
https://www.ccs.tsukuba.ac.jp/recruit_20190111/

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科・国際人間科学部 助教 (締切2019/1/21)
https://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_page/hudev_employment_20180720_1.pdf

東京大学地震研究所 測地・地殻変動研究分野 准教授 (締切2019/1/25)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2018/11/36ab2106f1b09a2f03736eec8b16be2c-5.pdf

東京大学地震研究所 数理系研究部門 震源物理学 助教 (締切2019/1/31)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2018/11/5e45e4f11f08f86f214730012b0121af-5.pdf

京都大学大学院理学研究科 地球惑星科学専攻
地質学鉱物学分野地球テクトニクス分科 准教授 (締切2019/1/31)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/acceptance/other/koubo/rigaku/2018/190131_1305.html/at_view/file

東京大学大気海洋研究所 気候システム研究系 准教授または講師 (締切2019/1/31)
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/recruit/files/junkyoju20190131.pdf

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 助教 (締切2019/2/1)
https://www.metsoc.jp/default/wp-content/uploads/2018/12/a66653f706fa675f7505eabd3a8f9723.pdf

The University of Hong Kong, Post-doctoral Fellow (締切2019/2/28)
http://jobs.hku.hk/cw/en/job/492421

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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会

発行:川幡 穂高(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
公益社団法人日本地球惑星科学連合 (https://www.jpgu.org/)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル4階

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