メールニュース

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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 3月号 No.402 2025/03/13
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言 会長 ウォリス サイモン
┃2.2025年大会のお知らせ【重要】
┃ ・最新プログラムのお知らせ
┃ ・参加登録のお願い
┃ ・現地会場の学生アルバイトの募集について
┃ ・VISA申請のための補助書類およびInvitation Letterの発行について
┃ ・今後の日程
┃ ・2024年大会に関するお知らせ
┃3.大会イベントのお知らせ
┃4.大会展示企画-展示出展者募集
┃5.高校生セッション参加希望受付開始
┃6.JpGU2025巡検のお知らせ
┃7.委員会等から
┃ ・ダイバーシティ推進委員会
┃8.PEPSからのお知らせ
┃ ・SPEPS特集号の投稿期限延長
┃ ・注目論文紹介
┃ ・PEPSの最新出版論文
┃9.日本学術会議から
┃10.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言 会長 ウォリス サイモン

 JpGU2025年大会への投稿が終了し,プログラム委員会はプログラム全体の編成を進めています.これは一大事業です.発表件数,使用可能なスペース,関連セッションとの重複を避ける努力,時間帯への配慮など,まるで多次元的な大きなジグソーパズルのようです.完璧な解決策はありませんので,すべてのご要望にお応えできない場合もあるかもしれません.その際はどうかご容赦ください.また,フィールドトリップ(巡検)の中にはまだ空きがあるものもあります.参加を希望される方は早めにご予約ください.

 JpGU2025の外に目を向けると,世界はトランプ政権の激変に揺れています.かつてシリコンバレーの合言葉だった「Move fast and break things(素早く行動せよ,そして破壊せよ.)」が,今や政府の方針になったかのようです.確かに,迅速な決断,リスクを恐れないこと,失敗を学びの機会とする姿勢は,革新の原動力にもなり得ます.しかし,壊すのは簡単でも,構築するのはそれ以上に難しいものです.

 JpGUや主要なパートナーであるAGU,EGU,AOGS,TCGUのメンバーの中には政府機関に属している人も多く,米国の政策転換が世界に波紋を広げています.DEI(Diversity, Equity, Inclusivity)プログラムやその理念が問い直され,時には切り崩されています.しかし,特定のグループが過小評価されている現状は,全体としての能力が最大限に活かされていないことの証拠です.その解決は簡単ではなく,格差を是正すれば既得権が揺らぎ,抵抗が生まれるのも当然です.しかし,学問分野や社会全体の発展のためには,より包括的な社会の実現に向けて努力すべきであり,その短期的な苦労は,将来の長期的な利益につながると考えています.

 自分たちの将来を見据え,変化を予測し,適応できることこそ,人間の強みではないでしょうか.JpGU会員の中には,DEIの推進がコミュニティ全体の利益につながるというコンセンスがあると考えています.そして同時に,行き過ぎを指摘する声にも耳を傾けるべきです.大切なことは,私たちのコミュニティの基盤を崩さずにしなやかに前へ進むことです.

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└■ 2.2025年大会のお知らせ【重要】

(1) 最新プログラムのお知らせ

コマ割及びプログラムは,3月28日(金)公開予定です.

コマ割は,各セッションへの投稿数を基に再編成しました.そのため事前のコマ割に一部変更が生じています.ご参加予定の方は,ご自身の採択結果と合わせて,ご自身が採択されたセッションも必ずご確認ください.発表希望セッションとは異なるセッションで採択されている場合もあります.

(2) 参加登録のお願い

大会への参加には参加登録が必要となります.2025年大会は,参加者の種別によって,大会サイト(Confit)の機能設定が異なるため,特に発表者の皆さまには早期の参加登録をお願いしております.
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます.

●参加登録受付期間:3月6日(木) 14:00~
・発表者登録締切:4月17日(木) 23:59
・全参加者(参加のみの方)登録締切:5月15日(木) 23:59

5/16より大会参加サイト(Confit)の閲覧にはログインが必要となります.
5/15までに参加登録をされた方は,5/16より大会参加サイト(Confit)にログインすることが可能です.5/16まではご登録いただいてもConfitにログイン画面は表示されません.5/15までに参加登録が出来なかった方は,参加登録された翌営業日の9:00以降よりConfitログインが可能になります.参加登録は即時に反映されませんのでご注意ください.

※投稿料と参加登録料は異なります.投稿だけでは大会に参加することができませんのでご注意ください.

●参加登録は会員画面にログイン後,
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/ 左の「連合大会」メニュー→
「大会参加申込」ボタンから行ってください.

●参加費については下記URLをご覧ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2025/about.php#registration_fee
※一度お支払いされた参加登録費はキャンセルできませんのでご注意ください.

●パブリック(一般公開)セッションのみの参加は無料です.
参加登録は別システムからとなります.詳細は大会ウェブサイトにてご案内いたしますので,そちらをご参照ください.
また,パブリックセッションのみにご投稿の方には,3/12に「JpGU 2025| パブリックセッション発表者の方への参加登録のご案内」というタイトルで別途ご案内をお送りしましたので,そちらをご確認ください.

●大学学部生以下の方はすべてのセッションに無料で参加できますが,身分の証明ができる証明書の提出が必要です.参加登録を済ませた後,指定のフォームより学生証のコピー(スキャンデータ)を5月19日(月)までにお送りください.学生証をご提示いただけない場合には,一般の参加料をいただく場合がございますのでご注意ください.

●正会員の小中高教員の方の参加登録料は無料です.
参加登録完了後に,指定のフォームより小中高教員であることを示す証明書のコピー(スキャンデータ)を5月19日(月)までにお送りください.ご提示いただけない場合には,一般の参加料をいただく場合がございますのでご注意ください.

(3) 現地会場の学生アルバイトの募集について

現地会場で大会をお手伝いしていただける学生さんを募集します.アルバイトの詳細が決まり次第メールニュースにてご連絡いたします.募集開始は 4月を予定しています.

(4) VISA申請のための補助書類およびInvitation Letterの発行について

日本地球惑星科学連合では,海外からの参加に際し,必要とされる方にVISA申請のための補助書類(有料)およびInvitation Letter(無料)を発行いたします.発行には必ず申請が必要です.それぞれ決められた方法でお申込みください.

【VISA申請のための補助書類】
・申請期間:2025年3月6日(木)14:00 – 5月9日(金) 17:00
・発行期間:2025年3月28日(金) より順次
・申請条件:2025年大会の投稿者
 ※共著者やコンビーナの方で書類が必要な方は事務局までご相談ください.
・手数料:5,500円(税込み)
・書類形式:PDF
 ※原本の郵送はありません.

※こちらは補助書類の発行のための申請であり,VISAの代理申請ではありません.JpGUで用意した補助書類をご自身で各国大使館にご提出いただき,お手続きをお願いいたします.

詳細は下記URLよりご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2025/documents.php#visa_support

【Invitation Letterの発行】
・申請期間:2025年3月6日(木)14:00 – 5月30日(金)
・発行期間:2025年3月10日(月) より順次
・申請条件:申請者の参加登録が決済まで完了していること
・手数料:無料

Invitation Letterの発行については下記URLをご欄ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2025/documents.php#invitation_letter

なお,3月27日(木)に投稿者向けに送られる採択通知が,JpGUからの正式なAcceptance Letterになります.
別形式でのAcceptance Letterの発行はございません.

(5) 今後の日程

3月27日(木)    採択通知
3月28日(金)    プログラム公開
4月17日(木)23:59 発表者参加登録締切
4月22日(火)    e-posterおよびオンデマンド動画アップロード開始
5月16日(金)    予稿PDF公開

(6) 2024年大会に関するお知らせ

2024年大会参加サイト(Confit)は,大会参加者限定の大会コンテンツ(予稿および発表資料等)の閲覧期間を設けておりましたが,2025年 3月31日をもちまして,一般公開となります.

一般公開日:2025年4月1日(火)

2025年4月1日以降はConfitのセキュリティが解除され,ログインが不要となり,2024年大会の予稿はどなたでもご覧いただけます.なお,Confit内に発表資料としてアップロードされたe-poster,オンデマンド動画および追加資料は削除されます.

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└■ 3.大会イベントのお知らせ

2025年大会でもたくさんのイベント企画を実施する予定です.

【開催予定のイベント】
◆ランチタイムスペシャルレクチャー
◆表彰式
◆懇親会
◆巡検
◆スポーツイベント(GeoFut25やGEORUN&WALKなど)
◆クイズラリー
◆ランチョンイベント(International Mixer Luncheonなど)
◆レクチャー/セミナー
◆ハイパーウォールエリアイベント
など

詳細は準備ができ次第大会ウェブサイトにてご紹介たします.

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└■ 4.大会展示企画-展示出展者募集

2025年展示は,大会と同様に現地とオンラインのハイブリッドでの開催とな
ります.皆さまからのご出展のお申込みを心よりお待ちしております.

お申込みはコチラから
https://www.jpgu.org/meeting_j2025/exhibition/invitation/

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└■ 5.高校生セッション参加希望受付開始

2/4(火)に参加希望受付を開始しました.
https://www.jpgu.org/highschool_session/2025/

申込締切は4月7日(月) 17:00です.

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└■ 6.JpGU2025巡検のお知らせ

JpGU2025では以下の6つの巡検コースが開催されます.現在,参加を受付中ですので,定員に達する前にぜひお申し込みください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2025/fieldtrip.php

コース名:日本橋コース「都心の石材Viewing!」
日程:2025年5月26日(月)
案内人:西本昌司(愛知大学)・小口千明(埼玉大学)
参加費:2000円
現地集合/現地解散
内容:都心の建築物には貴重で興味深い石材が多く使われています.このツアーでは,『東京「街角」地質学』の著者・西本昌司先生に解説していただきながら,日本橋周辺の歴史的建造物に使われている石材を見つつ散策をします.

コース名:JAXA見学コース「JAXA宇宙科学研究所 見学ツアー」
日程:2025年5月29日(木)
参加費:9500円 ※バス代込み
幕張メッセ集合/幕張メッセ解散
内容:日本の宇宙開発の中心であるJAXA宇宙科学研究所を見学するツアーです.JAXA相模原キャンパスにて宇宙科学技術の先端設備を訪れ,最新の宇宙科学の成果に触れることができます.

コース名:秩父・長瀞コース「日本地質学発祥の地,秩父の変成岩と新第三系」
日程:2025年5月29日(木)
案内人:北川博道(自然の博物館)
参加費:19200円 ※バス代込み
幕張メッセ集合/幕張メッセ解散
内容:埼玉県の秩父地域は古くから研究が行われ,「日本地質学発祥の地」とも言われる様々な岩石や地層が観察できるエリアです.長瀞の様々な種類の山波川変成岩や中新世に広がっていた海,古秩父湾の誕生から消滅までが観察できる,古秩父湾堆積層とパレオパラドキシアを中心とした化石などを見学します.

コース名:房総コース「沈み込み帯浅部から中深部変形構造追跡」
日程:2025年5月31日(土)~6月1日(日)
案内人:山本由弦(神戸大学)・宇都宮正志(産業技術総合研究所)
参加費:32500円 ※宿泊込み,食事は申込サイトで確認
幕張メッセ集合/幕張メッセ解散
内容:房総半島は,世界でも最も若い付加体・被覆層のシステムを陸上で見学できるエリアです.ここでは,プレート沈み込みによって形成される付加体をごく浅部(1 km以浅)からやや深部(3-4 km)に追跡するとともに,多くの海底地すべりも見学します.

コース名:箱根・富士コース「日本の代表的観光地の地質学的・火山学的背景」
日程:2025年5月31日(土)~6月1日(日)
案内人:萬年一剛(温泉地学研究所)・渡部将太(山梨県富士山科学研究所)
参加費:47000円 ※宿泊込み,食事は申込サイトで確認
現地集合/現地解散
内容:日本を代表する温泉地・箱根と,日本の象徴である富士山を訪れます.箱根では,2015年の噴火の噴出中心を探訪し,その噴火過程や噴火の際に取られた防災対応について議論します.富士山では,溶岩洞窟や山腹の露頭を訪れ,噴火の歴史や将来の噴火への備えについて議論します.

コース名:北海道東部根室帯コース「古千島弧の堆積層と火成岩:根室ー北海道東部に分布する白亜系~古第三系」
日程:2025年5月31日~6月2日(月)
案内人:成瀬元(京都大学),平野直人(東北大学)
参加費:23000円 ※宿泊込み,食事は申込サイトで確認
現地集合/現地解散
内容:道東の美しい湿原や海岸段丘と海食崖の眺望を楽しみつつ,白亜紀から古第三紀に至るまでに堆積した多様な地層と火成岩を見学します.大規模な露頭で,さまざまな堆積構造や枕状溶岩・岩脈の構造を詳細に観察することができます.

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└■ 7.委員会等から

(1) ダイバーシティ推進委員会

2025年大会における保育・学童支援について

2025年大会では,昨年度に引き続き会期中の6日間に渡って会場内に保育室を設置します.昨年度同様に,会場外保育施設等の利用支援も行う予定です.
また,今年度は新たな試みとして,大会初日のパブリックデー(日曜日)に小学生が過ごせる部屋と企画の提供を予定しています.

また,事前アンケートを作成しましたので,保育・学童支援の利用を考えている方,最新情報を提供するメーリングリストにご興味のある方は下記URLから回答をお願いいたします.
https://forms.gle/NXvRLRYavX7NBe2ZA

保育・学童支援に関する今後のお知らせは,メールニュースおよびホームページにて発信します.

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└■ 8.PEPSからのお知らせ

(1) SPEPS特集号の投稿期限延長

下記SPEPSの投稿期限が2025/6/30まで延長されました.

“Earth, Isotopes and Organics”
https://www.springeropen.com/collections/eio
Submission deadline: 31 May 2025

皆様の投稿をお待ちしております.

(2) 注目論文紹介

過去に出版された論文の中から,編集長が選んだ注目論文を紹介します.

@豊国 源知, Dapeng Zhao;
Ancient slabs beneath Arctic and surroundings: Izanagi, Farallon, and in-betweens.
https://doi.org/10.1186/s40645-023-00595-7
SPEPS:https://www.springeropen.com/collections/TPM
大量のP波到達時間データを用いて,北半球下(北緯30度以北)のマントル全体の詳細な3次元地震波トモグラフィーモデルにより,ユーラシア大陸,北極圏,北米大陸下の沈み込んだスラブの遷移を調べた論文.

@ 稲津 大祐, 伊藤 喜宏, 日野 亮太, 谷川 亘;
Abrupt water temperature increases near seafoor during the 2011 Tohoku earthquake.
『2011年東北地方太平洋沖地震における海底付近の急激な水温上昇について』
https://doi.org/10.1186/s40645-023-00556-0
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/531.html
SPEPS: https://www.springeropen.com/collections/tohoku2011
2011年に発生したMw 9の東北地方太平洋沖地震の震源直上に設置された海底圧力観測点の温度について調べた結果,地震の発生から数時間後に顕著な上昇を確認した.この温度異常は津波混濁流の発生や断層沿いの地熱流体の放出が原因と考えられる.

(3) PEPSの最新出版論文

以下論文が出版されました.

@秋柴 愛斗, 西尾 嘉朗;
Lithium and strontium isotope hydrogeochemistry in Okayama and Tottori Prefectures, southwest Japan: implications for tracing slab-derived fluid.
『岡山県と鳥取県の温泉水のリチウム・ストロンチウムの同位体地球化学:スラブ起源流体の検出への示唆』
https://doi.org/10.1186/s40645-024-00679-y
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/651.html(準備中)

@ Pradeep Khatri, 早坂 忠裕, Prabir K. Patra, Husi Letu, Hiren Jethva, 林田 佐智子;
Unveiling the effects of post-monsoon agricultural biomass burning on aerosols, clouds, and radiation in Northwest India.
『北西インドにおけるポストモンスーン期の農業系バイオマス燃焼がエアロゾル,雲,および放射に与える影響の解明』
https://doi.org/10.1186/s40645-025-00685-8
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/652.html

@ Hyuntae Choi, 滝沢 侑子, Nayeon Park, 力石 嘉人;
A large elevation in 15N/14N of collagenous amino acids: an insight from starvation experiments of marine organisms.
『コラーゲン中のアミノ酸の窒素同位体比の顕著な上昇:海洋生物の飢餓実験からの知見』
https://doi.org/10.1186/s40645-025-00686-7
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/653.html(準備中)
SPEPS: https://www.springeropen.com/collections/EIO

@ 李 謹岑,澁谷 未央, 滝沢 侑子, 力石 嘉人;
Highly effective energy transfer in the autotroph-heterotroph symbiosis: insights from compound-specific isotope analysis of amino acids.
『藻類-動物の共生におけるエネルギー資源の効率的利用:アミノ酸の安定同位体比分析からの洞察』
https://doi.org/10.1186/s40645-024-00680-5
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/654.html(準備中)
SPEPS: https://www.springeropen.com/collections/EIO

@ 伊左治 雄太,杉江恒二,石川 尚人,小川 奈々子,松本 和彦,吉川 知里,小畑 元,本多 牧生,大河内 直彦;
Distributions of heme B and its implications on Fe biogeochemistry in the eastern Indian Ocean and the western North Pacific Ocean.
『東部インド洋および西部北太平洋のヘム分布に基づく鉄の生物地球化学的解析』
https://doi.org/10.1186/s40645-025-00689-4
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/655.html
SPEPS: https://www.springeropen.com/collections/EIO

@ 新井 隆太, 白石 和也, 中村 恭之, 藤江 剛, 喜岡 新, 木下 正高, 福地 里菜;
Prevalence of mud diapirs in the Hyuga-nada subduction zone, southwest Japan, and its implications on hydrogeological processes.
『西南日本日向灘地域における泥ダイアピルの分布とその水文地質学的な意義』
https://doi.org/10.1186/s40645-025-00692-9
https://progearthplanetsci.org/highlights_j/656.html(準備中)

@ 佐山 敬洋, 山田 真史, 山北 文登, 菅原 快斗;
Parameter regionalization of large-scale distributed rainfall–runoff models using a conditional probability method.
https://doi.org/10.1186/s40645-025-00691-w

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└■ 9.日本学術会議から

日本学術会議ニュース・メールを下記に掲載いたしました.

日本学術会議

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└■ 10.新着情報 ※内容は必ず各機関のHPなどでご確認ください

(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)

中高生向けスキー地学実習
日時:2025年3月23日(日)
場所:石内丸山スキー場
主催:日本地球科学教育普及協会
内容:谷川岳の下を通る関越トンネルで越後湯沢へ入り,太平洋気候から日本海気候への変化を経験し,石打丸山スキー場では谷川連邦,六日町盆地および越後山脈などの地形観察を通じて,プレート沈み込みに伴う谷川連邦を含む脊梁山脈と日本列島の形成について学ぶ.
https://www.geokatz.com/2025ski/index.html

科学データ研究会―WDS 国内シンポジウム(第12回)
日時:2025年3月24日(月)
場所:オンライン(Zoom)
主催:名古屋大学宇宙地球環境研究所(ISEE),情報通信研究機構
内容:科学データ研究会は,名古屋大学ISEEの共同利用研究集会であり,日本学術会議・WDS小委員会が主導するWDS国内シンポジウム(第12回)との共同開催として,科学データの保全・共有態勢の構築活動,アジア・オセアニア域のデータ活動ネットワーク連携や,国際動向に関する情報の共有,議論を行う.
https://takashiwatanabe.wixsite.com/wds-japan/about-7

(2) 募集

鹿児島市危機管理課 研究員 (締切2025/3/14)
https://www.city.kagoshima.lg.jp/soumu/soumu/jinji/shise/saiyo/saiyo.html

オーサーシップ・二重投稿等の認識に関するアンケート協力依頼 (締切2025/3/24)
https://forms.office.com/r/KGbgwSx4Gf

三朝国際学生インターンシッププログラム(MISIP)参加者募集 (締切2025/3/24)
https://www.misasa.okayama-u.ac.jp/MISIP/

2025年度 第20回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集 (締切2025/3/30)
https://www.loreal.com/ja-jp/japan/articles/commitments/fwis-japanfellow-award-application/

公益社団法人東京地学協会 調査・研究および国際研究集会助成金 (締切2025/3/31)

助成・表彰

公益財団法人深田地質研究所 2025年度「野外調査助成」募集 (締切2025/4/11)
https://fukadaken.or.jp/

公益財団法人国土地理教会 2025年度学術研究助成 (締切2025/4/15)
https://www.kokudo.or.jp/grant/index.html

公益社団法人東京地学協会 令和7年度普及・啓発活動(地学・地理教育)活動助成 (締切2025/6/30)

助成・表彰

公益社団法人東京地学協会 令和7年度普及・啓発活動(地学・地理クラブ活動)助成 (締切2025/6/30)

助成・表彰

公益社団法人東京地学協会 令和7年度普及・啓発活動(出版)助成 (締切2025/6/30)

助成・表彰

(3) 公募/求人

宇宙航空研究開発機構 招聘職員(任期制職員) (締切2025/03/31)
https://jaxacareer.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=61tQ-227ikNWqz6a4BsdwQ

弘前大学 助教 (締切2025/03/31)
https://www.hirosaki-u.ac.jp/wordpress_data/annai/saiyou/kyouinkobo/439.pdf

旭川市役所 地域おこし協力隊(ジオパーク専門員) (締切2025/03/31)
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/700/762/764/d077295.html

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 研究員(任期なし) (締切2025/04/08)
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=4&id=D125011638&ln_jor=0&ln=0&top_btn=1

国立研究開発法人海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門もしくは地球環境部門 技術副主幹,技術主任もしくは技術副主任 (締切2025/04/13)
https://www.jamstec.go.jp/recruit/j/details/ceist-rigc20250413/

東京学芸大学 講師 (締切2025/04/15)
https://www2.u-gakugei.ac.jp/~jinjika/shokuin-bosyu/01_daigaku-kyouin/r070218_kankyoukagaku_tenu_jp.pdf

環境省 環境調査研修所 環境省係長級職員(分析実習指導教官・一般職相当) (締切2025/04/15)
https://neti.env.go.jp/news/news_00025.html

東京大学地震研究所 准教授 (締切2025/04/21)
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2025/01/公募要項_地震モニタリング研究分野准教授-11.pdf

京都大学防災研究所 特定研究員 (締切2025/04/21)
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/acceptance_teacher/2025-02/2502-dpri-ProgramSpecificResearcher-18547106788a876758e25b22ff11f0f2.pdf

東京大学地震研究所 准教授 (締切2025/04/25)
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2025/01/海域地震観測・利活用研究分野准教授_20250110-2.pdf

情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 極域環境データサイエンスセンター特任研究員(特定有期雇用職員) (締切2025/04/30)
https://ds.rois.ac.jp/news/2025/post-11195/

東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 宇宙惑星科学講座 教授 (締切2025/05/07)
https://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/job20250129/

北海道大学 助教(女性限定) (締切2025/05/30)
https://www.eng.hokudai.ac.jp/commonfile/files/graduate/research/recruit/pa2024-36.pdf

北海道大学 准教授 (締切2025/05/30)
https://www.eng.hokudai.ac.jp/commonfile/files/graduate/research/recruit/pa2024-35.pdf

東北大学大学院理学研究科地学専攻(変動地球共生学教育研究センター)任期付き助教 (締切2025/06/02)
https://www.sci.tohoku.ac.jp/recruit/post-20250602.html

東京大学 地震研究所 技術専門職員または一般技術職員 (締切2025/06/06)
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/recruitinfo/

産業技術総合研究所 地質情報研究部門 平野地質研究グループ ポスドク(産総研特別研究員) (締切2025/10/01)
https://unit.aist.go.jp/deihrd/keiyaku_koubo/2025-igg_0006.html#ttl

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└■ 地球惑星科学関係者の皆さまへ

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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会

発行:ウォリス サイモン(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
公益社団法人日本地球惑星科学連合 (https://www.jpgu.org/)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル4階

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