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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 2月号 No.320 2019/2/12
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言 会長 川幡穂高
┃2.2019年大会のお知らせ【重要】
┃ ・ 投稿受付中!!! ― 締切まであと1週間(2/19(火)17:00締切)―
┃ ・ 早期参加登録のお願い
┃ ・ 大会中の行事・イベントのご案内
┃ ・ 各種申込受付・募集
┃ ・ Letterおよび VISA申請のための補助書類について
┃ ・ 懇親会のお知らせ
┃ ・ 連合大会保育ルームについて
┃ ・ ホテル情報の紹介
┃ ・ 今後の日程
┃ ・ 学生旅費助成 [締切:2月21日(木)]
┃ ・ 展示出展者募集
┃3.2019年度年会費 お支払いのお願い【重要】
┃4.パートナーユニオンからのお知らせ
┃ ・ AOGS2019 アブストラクト投稿 〆切延長(2/19)
┃5.地球惑星科学関連学協会からの協力依頼
┃6. PEPSからのお知らせ
┃ ・ Chiba-Section SPEPSへの論文募集
┃ ・ PEPSの最新出版論文
┃7.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言
公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高
1年間で最も寒い期間となりました.今年はインフルエンザが流行ってお
り,みなさまも毎日気をつけてお過ごしのことと思います.日本地球惑星科
学連合大会のアブストラクト締切は2月19日17時です. 積極的なご投稿をお
待ちしております.
今月は,年末に少し話題になっていたクジラについて紹介しましょう.通
常,クジラとイルカには生物分類上の明確の境界はなく,成体で比較的小さ
いもの(4m程度以下)をイルカと呼んでいるそうです.クジラは海で生活し
ますが,魚類から進化したのでなく,分子系統学的にはクジラ類はカバ科と
親戚だとされます.ご先祖様は肉食性哺乳類パキケトゥスで,約5300万年前
(始新世初頭)に,今のパキスタンの海岸あたりから海で泳ぎ始めたようで
す.その頃には魚竜なども絶滅していなくなっていたので,自由に生活範囲
を広げられたのでしょう.
鯨類は,ヒゲクジラ類とハクジラ類より構成されていますが,その起源は
約3400万年前(漸新世頃)とされます.ちょうどその頃,南極大陸がオース
トラリア大陸と分離して,南極周極海流(南極大陸の周りを東向きに流れる
海流)も確立されつつあり,極域の寒冷化も進行し,冷たい深層水などの湧
昇を誘発して,一次(基礎)生産も高まりました.漸新世には陸域でも寒冷
化と乾燥化が進行し,草地の面積も増大しました.イネ科の植物などを手に
とるとガサガサした感じがしますが,その感じをもたらす物質は,細胞組織
内に存在する非結晶性の含水珪酸体(SiO2.nH2O)です. これは風化され易
いので,海洋にケイ酸を大量に供給しました.シリカの殻をもつ珪藻もこの
時期,種数を増大させ,これを食べるオキアミも増え,最終的にクジラの進
化を促進する環境を提供したとの説があります.
イルカは体重に占める脳の割合(脳化指数)がヒトに次いで大きいので,高
い知性の潜在性が指摘されてきました.たぶん,周囲とのコミュニケーショ
ン処理のために脳が発達したのだと言われています.しかし,脳サイズは大
きいものの,ニューロン自体の密度は比較的高くないので,もし密度がヒト
位に高くなると酸素消費量が増大し,潜水時間は短くなってしまうと推定さ
れています.
現在の日本人は鯨肉をほとんど食べませんし(年間わずか30g), その需
要も減っています.しかし,昭和40年代までは鯨の竜田揚げは学校給食のエ
ースでした.当時の児童たちにとっては,貴重なタンパク源でした.日本の
大規模な捕鯨は,第二次世界大戦後に始まりました.日本は焼け野原となり
食べ物もなく,米海軍のタンカーを改造して捕鯨船を作り,南極海に向かい
ました.当時の先生は,給食時「すべて残さず,きちんと食べなさい!」と
児童に教育しました.最近は,強要はよくない,などの指摘もあります.し
かし,当時の先生は,戦中・戦後の飢餓の体験を基に「生き抜くためにはど
うすべきか」という課題を,給食を通じて児童に伝えたのだと思います.小
学校から「ゆとり教育」を本格的に受けた世代(1989年から1995年生まれ)
が大学院入学から博士卒業の段階に入ってきました.偏差値重視の教育を廃
止してゆとりのある教育に転換し,生きる力を育成しようという趣旨の良い
ところを生かして,今年博士を取得される方々に研究の発展を期待する次第
です.ぜひ,2019年の日本地球惑星科学連合大会で研究成果を発表していた
だければと思います.
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└■ 2.2019年大会のお知らせ【重要】
(1) 投稿受付中!!! ― 締切まであと1週間(2/19(火)17:00締切)―
投稿はお済みでしょうか?
締切直前はアクセスの集中が予想され,回線がつながりにくくなる場合があ
ります.トラブル回避のため,投稿はお早めにお済ませください.
【最終投稿締切】 2019年2月19日(火) 17:00
★投稿期間中に決済まで必ず完了させてください.
決済の完了が確認できない場合,投稿は自動的に取り下げ扱いになります.
ご注意ください.
★招待講演予定者の方も投稿は必要です.必ず投稿期間中に投稿を完了させ
てください.
★締切当日及び前日はアクセスが集中し,JpGUのウェブサイトにつながりに
くくなることも予想されます.その場合は,JpGUウェブサイトを経由せず,
下記URLより会員ログイン画面へ直接アクセスしてください.
https://jpgu.confit.atlas.jp/login
★コンビーナがお声掛けしている招待講演予定者をご紹介しています.
投稿の参考にしてください.
https://www.jpgu-member.org/proposal/session/invited/author/ja/
★投稿規定が改訂されています.必ず投稿前に確認してください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/news/0903.html
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【投稿案内ページ】
https://www.jpgu.org/meeting_2019/presentation.php
【会員ログインページ】
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/
【大会トップページ】
https://www.jpgu.org/meeting_2019/
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(2) 早期参加登録のお願い
★大会の参加登録方法は,ご自身によるオンライン登録のみです.
参加登録を行わずにご来場いただいても,原則としてご自身のPCやスマート
フォン等を使用し,ご自身でインターネット上からお手続きいただきます.
今回から,事務局では,個人情報保護のため,皆様のID・PWをお調べするこ
とができなくなりましたのでご注意ください.詳細については「法律の改正
等に伴う受付運営の変更について」のご案内をご参照ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/news/0108.html
必ず来場前に参加登録をお済ませいただき,eチケット(バーコード)を印刷
してご持参(もしくは画面に表示)してください.
5月8日(水)23:59 までは早期割引料金が適応されますので,ぜひご活用くだ
さい.
★投稿と参加登録は別々にお手続きが必要です.投稿だけでは大会に参加す
ることができませんのでご注意ください.
★会員種別/身分別の参加費は下記URLよりご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/information.php#information_menu06_h2_03
※参加費の割引について
参加費の割引には,会員割引と早期割引があります.
[会員割引]
JpGU正会員(IDが0から始まる方)及びAGU,AOGS,EGU会員の方はJpGU会員
割引料金が適用されます.
※大会参加ID(IDが19から始まる方)には割引料金は適用されません.
[早期割引]
5月8日23:59までに参加費を決済していただくと,早期割引料金が適用とな
ります.ぜひご活用ください.
★シニア(70歳以上)料金の適用について
2019年大会より,シニア正会員の参加費が改訂され,有料となりました.
詳細はこちらでご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/information.php#zaimu
(3) 大会中の行事・イベントのご案内
詳細はこちらでご案内します.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/event.php
5月26日(日)—————————-
◎パブリックデー
◎ランチタイムスペシャルレクチャー
◎NASA-JAXA Hyperwall(中高生対象)
◎おしゃべり広(BAR)場 – Pop-Up Talks-
5月27日(月)—————————-
◎ランチタイムスペシャルレクチャー
◎International Mixer Luncheon
◎NASA-JAXA Hyperwall(研究者対象)
5月28日(火)—————————-
◎ランチタイムスペシャルレクチャー
◎NASA-JAXA Hyperwall(研究者対象)
◎学協会長会議
◎社員総会
◎表彰式
◎懇親会
5月29日(水)—————————-
◎ランチタイムスペシャルレクチャー
◎NASA-JAXA Hyperwall(高校生・研究者対象)
◎GEOFUT 19
5月30日(木)—————————-
◎ランチタイムスペシャルレクチャー
5月31日(金) ※大会翌日——————
◎フィールドトリップ
(4) 各種申込受付・募集
◎学生優秀発表賞(OSPA)エントリー 締切 2月19日(火) 17:00
※希望者は投稿とは別にエントリー手続きが必要です.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/for_student.php#for_student_menu04
◎学生旅費助成申請 締切 2月21日(木)
https://www.jpgu.org/meeting_2019/for_student.php#for_student_menu05
◎O-03 高校生セッション 締切 4月9日(火)(定員に達し次第締め切ります)
https://www.jpgu.org/meeting_2019/for_student.php#for_student_menu02
(5) Letterおよび VISA申請のための補助書類について
日本地球惑星科学連合では,必要とされる方に次の書類を発行いたします.
発行には必ず申請が必要です.それぞれ決められた方法でお申込みください.
〇Invitation Letter
〇Acceptance Letter
〇VISA申請のための補助書類(有料)
申請受付および発行期間は下記の通りです.
<Invitation Letter>
申請受付 2月25日(月)~5月30日(木)
発行開始 2月26日(火)から順次
<Acceptance Letter>
申請受付 3月 1日(金)~5月30日(木)
発行開始 3月14日(木)から順次
<VISA申請のための補助書類>
申請受付 3月1日(金)~4月25日(木)
発行開始 3月14日(木)から順次
※VISA申請要の補助書類は有料サービスとなります.
※JpGUではVISA申請の代行は行いません.
※発行日前の対応はいたしかねます.
(6) 懇親会のお知らせ
2019年大会の懇親会は5月28日(火)です.
募集開始まで今しばらくお待ちください.
皆様のご参加をお待ちしております.
日時:2018年5月28日(火) 受付18:45,開始19:00
場所:東京ベイ幕張ホール
(7) 連合大会保育ルームについて
大会の開催期間中,お子様の保育を必要とする方のために,保育ルームをご
用意いたします.詳細は確定次第メールニュースにてお知らせいたします.
小さなお子様がいらっしゃる方も,ぜひ大会参加をご検討ください.
(8) ホテル情報の紹介
ホテルの予約サイトとして,日本旅行をご紹介しています.
https://va.apollon.nta.co.jp/jpgu2019/
※他サイト・他サービスを利用した方が料金が安い場合もあります.
※JpGUは旅行会社の紹介のみを行います.お問合せ等はサイトに記載の日本
旅行までお願いいたします.
(9) 今後の日程
2/19(火)17:00 最終投稿締切
3/13(水) 採択通知
3/14(木) 発表プログラム公開(予定)
3/下旬 アルバイト募集開始(予定)
3/下旬 会合申込受付開始(予定)
5/8(水)23:59 早期参加登録締切
5/17(金) 大会プログラム予稿原稿(PDF)公開
5/26(日)-30(木) JpGU Meeting 2019
★学協会長会議 5/28(火) 12:30~13:30 101会場
★社員総会 5/28(火) PM2 CH-A会場
★表彰式 5/28(火) PM3終了後 A05~A07会場
(10) 学生旅費助成 [締切:2月21日(木)]
学生を対象とした旅費の助成を行います.
申請資格
・申請時点で学生(高校生から大学院生)であること
・第一著者かつ発表者であること(ポスター可)
申請者の多様性と旅費補助の必要性を考慮して助成対象者の選定を行います.
申請受付開始 2019年1月 8日(火)
申請受付締切 2019年2月21日(木)
結果の通知 2019年3月13日(水)
*旅費の助成確定を待っての投稿はできません.
詳細・申込方法は下記大会公式ホームページをご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/for_student.php
(11) 展示出展者募集
2019年大会では,ひきつづき展示出展者を募集しております.地球惑星科学
関連学会において日本最大の規模をもつ連合大会では,年々各種ブースの出
展数が増えており,出展者からも参加者からもご好評をいただいています.
すでに多数のお申込みをいただき,残りブース数も限られてきましたのでお
申込みはぜひお早めにお願いいたします.
詳細・申込方法は下記大会公式ホームページをご確認ください.
<2019年大会 展示企画ホームページ>
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibitors.php
<展示マップとお申込み状況>
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibition_floor.php
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└■ 3.2019年度年会費 お支払いのお願い【重要】
2019年度(2019年4月~2020年3月)年会費のお支払を受け付けております.
2019年度会費が未決済の場合,2019年大会の参加登録ができませんので,先
に2019年度会費のお支払いをお願い致します.
【ご注意】
★現在JpGU会員の方で,3月末日までに退会のお手続きをされない場合には
次年度も自動的に会員として継続され,2019年度会費が発生いたします.
退会を希望される方は,3月末日までに,個人の会員画面から退会手続きを
お願いいたします.退会される方は,2019年度会費のお支払いの必要はござ
いません.下記の入会案内・各種手続きページの「退会手続き」欄をご確認
ください.
★会員ログインページ:
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/
★入会案内・各種手続き
https://www.jpgu.org/information/members.html
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└■ 4.パートナーユニオンからのお知らせ
AOGS2019 アブストラクト投稿 〆切延長(2/19)
AOGS(Asia Oceania Geosciences Society)第16回年会(AOGS2019)は,
2019年7月28日から8月2日まで,シンガポールのSUNTECにて開催されます.
アブストラクト投稿〆切は2月12日でしたが,旧暦の新年(中国の「春節」)
休暇をとる研究者も数多いことから,2月19日に〆切を延長することとしま
した.このメールニュースをご覧になってからの投稿も,まだ間に合います.
八つの科学セクションに渡り200を越えるセッションが準備されており,皆
さまのアブストラクト投稿と学会への参加(今年は役員選挙の年でもありま
す)をお待ちしております!
AOGS2019 HP: http://www.asiaoceania.org/aogs2019/public.asp?page=home.htm
セッション一覧:
http://www.asiaoceania.org/aogs2019/public.asp?page=sessionList.htm
投稿方法: 上記ページから “Abstract Submission” メニューへ
投稿〆切:2019年2月19日(火)
※アブストラクト毎に Abstract processing fee (35 SGD) が必要です.
※お一人のアブストラクト投稿数は最大2件までです.
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└■ 5.地球惑星科学関連学協会からの協力依頼
国際海洋リテラシー調査第4版
実施期間:2019年3月22日(金)まで
主催:米国カリフオノレニア大学パークレー校ローレンス科学教育館
協力:日本海洋学会
内容:世界各国の15歳~17歳の人を対象に,オンラインで国際海洋リテラシ
ー調査第4版を実施中です.我が国における海洋リテラシー普及活動の進行
状況が国際的な観点から把握できることなどから,日本海洋学会では,この
国際海洋リテラシー調査第4版の我が国における実施を積極的に支援してい
ます.
http://kaiyo-gakkai.jp/jos/archives/jos_announce/6708
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└■ 6.PEPSからのお知らせ
(1) Chiba-Section SPEPSへの論文募集
下記トピックスの論文を募集しております.
“Stratigraphy and paleoclimatic/paleoenviromental evolution across
the Early-Middle Pleistocene transition in the Chiba composite section,
Japan, and other reference sections in East Asia”
詳しくはこちらをご覧ください.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/chiba-section
(2) PEPSの最新出版論文
以下論文が出版されました.本文はPEPSサイトでお読みいただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/
< Space and planetary sciences >
@ Mangalathayil Abdu.:
Day-to-day and short-term variabilities in the equatorial plasma
bubble/spread F irregularity seeding and development.
@ Chia-Hung Chen et al.:
Ionospheric responses to the 21 August 2017 Solar Eclipse by using
data assimilation approach.
< Atmospheric and hydrospheric sciences >
@ 西川 悠 et al.:
Using a climate-to-fishery model to simulate the influence of the
1976-1977 regime shift on anchovy and sardine in the California
Current System.
< Solid earth sciences >
@ 橋本 善孝 et al.:
Paleo-stress orientations and magnitudes from triaxial testing and
stress inversion analysis in Nankai accretionary prism sediments.
@ 深畑 幸俊:
Estimate of the contraction rate of central Japan through the deformation
of the Philippine Sea slab.
@ 羽田 裕貴et al.:
Pliocene integrated chronostratigraphy from the Anno Formation, Awa
Group, Boso Peninsula, central Japan, and its paleoceanographic
implications.
@ 木下 正高et al.:
Geometrical dependence on the stress and slip tendency acting on the
subduction megathrust of the Nankai seismogenic zone off Kumano.
@ 宮川 歩夢et al.:
Thermal maturity structures in an accretionary wedge by a numerical
simulation.
< Biogeosciences >
@ 川幡 穂高 et al.:
Perspective on the response of marine calcifiers to global warming
and ocean acidification – Behavior of corals and foraminifera in a
high CO2 world “hot house”.
< Interdisciplinary research >
@ 関 有沙et al.:
High-resolution Quaternary record of marine organic carbon content in
the hemipelagic sediments of the Japan Sea from bromine counts
measured by XRF core scanner.
@ 黒川 駿介et al.:
Cyclostratigraphy of the Late Miocene to Pliocene sediments at IODP
sites U1425 and U1430 in the Japan Sea and paleoceanographic
implications.
@ 藁谷 哲也et al.:
Influence of microclimate on the directional dependence of sandstone
pillar weathering in Angkor Wat temple, Cambodia.
@ 朽津信明et al.:
Simple evaluation of the degradation state of cultural heritage based
on multi-view stereo.
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└■ 7.新着情報
(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
科学的特性マップに関する対話型全国説明会
日時:2019年2月13日(水)-3月14日(木)
場所:埼玉,香川,和歌山,山形ほか
主催:原子力発電環境整備機構(NUMO)・経済産業省資源エネルギー庁
内容:国が公表した「科学的特性マップ」を契機に,地層処分について理解
を深めていただけるよう,全国的な対話活動を実施しています.
https://www.numo.or.jp/taiwa/2018/
第12回 海事防災研究会
日時:2019年2月15日(金) 12:50-17:45
場所:神戸大学 深江キャンパス
主催:神戸大学大学院海事科学研究科 林美鶴,橋本博公
内容:本研究会は,南海トラフ巨大地震に伴う津波に対する船舶・港湾防災
を考える場としています.現在は海洋環境への影響も対象としており,今後
は津波以外の自然災害も対象として,多様なマリンハザードに取り組むこと
になりました. 災害時の船舶利用やBCPなど「海事防災」を多角的に捉え,
レジリエンスの高い社会作りに貢献したいと考えています.
http://blog.canpan.info/marhazard/
第34回 北方圏国際シンポジウム 「オホーツク海と流氷」2019
日時:2019年2月17日(日)-22日(金)
場所:紋別市文化会館,紋別市博物館,紋別市民会館
主催:紋別市
内容:北極圏の産業,経済の発展ならびに生活・文化の創造を目的とし,国
内外から多数の研究者とともに氷海に関わる研究発表や情報交換を行います
市民講座(無料)あり.
https://www.metsoc.jp/default/wp-content/uploads/2019/01/4827509e99447b4b5407f62638e5557e.pdf
平成30年度 地球シミュレータ利用報告会
日時:2019年3月5日(火) 10:00-17:30
場所:品川グランドホール
主催:国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球シミュレータ利用報告会事務局
内容:国立研究開発法人海洋研究開発機構は,地球シミュレータを利用して
得られた成果の公表と今後の展開についてご紹介する「平成30年度地球シミ
ュレータ利用報告会」を開催します.本報告会は,産業界も含め広く一般に
対しても地球シミュレータの成果を公開することで,地球シミュレータを用
いた研究活動や,シミュレーション科学,計算科学の重要性について理解を
深めていただくとともに,シミュレーションにより新たな価値を生み出すイ
ノベーションの創造に向けた情報交換の場としていただけます.
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/event/h30houkoku/index.html
(2) 募集
愛媛大学 先進超高圧科学研究拠点 (地球深部ダイナミクス研究センター)
平成31年度共同利用・共同研究公募 (締切2019/2/15)
http://www.grc.ehime-u.ac.jp/prius
国立研究開発法人 海洋研究開発機構
平成31年度地球シミュレータ公募課題の募集 (締切2019/2/20)
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/project/h31koubo-es.html
国立研究開発法人 海科学技術振興機構(JST)
日本-ロシア共同研究課題募集 (締切2019/3/4)
https://www.jst.go.jp/inter/program/announce/announce_russia_MON1st.html
(3) 公募/求人
丹波市役所 エデュケーター (締切2019/2/15)
http://www.city.tamba.lg.jp/soshiki/kyouryukankoushinkou/2019bosyuu.html
国立研究開発法人 国立環境研究所 地球環境研究センター 特別研究員 (締切2019/2/15)
http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/190111-3.pdf
情報・システム研究機構 統計数理研究所 特任准教授・特任助教・特任研究員 (締切2019/2/15)
https://www.ism.ac.jp/jobs/index_j/0121.pdf
東京工業大学 地球生命研究所 研究員・研究開発職員 (締切2019/2/15)
http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/koubo/file/koubo20190131-elsi.pdf
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
特任技術研究員 (締切2019/2/18)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/ceat20190218.html
島根大学 研究・学術情報機構 自然災害軽減教育研究センター 特任助教
(締切2019/2/20)
https://www.shimane-u.ac.jp/introduction/recruit/recruit_prof/05_recruit_life43.html
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 数理科学・先端技術研究分野
ポストドクトラル研究員 (締切2019/2/25)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/mat20190225.html
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター
ポストドクトラル研究員 (締切2019/2/27)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/ceat20190227.html
The University of Hong Kong Post-doctoral Fellow (締切2019/2/28)
http://jobs.hku.hk/cw/en/job/492421
東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 准教授 (締切2019/2/28)
http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/recruit/system_jp_20181217.pdf
地球環境産業技術研究機構 CO2貯留研究グループ 主任研究員 (締切2019/2/28)
http://www.rite.or.jp/news/recruitments/storage/post_19.html
理化学研究所 計算科学研究センター 上級研究員 (締切2019/3/11)
http://www.riken.jp/careers/researchers/20190111_6/
北海道大学 大学院地球環境科学研究院 地球圏科学部門 環境変動解析学分野 教授
(締切2019/3/15)
https://www.ees.hokudai.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=415&easiestml_lang=ja
千葉大学環境リモートセンシング研究センター 特任研究員 (締切2019/3/13)
http://www.cr.chiba-u.jp/Documents/Koubo/tokunin-koubo20190116.pdf
一般財団法人 電力中央研究所 地球工学研究所 研究職 正職員 (締切2019/3/29)
https://recruit.denken.jp/kadai/detail57.html
東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 准教授 (締切2019/4/1)
http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/recruit/geosphere_jp_20190201.pdf
東京大学 地震研究所 助教 (締切2019/5/7)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2019/01/936df915df785fb64b4d7c17a5967f1b-5.pdf
神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 助教 (締切2019/5/10)
http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_page/hudev_employment_20181119_02.pdf
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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会
発行:川幡 穂高(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
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