お知らせ

学術の大型研究計画に関する予備調査の結果について

2012年11月26日

学術の大型研究計画に関する予備調査の結果について

日本学術会議地球惑星科学委員会委員長 永原裕子

日本学術会議が進める”学術の大型研究計画マスタープラン”2014年4月の策定に先立ち,学術会議地球惑星科学委員会は日本地球惑星科学連合のご協力のもと,地球惑星科学分野における予備調査をおこないました.締切までに25件の回答がありました.当初にお伝えしましたように,この結果を公開いたしますので,よりよい計画の立案の参考にしていただけるようお願いいたします.

学術会議による提案募集は2013年2月,応募締切は3月ということになっております.地球惑星科学委員会では,この分野においてなされた提案については,2013年4月5日(土)- 6日(日)に公開ヒアリングを開催する予定です.詳細につきましては,決定し次第,あらためてご連絡いたしたいと思います.

なお,現在学術会議では,利益相反がおこらぬよう,提案者と推薦者の関係について具体的な条件などを議論しております.こちらに関しましても,詳細が決まり次第お伝えいたします.

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課題一覧 (受付順 ) → 詳細全一覧 pdf  ( 左受付NOをクリックすると該当ページへ移動します)

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1 深海・極限環境生命圏探査による地球生命圏進化過程の解明  
2 掘削科学を用いた地球環境史の解明と資源科学への応用
3 太陽地球系結合過程の研究基盤形成(Study of coupling processes in the solar-terrestrial system) 
4 次世代原子配列質量分析計(Atom Probe Mass Spectrometer)の開発
5 高圧地球惑星科学コンソーシアムの形成による地球惑星内部の研究推進
6 新統合国際深海掘削計画(国際海洋地球発見計画) International Ocean Discovery Program 2013-2023
7 「今の深海探査・掘削技術の限界を超えろ。そして地球生命圏の限界を解明せよ。」
8 地球環境変動と自然災害現象の実態把握とメカニズム解明のための航空機利用に関する提案
9 火星着陸探査MELOS計画
10 アストロバイオロジーセンター
11 海底地震・地殻変動観測網の整備と海陸地震火山観測に基づく地震発生及び火山噴火予測研究の推進
12 将来の惑星探査・観測を念頭に置いた惑星大気コミュニティモデルの開発とコアモデリンググループの確立に向けて
13 Future Asia- アジアを中心としたFuture Earthのための研究・教育・情報ネットワーク
14 CPS(惑星科学研究センター)の定常化に向けて
15 機動的多元的海洋観測体制の確立と運用
16 惑星探査技術開発拠点網の構築
17 極低雑音・大口径ミュオン検出器システムが打ち拓く火山ダイナミクス
18 地球生命科学と宇宙物質科学の学際研究施設計画
19 月惑星探査データセンター
20 月着陸探査計画(SELENE-2)
21 ESA木星系探査計画JUICEへの参加
22 水文物質循環系の解明~十分かつ安全な水の確保のために
23 極域科学のフロンティア—南極観測・北極観測の新展開による地球環境変動研究—
24 始原天体探査計画
25 衛星による全球地球観測システムの構築

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