JpGU30周年記念感謝状贈呈 河野 長先生

河野 長 (Masaru Kono) 先生

・感謝状贈呈理由

第1回地球惑星科学関連学会合同大会の大会委員長や地球物理学関連学会長等懇談会の発起人を務められたほか,その後もさまざまな立場から地球惑星科学関連学会合同大会及び日本地球惑星科学連合の発展に多大な貢献をされた.

・経歴

学歴
1962年3月  東京大学工学部航空学科卒業
1964年3月  東京大学理学部物理学科(地球物理学コース)卒業
1966年3月  東京大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程修了
1967年12月 東京大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程中途退学
1970年10月 理学博士(東京大学)

職歴
1968年1月  東京大学理学部助手(1974年3月まで)
1974年4月  東京大学理学部助教授(1981年3月まで)
1981年4月  東京工業大学理学部教授(1993年4月まで)
1993年5月  東京大学大学院理学系研究科教授(1998年11月まで)
1998年12月 岡山大学固体地球研究センター教授(2005年3月まで)
2007年2月  東京工業大学グローバルエッジ研究院教授(2014年3月まで)
現在       東京工業大学名誉教授、岡山大学名誉教授

学会活動等
1990年4月  地球惑星科学関連学会「合同大会」(東工大)大会委員長
1997年5月  地球電磁気・地球惑星圏学会会長(1999年まで)
1998年5月  地球惑星科学関連学会「合同大会」(代々木)大会委員長
2005年10月 日本学術会議会員(第3部幹事)(第20期、2008年まで)

1995年7月  国際地球電磁気学超高層物理学協会(IAGA)会長(1999年まで)
1999年7月  国際測地学地球物理学連合(IUGG)会長(2003年まで)
2003年7月  第23回IUGG総会開催(札幌)

・コメント

私の経歴表からは、1990年から十数年の間に地球惑星科学連合と関係が深い活動がいくつか見つかる。大会関係では90年と98年に合同大会委員長を務めた。90年は第1回の大会で東工大が主催した。98年の第9回は東大が担当したが、規模が大きくなったために、代々木のオリンピックセンターという大学以外の施設での初の開催となった。この時は、寺澤・岩上・中村という強力なチームの働きで、大会運営のひな型を作り上げることができた。これは合同大会運営機構ができて、大学主催でなくなった2001年以降の大会にも影響を残している。例えば毎日のプロクラムを、大きな用紙に時間と会場を縦横にとって見開きで印刷するやり方は、寺沢さんの発案によるものでそれ以来ずっと変わっていない。
その後、03年にIUGGの総会が札幌で開かれ時には私はIUGG会長だったし、05年からは日本学術会議会員を3年間務めた。これらの組織に適切に対応するためには、関連する多数の学会が強い協力関係を持つことが必要不可欠であり、この時期に連合の組織化が急速に進んだことは疑いない。
私自身は連合の発展を図るための活動を主体的にやったわけではない。しかし、その時いた職場や選出された役職によって、必要とされた業務はできるだけ努力して実行してきた。それが連合の発展に役立ったとすれば大変幸いである。