メールニュース

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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 4月号 No.337 2020/04/15
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≪ 目次 ≫
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┃1.2020年大会について  会長 川幡穂高
┃2.2020年大会のお知らせ【重要】
┃3. 連合フェローと三宅賞受賞者のお知らせ
┃4. 委員会等から
┃ ・教育検討委員会
┃ ・NPO法人地学オリンピック日本委員会
┃5. PEPSからのお知らせ
┃ ・SPEPSの投稿期限延長
┃ ・PEPSの最新出版論文
┃6.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.2020年大会について
公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐべく,4月8日に「緊急事態宣言」
が発令されました.「3つの密」を避ける対策として,外出の自粛,大学,
研究所などの閉鎖とテレワークの実施が要請され,皆様の生活におかれまし
てもさまざまな影響が出てきているものと推察されます.JpGUの事務局も現
在,テレワークを進めておりますので,皆様にご不便をおかけしております
が,何卒,ご理解のほどお願いいたします.
 このような状況の中, JpGU-AGU2020 国際大会は,世界的な新型コロナウ
イルス感染拡大を受け,「参加者にとって安全な大会開催」の観点から現地
開催を取りやめるとともに,「継続的な地球惑星科学の発展」,「若手研究
者へ発表の機会の提供」の観点からネット上で行う「オンライン開催」に移
行することを3月24日のJpGU理事会で決定しました.

JpGU-AGU Joint Meetting 2020 の開催について(4月1日アップデート)


 「オンライン開催」という,初めての試みに対して皆様のご意向やご希望
を調査するため,4月第2週にアンケートを実施しました.ご協力いただき,
多くのご回答(1623件)をありがとうございました.アンケートの集計結果
を簡単に紹介します:(1) 回答者の85%は発表予定者の方でした.所属は高
等教育機関や国立研究開発機関の方々が全体の58%.ポスドクと大学院生の
方々が31%,居住地域は日本を含むアジアの方が93%,北米が4%でした.
(2) 大会の実施時間帯については,特に一致した希望動向は認められません
でした.(3) 口頭発表が予定されていた方の53%が「オンライン」の口頭発
表を,27%が「ポスターへの移行」を,残りの方が「取り下げ」を希望され
ていました.(4) 発表予定でない方のうち70%が「オンライン学術大会」へ
の参加を希望されていました.(5) 「オンラインツール」を用いて,発表者
との議論を希望される方は約半分おられる一方,直接的な議論がなくても構
わないとの方も35%おられました.(6) 学生発表優秀賞の審査に関しては,
47%の方が審査不可能と回答されました.(7) その他の重要なコメントとし
ては,従来の「会場開催」から「オンライン学術大会開催」へと大幅な変更
に対処するため,もう少し時間をかけて準備すべき,大学も5月は慣れない
オンライン授業が開始直後で余裕がない,コロナ感染が拡大している折り,
中止してほしいとの意見もありました.
 4月10日に「JpGU 臨時理事会」を開催し,これらのアンケート結果および
現在の社会状況に基づき,今後の方針を議論し,次の事項を決定しました.
(1) お支払い済みの参加費および懇親会については返金します.(2) アブス
トラクトの投稿処理には諸経費が生じていることもあり,投稿料金および年
会費についてはいただきます.(3) 新形態での「オンライン学術大会開催」
に向け,十分に準備を行い,マニュアルも丁寧に整備し,予行演習も行い,
参加者の満足度を高める努力を致します.
 またそのため,(4)「JpGU-AGU2020共同大会」は7週間延期となり,7月12
日(日)から16日(木)までの期間に開催されることとなりました.(5) 現在,
開催形態については様々なツールが準備されていますが,発表形態はまだ決
まっていません.皆様からのアンケートを参考しながら,大会運営委員会,
プログラム委員会,コンビーナーや発表予定者の方々などと相談しながら骨
格を作って行く予定です.さまざまなトラブルを想定し,それに対処できる
詰めの作業をするつもりです.(6) 現時点では大会開催期間は5日間となっ
ていますが,毎日短時間ずつ参加される方も多いかもしれませんので,参加
料金は「1日券」(早期参加登録料金)の金額を設定します.また,(7) ア
ンケートによると「実施困難」との回答が多数なので,学生優秀発表賞の審
査は行いませんが学生の方々の発表努力に報いられるよう代替企画を検討し
ています.
 今回の「オンライン学術大会」は新型コロナウィルスの感染拡大という背
景がありますが,一方で,日本でも各種資格試験の勉強には,すでに「オン
ライン授業」が普及しています.いま多くの大学でも授業はオンライン化と
いう方針になっているようです.「オンラインによる知の交流」は将来ます
ます盛んになると認識しております.ヨーロッパでは,二酸化炭素排出削減
に寄与するため(結果的には旅費負担もない),学会運営においても炭素オ
フセットが奨励されています.来年には,「学術会場」で,海外の研究者に
よる「オンライン発表・議論」を通じての海外の研究者との交流が日常的な
風景になっているかもしれません.JpGUでは,新たな「オンライン発表」形
態の高度化に向けた技術開発も,この機会に促進したいと考えております.
 今回の「オンライン学術大会」は新型コロナウィルスの感染拡大という背
景がありますが,一方で,日本でも各種資格試験の勉強には,すでに「オン
ライン授業」が普及しています.いま多くの大学でも授業はオンライン化と
いう方針になっているようです.「オンラインによる知の交流」は将来ます
ます盛んになると認識しております.ヨーロッパでは,二酸化炭素排出削減
に寄与するため(結果的には旅費負担もない),学会運営においても炭素オ
フセットが奨励されています.来年には,「学術会場」で,海外の研究者に
よる「オンライン発表・議論」を通じての海外の研究者との交流が日常的な
風景になっているかもしれません.JpGUでは,新たな「オンライン発表」形
態の高度化に向けた技術開発も,この機会に促進したいと考えております.
 私達が現在体験している感染症の拡大は,日本に限れば戦後最大のもので
す.日本政府は強制的な方法によらず,各自の自覚により,この拡大を防ぐ
方針です.テレワークなどでストレスもたまることもあるかと思いますが,
それを乗り越え,状況が近いうちに改善され,元の平和な世の中に戻ること
を強く祈念する次第です.
 最後になりますが,今回「オンライン開催」という,初めての試みを実施
することとなりました.これは,将来への高い可能性を秘めています.大会
を成功させるためにも皆様のご支援,協力,そして,ご参加を切にお願いす
る次第です.よろしくお願いいたします.

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└■ 2.2020年大会のお知らせ【重要】

上記の川幡穂高会長からの説明にありますように,2020年大会について方針
が決まりましたので,その要点を以下にまとめます.

(1) お支払い済みの参加費および懇親会については返金します.
(2) アブストラクトの処理には諸経費が生じていることもあり,投稿料およ
び年会費についてはいただきます.
(3) オンライン大会開催に向け十分に準備を行い,マニュアルも丁寧に整備
し,予行演習も行い,参加者の満足度を高める努力を致します.
(4) 大会は7週間延期となり,7月12日(日)~16日(木) に開催予定です.
(5) 発表形態の詳細はまだ決まっていません.
(6) 参加登録料は「1日券」(早期参加登録料金)の金額を設定します.
(7) 学生優秀発表賞の審査は行いませんが,それに代わる代替企画を検討し
ています.

オンライン大会開催に向けて,適宜みなさまに登録方法,参加形態の内容な
どご案内をいたします.次回は連休前を予定しております.

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└■ 3.連合フェローと三宅賞受賞者のお知らせ

本年度の連合フェローおよび三宅賞受賞者が決定しました.詳細は連合HPを
ご覧下さい.なお,贈賞式・授賞式については,決まり次第ご案内いたしま
す.

【2020年度日本地球惑星科学連合フェロー受賞者】(50音順,敬称略)

 植松 光夫, 佐藤 夏雄, 圦本 尚義

http://www.jpgu.org/jpgufellow/
http://www.jpgu.org/en/jpgufellow/

【2020年度日本地球惑星科学連合学術賞(三宅賞)受賞者】(50音順,敬称略)

今年の三宅賞選考では,候補者がいずれも業績が大変優れているということ
で,三宅賞規則の第3条を「選考毎に原則1件選ぶ」と変更し,2名の方が受
賞することとなりました.

 香内 晃, 吉田 尚弘

http://www.jpgu.org/miyakeprize/
http://www.jpgu.org/en/miyakeprize/

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└■ 4.委員会等から

(1) 教育検討委員会

日本地球惑星科学連合は,地球惑星科学教育の推進のため,今年度中に6件
程度の教員免許状更新講習(教科指導に関する内容等とする選択領域,1講
習6時間)を開設します.つきましては,地球惑星科学連合が開設する教員
免許状更新講習の担当講師を希望する会員は,以下の教育検討委員会HPで
公開している資料をご覧いただき,講習実施予定日の4ヶ月以上前の月の月
末までにお申し込みください.皆様の積極的なご応募をお待ちしています.
URL: http://www2.jpgu.org/edu/training-for-teacher-certificate/

(2) NPO法人地学オリンピック日本委員会

新型コロナウイルスの世界的蔓延のために 8月16日から開催予定であった第
14回国際地学オリンピック・ロシア大会は中止になりました.それに伴い予
選上位者による代表選抜も中止になりました.また,状況が落ち着いたら本
選出場予定者に対しての何らかのイベント開催を検討中です.

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└■ 5.PEPSからのお知らせ

(1) SPEPSの投稿期限延長

現在募集中の下記SPEPSの投稿期限が2020年6月30日まで延長されました.
皆様のご投稿をお待ちしております.

・”Quaternary and Future Earth: Harmonious Coexistence of Climate
and Humans”
・”Variability of the Sun and Its Terrestrial Impact-VarSITI-5-year
summary review”

(2) PEPSの最新出版論文

以下の論文が出版されました.本文はPEPSサイトでお読みいただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/

@. 川瀬宏明 et al.: Changes in extremely heavy and light snow-cover
winters due to global warming over high mountainous.
@. Reid A. Parsons et al.: Cold-based glaciation of Pavonis Mons,
Mars: evidence for moraine deposition during glacial advance.
@. Michael R. Ackerson et al.: 29Si solid state NMR and Ti K-edge
XAFS pre-edge spectroscopy reveal complex behavior of Ti in silicate
melts.

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└■ 6.新着情報

(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
※イベント開催状況については,各ホームページ等でご確認ください.

第11回惑星地球フォトコンテスト展示会
日時:2020年5月19日(火)~31日(日)
場所:東京パークスギャラリー(上野グリンサロン内)
主催:一般社団法人 日本地質学会
内容:このコンテストはユネスコおよび国際地質科学連合による国際惑星地
球年(2007~2009年)を契機に始められたもので,ジオフォトとしては最高
峰のコンテストです.私たちの惑星「地球」をテーマにした写真を公募し,
優秀な作品を表彰するとともに,広報,普及,教育活動を通じて地球科学に
対する理解を深め,学術の振興と社会の発展に寄与・貢献することを期待す
るものです.
http://www.photo.geosociety.jp

(2) 募集

IPCC AR6 Working Group I 二次ドラフト専門家査読 (締切2020/4/20)

IPCC opens second draft of Working Group I Sixth Assessment Report for government and expert review

令和2年度地球シミュレータ特別推進課題 (成果創出加速) (締切2020/12/28)
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/

(3) 公募/求人

国立極地研究所 南極観測センター 助教 (締切2020/4/20)
https://www.nipr.ac.jp/recruit/rec_faculty/20200420.html

東北大学大学院地学専攻 教授 (締切2020/4/30)
https://www.sci.tohoku.ac.jp/recruit/post-20200430.html

西南交通大学 (中国四川省) 教授・准教授・講師・助教・PD (締切2020/5/1; 決まり次第終了)
https://gsee.swjtu.edu.cn/uploadFiles/201910/24/_B_201910241240488794.pdf

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 特任助教 (締切2020/5/1)
http://www.jaxa.jp/about/employ/pdf/edu_2020_01.pdf

京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻 准教授 (締切2020/5/1)
http://tansa.kumst.kyoto-u.ac.jp/AssocProfOpportunity200313_J.pdf

静岡大学理学部地球科学科 助教 (女性又は外国人) (締切2020/5/8)
https://www.shizuoka.ac.jp/recruit/2019/20200218_sci_apro.html

岡山理科大学理学部基礎理学科 准教授または教授 (締切2020/5/8)
https://www.ous.ac.jp/topics/detail.php?id=1881&cat=8

国立研究開発法人海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 アプリケーションラボ 気候変動予測情報創生グループ 研究員もしくは技術研究員 (締切2020/5/11)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/apl20200511.html

国立研究開発法人海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 高知コア研究所 技術支援グループ 技術副主幹または技術主任 (締切2020/5/11)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/kochi20200511.html

金沢大学環日本海域環境研究センター 教授 (締切2020/5/15)
http://www.ki-net.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/01/koubo_prof_ja.pdf

一般財団法人 電力中央研究所 研究員 (正職員) (締切2020/5/31)
https://recruit.denken.jp/kadai/post-399/

千葉大学理学研究院地球科学研究部門 准教授またはテニュアトラック助教 (締切2020/6/1)
http://www.s.chiba-u.ac.jp/pr/e_20200401.html

東京理科大学理学部第一部物理学科 教授または准教授 (締切2020/6/30)
https://www.tus.ac.jp/boshuu/pdf/koubo20200630_ri1_phy.pdf

山口大学大学院創成科学研究科理学系学域 地球科学分野 講師または助教 (締切2020/6/30)
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/library/user_data/upload/Image/kobo/2019/20030202_tikyu.pdf

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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会

発行:川幡 穂高(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
公益社団法人日本地球惑星科学連合 (http://www.jpgu.org/)
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