メールニュース

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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 10月号 No.329 2019/10/11
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言 会長 川幡穂高
┃2.財務委員会より今年度の寄付のお願い
┃3.選挙公益社団法人日本地球惑星科学連合代議員投票のお願い
┃4.2020年大会に関するお知らせ【重要】
┃ ・セッション提案まもなく締め切り(締切:本日10/11(金)!)
┃ ・2020年大会スケジュールのお知らせ
┃ ・展示出展募集開始について
┃ ・大会からの重要なお知らせ(従来大会からの変更点)
┃5.2020年度日本地球惑星科学連合フェロー推薦募集のお知らせ
┃6.2020年度日本地球惑星科学連合学術賞(三宅賞)候補者募集
┃7. 委員会等から
┃ ・ 教育国際対応小委員会
┃8. PEPSからのお知らせ
┃ ・Special call for excellent papers on hot topicsの提案募集
┃ ・PEPSの最新出版論文
┃9.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言
  公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高

 連合の最高議決機関は社員総会で,社員は代議員より構成されますので,
代議員はとても重要です.10月に入りその選挙の投票が始まりましたので,
投票よろしくお願いいたします(https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/).
 今回は,昨今話題になっている「AI(人工知能)」を取り上げましょう.
2018年に亡くなった宇宙物理学者,ホーキング博士は「AIをこのペースで開
発し続けると,生物的進化の遅い人間は,すぐに追い越されるだろう」と警
鐘を鳴らしていました.「AIの2045年問題」というのがあり,この年,AIが
人間の能力を超えるのではないかと予想されています.
 コンピューターサイエンスの歴史に残る「世紀の対決」は,1997年に行わ
れた,チェスの世界王者カスパロフとIBMのスーパーコンピューター「Deep
Blue」の対戦でした.「ある駒を犠牲にする洗練された一手」は,人間の敗
北をもたらしました.「人間の知性がコンピューターに打ち負かされた」と
広く言われましたが,実際には,コンピュータープログラムの「バグ」が原
因でした.王者は「こんなはずはない!!」と考えすぎたようです.その後
の精密解析により,これは本来負けない戦いだったということがわかりまし
た.どうも人間には,「物事を必要以上に考えすぎる」癖があるようです.
 「AI」のビックバンが2012年に起こりました.人間の脳は5~6層のネッ
トワーク層が重なり,処理情報を次々に別層に送ることで,高度な学習・思
考ができるそうで,これは「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれて
います.これを応用した最初の囲碁ソフトが13層をもつ「アルファ碁」で,
韓国の囲碁チャンピオンに勝ちました.14層以上にしなかった理由は,「暴
走」の危惧のためでした.現在では,2000層のネットワーク層を持つ人工知
能が開発されています.
 「AI」時代に必要とされる人材とは,「AI」が苦手なことを柔軟にこなせ
る人,すなわち,仮説を立て,物事を突き詰め,証拠や反証を解析していく
「シャーロック・ホームズ」のような人物とされます.実際,創造,共感,
判断などは人間が得意である一方,反復,予測などは「AI」が得意です.両
者は具現化,相互作用,説明,訓練などで協力できるとされ,「AI」時代に
なっても,研究者,弁護士,プロデューサー,デザイナー,医師,教師,宗
教家などの職業は無くならないと言われています.
 「AI」に対し,人間の脳は進歩しているのでしょうか? 実は少し気がか
りなデータがあります.脳容量は,人類初期のアウストラロピテクス属では
385cc,道具を発明したホモ・ハビリスで600cc,火を使ったホモ・エレクト
スで900cc,3万年前のホモ・サピエンスで1500ccまで順調に増加しました.
ところが,現代人の脳容量は1350ccと,10%も減少しています. これは「退
化」で,記憶の一部をコンピューター等外部に委託するようになったから,
人が増え生命の危険が少なくなったから,など原因が指摘されていますが,
特定されていません.逆に,縮小化は「進化による効率化」との説もありま
す.脳容量はアインシュタイン博士では,むしろ小さく,絶滅してしまった
ネアンデルタール人では1550ccだったなど,脳容量と知能との関係は薄いと
いう意見もあります.
 生物は神様(あるいは自然)が何億年もかけてつくったもので,未知の能
力が潜んでいるかもしれません.頭脳は使うと発達することが知られていま
す.「AI」の時代を生き抜けるよう,「サピエンス(知恵のある)」才能を
駆使し,来年のJpGU-AGU Joint Meetingで素晴らしい発表をしていただけれ
ばと期待し,お願いする次第です.
 なお,JpGU-AGU Joint Meeting2020のAbstract投稿開始は,2020年1月7日
からです.

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└■ 2.財務委員会より今年度の寄付のお願い

昨年度から、「5事業年度で3000円以上の寄附500件」を目標に皆様に寄附
をお願いして来ました。これは地球惑星科学連合に寄附をされる方が税制上
有利となる寄附の仕方を選択可能とする要件(寄附金の税額控除の団体とし
ての証明)となり、より多くの寄附を地球惑星科学連合がいただく呼び水と
なるものです。昨年度末には500件に及ばず、今年度あと約100件の寄附を
頂ければ目標達成です。昨年度ご寄付をいただいた方でも、今年度は新たに
カウントされることとなりますので、どうか今一度のご協力を御願い致しま
す。財務委員会と致しましては、一般に多くの寄附をいただいて財政基盤を
強化し、会費や大会参加費の値上げを伴わないサービスの向上を実現したく
考えております。
なお、皆様に御願いする寄付金は寄附金取扱規則
https://www.jpgu.org/wp-content/uploads/2019/08/kihukisoku.pdf
第2条に書かれている一般寄附金となります。これは「この法人の会員又
はこの法人の会員を含む広く一般社会に常時募金活動を行うことにより受領
する寄附金」と定義され、日頃から募ることが出来るものです。第3条の規
定によれば「一般寄附金は、寄附金総額の50%以上を定款第5条の公益目的
事業に使用することとして募集しなければならない。」とあり、現実には全
額が日本地球惑星科学連合の公益事業に使われております。(地球惑星科学
連合の公益事業費と一般管理費の比は95:5です。全体の予算は本年度は約1億
7千万円です。)また、受領書等の送付に関しましては第6条に「 一般寄附
金又は特定寄附金を受領したときは、遅滞なく礼状、受領書及び第4条第1項
による募金目論見書を寄附者に送付するものとする。前項の受領書には、こ
の法人の公益目的事業に関連する寄附金である旨、寄附金額及びその受領年
月日を記載するものとする。」(註:募金目論見書は特定寄付金のみ)と決
められており、第9条に情報公開、第10条に個人情報保護が定められています。
以上概観しましたように、皆様に御願いする寄付金は大事に使わせて頂いて
おり、その取り扱いについても細心の注意を払っております。皆様のご家族
からの寄附も,家族の人数分加算される事を付け加えさせて頂きます(寄附
は会員で無くても大丈夫です)。寄附の方法など詳細は下記URLをご覧くだ
さい。
https://www.jpgu.org/donation/
会費や大会参加費の値上げを避けるために、皆様の今一度のご協力を財務委
員一同御願いするものであります。

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└■ 3.選挙公益社団法人日本地球惑星科学連合代議員投票のお願い

 現在,代議員選挙の投票を受付中です.
 代議員選挙の選挙者は代議員選挙の公示日前日までに正会員として理事会
に承認された方(2019年7月11日17:00までに会員登録申請をした方)です.
ご自分が所属する登録区分における候補者のなかから,各登録区分の定数の
半数(あるいはそれより少ない人数)の候補者を選んで,投票することがで
きます.会員の皆様の意志に基づいて連合を運営するためにも,代議員選挙
への積極的な投票をお願い致します.

[投票方法]
投票期間中に会員ページ( https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/ )へご自
身のIDとパスワードでログインし,左側の「代議員選挙」ボタンから投票画
面へお進みください.詳しくは以下をご覧ください.
https://www.jpgu.org/vote2020/index.html#voting

[代議員候補者名簿]
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/election/list/

[選挙日程]
 投票開始    2019年10月 2日(水) 9:00
 投票締切    2019年11月 1日(金)17:00
 開票,結果報告 2019年11月 7日(木)

選挙管理委員会

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└■ 4.2020年大会に関するお知らせ【重要】

(1) セッション提案まもなく締め切り(本日10/11(金)です!)

現在,2020年大会に向けてセッション提案を募集しています.まもなく締め
切りとなりますので,お早めにご提案をお願いします.

【提案締切】
本日10月11日(金)17:00

【セッション提案サイト】
https://www.jpgu-member.org/proposal/

【大会ホームページ】※ガイドライン等はこちらでご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/

EGUやAOGSとのジョイントセッション開催を希望する方は, セッション提案
だけでなく,フォームからの入力も必要です.忘れずにご登録ください.
https://business.form-mailer.jp/fms/5ea5d9c473977

学協会セッションの開催を予定されている方も,お早めに学協会プログラム
委員にご連絡ください.
https://www.jpgu.org/meeting_j2020/organization.php#organization_menu03_h2_02
*プログラム委員の連絡先・連絡方法は各学協会にお問い合わせください.
*希望する学協会がリストにない場合は,JpGU事務局までご相談ください.

(2) 2020年大会スケジュールのお知らせ

セッション提案締切       10/11(金)17:00
セッションリスト・コマ割案公開 12/02(月)
投稿・参加登録開始       01/07(火)
早期投稿締切          02/04(火)23:59
最終投稿締切          02/18(金)17:00
大会プログラム公開       03/13(金)
早期参加登録締切        05/08(金)23:59
予稿PDF公開         05/15(金)
大会              05/24(日)~28日(木)

(3) 展示出展募集開始について

展示の出展募集開始は11月を予定しております.

(4) 大会からの重要なお知らせ(従来大会からの変更点)

2020年度の決済より,「所属機関払い」がご利用いただけなくなります.全
ての皆様にクレジットカードでの決済をお願いいたします.決済について何
かご不明な点やご不安な点があります場合はお早目にご相談ください.

決済関連専用問合せフォーム
https://business.form-mailer.jp/fms/98790f0092217

2020年大会のランチタイムは 90分から120分に拡張されます.それに伴い,
ポスターコアタイムを含む午後のセッションの終了時刻も30分遅くなります
のでご注意ください.

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└■ 5.2020年度日本地球惑星科学連合フェロー推薦募集のお知らせ

日本地球惑星科学連合は,2020年度日本地球惑星科学連合フェローの推薦を
会員の皆様にお願いいたします.今回で7回目の募集となる連合フェローは
地球惑星科学において顕著な功績を挙げた方,あるいは日本の地球惑星科学
の発展に卓越した貢献をはかった方を高く評価し,名誉あるフェローとして
処遇することを目的とするものです.

推薦方法:下記詳細をご覧の上,締切までに必要書類をお送りください.
推薦締切:2019年12月31日(火) 必着
募集詳細:https://www.jpgu.org/2020fellow/
参  考:https://www.jpgu.org/jpgufellow/

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└■ 6.2020年度公益社団法人日本地球惑星科学連合学術賞(三宅賞)
     候補者募集

公益社団法人日本地球惑星科学連合は2020年度公益社団法人日本地球惑星科
学連合学術賞(三宅賞)の候補者を募集いたします.本賞の名称は三宅泰雄
博士のご提案と寄付金で設立された公益信託地球化学研究基金が事業として
実施してきた地球化学研究協会学術賞「三宅賞」に由来します.受賞者は,
自薦あるいは推薦者により推薦され,会長の諮問委員会である審査委員会に
おいて推挙された上で,理事会において承認された方とします.

推薦方法:下記詳細をご覧の上,締切までに必要書類をお送りください.
推薦締切:2020年1月15日(水) 必着
募集詳細:https://www.jpgu.org/2020miyake-prize/
参  考:https://www.jpgu.org/miyakeprize/

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└■ 7.委員会等から

(1) 教育国際対応小委員会

第2回アースサイエンスウィーク・ジャパンのお知らせ
日時:2019年10月14日(月)~20日(日)
場所:ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市)
主催:アースサイエンスウィーク・ジャパン実行委員会
内容:特別展示・はやぶさ2特別講演(19日)・ジオガシキッチン(19日)
   伊豆半島ジオパーク巡検(20日)など
https://www.earthsciweekjp.org 

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└■ 8.PEPSからのお知らせ

(1) SPEPS(Special call for excellent papers on hot topics)の提案募集

PEPSではSPEPSという解放型の特集号を扱っています. 企画提案を随時募集
しておりますので,JpGU-AGU Joint Meeting 2020 のセッションやプロジェ
クトの成果の発表をご検討中の方は,peps_edit@jpgu.orgにお問い合わせく
ださい.

また,現在以下テーマのSPEPSで投稿を募集しています.
『Projection and impact assessment of global change』
Submission deadline: December 31, 2019

詳しくは下記ページをご覧ください.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/tougou
http://progearthplanetsci.org/index.html#modal

(2) PEPSの最新出版論文

以下論文が出版されました.本文はPEPSサイトでお読みいただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/

@Bjorn Stevens et al.: DYAMOND: the DYnamics of the Atmospheric
general circulation Modeled On Non-hydrostatic Domains.

また,日本語Abstractのサイトを準備していますのでぜひご一読ください.
http://progearthplanetsci.org/highlights_j.php

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└■ 9.新着情報

(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
特別展「恐竜博2019」
日時:2019年7月13日(土)~10月14日(月)
場所:国立科学博物館 (東京・上野公園)
主催:国立科学博物館,NHK,NHKプロモーション,朝日新聞社
内容:アメリカで発見された新種の肉食恐竜に,1969年「恐ろしいツメ」を
意味するデイノニクスという名前が付けられました.このデイノニクスから
恐竜研究の新しい時代が始まったと言われています.本展覧会では,その後
めざましく発展した恐竜学の50年の歩み,そして最前線を展望します.
https://dino2019.jp

地質標本館企画展「恐竜とアンモナイト -白亜紀の日本を語る化石-」
日時:2019年10月1日(火)~11月4日(月)
場所:地質標本館 1階ホール入口付近
主催:産業総合技術研究所 地質調査総合センター
内容:2018年,10月15日は「化石の日」に制定されました(日本古生物学会).
当館では「化石の日」を記念して企画展を開催します.福井県立恐竜博物館
と連携し,恐竜博物館のフクイラプトル,フクイサウルスのレプリカの一部
を展示し,合わせて地質標本館所蔵のアンモナイトを展示します.まだ形の
なかったころの日本の白亜紀をぜひ感じてください.
https://www.gsj.jp/Muse/event/archives/20191001_event.html

地質標本館 2019年度 特別展「日本初!日本列島大分析 元素で見る『地球化学図』」
日時:2019年10月8日(火)~2020年1月5日(日)
場所:地質標本館 1階ホール
主催:産業総合技術研究所 地質調査総合センター
内容:地球化学図は,地表や海底にある元素の量を色分けして表した元素の
地図のことです.今回の講演では,何が元素の分布を決めているのか,私た
ちの生活にどのように役に立つのか,そして,地球化学図を作ることで初め
て明らかになったことなどを分かりやすく紹介します.
https://www.gsj.jp/Muse/exhibition/archives/2019/2019_autumn.html

地質標本館 体験イベント「自分で作ろう!!化石レプリカ」
日時:10月12日(土)
場所:地質標本館(多目的室)
主催:産業総合技術研究所 地質調査総合センター
内容:「化石の日」(10月15日)を記念したイベントです.本物の化石から
樹脂(おゆまる)で型取りをしましょう.その型に石コウを流し込んで,し
ばらく待ちます.固まったら,型からレプリカを取り外して本物と比べてみ
ましょう.型とレプリカはお持ち帰りいただけます.おうちでレプリカに色
を塗ると,あなただけのオリジナル「化石コレクション」になります.
https://www.gsj.jp/Muse/event/archives/20191012_event.html

令和元年度土木研究所講演会
日時:10月16日(水) 10:00-17:00
場所:日本教育会館一ツ橋ホール
主催:国立研究開発法人土木研究所
内容:本講演会は,当所における調査研究成果や最近の土木技術に関する話
題・動向について,講演,報告を行うものです.今年度は,①新技術を活用
した社会資本の維持管理と災害時の対応,②激甚化する自然災害リスクの評
価と対策,③建設材料に関する技術開発の取り組みを中心に紹介します.ま
た,立命館大学 古気候学研究センター長 中川毅氏の特別講演もございます.
https://www.pwri.go.jp/jpn/about/pr/event/2019/1016/index.html

ぼうさいこくたい2019
日時:10月19日(土)~20日(日)
場所:名古屋市 ささしまライブエリア 名古屋コンベンションホール・パー
クエリア・キャナルゲートエリア
主催:防災推進国民大会2019実行委員会
内容:日本は様々な災害が発生する国です.だからこそ,「自助・共助」の
取組みを促進し,一人ひとりが防災の意識を高めることで災害の被害を抑え
ることができます.「ぼうさいこくたい」ではご家族連れから専門家まで幅
広い方が防災を学ぶことができるイベントです.
http://bosai-kokutai.jp/

モントリオール・プロセス国際シンポジウム
SDGs達成に向けた森林の貢献:森林情報の活用と基準・指標
日時:2019年10月21日(月) 13:30-17:30
場所:熊本市国際交流会館6・7階ホール
主催:林野庁
内容:本シンポジウムでは,国内外から専門家を招いて,近年の森林分野に
関連する国際的な動向やモントリオール・プロセスが定めた「基準・指標」
を活用した森林情報の把握に関する各国の取組等について技術・政策面から
紹介し,今後の展望について議論します.
http://www.nittsu-ryoko.co.jp/event/fa2019/

統合的気候モデル高度化研究プログラム 公開シンポジウム
日時:2019年10月21日(月) 13:00-16:15
場所:一橋大学一橋講堂
主催:文部科学省統合的気候モデル高度化研究プログラム
内容:国内外において温暖化対策の必要性が高まる中,将来を見通し,実効
的な対策を進めるためには,最先端の科学技術を駆使した気候変動予測の研
究が極めて重要です.そこで,文部科学省では,「統合的気候モデル高度化
研究プログラム」を通じて,気候変動予測の研究を一層推進し,その成果を
社会実装するため,気候変動メカニズムの解明や気候変動予測モデルの高度
化等に取り組んでいます.昨年12月に気候変動適応法が施行され気候変動適
応への取組が進められている中,本シンポジウムでは,気候モデルからわか
ること,気候モデルへの期待などについて,研究者や自治体の視点を交えな
がら考えます.
http://www.jamstec.go.jp/tougou/event/sympo/2019/index.html

第227回地質汚染・災害イブニングセミナー
日時:2019年10月25(金) 18:30-20:30
場所:北とぴあ808会議室
主催:NPO法人地質汚染審査機構
内容:第227回 地質汚染イブニングセミナーのテーマは「雨水と賢くくらす
には~墨田区の取り組みから」で,NPO法人雨水市民の会理事,NPO法人雨水
まちづくりサポート理事の笹川みちる氏が講演を行います.
http://www.npo-geopol.or.jp/event.htm

第70回 GODACセミナー 司厨員とまなぶ 研究船のおしごと
日時:2019年10月26日(土) 11:00-14:00
場所:名護市中央公民館 調理実習室
主催:国際海洋環境情報センター (GODAC)
内容:世界中の海で調査・研究を行っている JAMSTECの研究船は,多くの研
究者がお仕事をする場であり,また,生活をする場でもあります.そんな研
究船の生活に欠かせない食事を提供してくれるのが,「司厨員(しちゅうい
ん)」と呼ばれる船のコックさんです.今回のセミナーでは,研究船のお仕
事内容や生活の紹介を通して,みなさんの知らない「海のお仕事」へ理解を
深めていただきます.その後は,司厨員が研究船で提供しているスペシャル
メニュー作りに,親子でチャレンジします.おいしいごはんを作りながら,
海のお仕事について楽しく学びましょう.
http://www.godac.jp/event/2019/20191026.html

日本科学協会主催セミナー「未来をひらく 科学と倫理」
日時:2019年10月26日(土) 13:00-17:00
場所:日本財団ビル2F大会議室
主催:公益財団法人日本科学協会
内容:科学を,宗教・倫理・芸術の3つの哲学テーマから考える科学隣接領
域,第二弾は「科学と倫理」です.研究者が直面している倫理的な問題や,
社会に大きな影響をもたらしつつある「生命・AI・宇宙」の倫理を取り上げ
ます.未来に向けて科学研究者倫理と社会倫理のあり方を一緒に考えてみま
せんか.
https://www.jss.or.jp/ikusei/rinsetsu/ethics/seminar.html

湧水めぐり in 日野市豊田
日時:2019年10月26日(土) 13:00-15:30
場所:日野市豊田
主催:公益社団法人 日本地下水学会 市民コミュニケーション委員会
内容:東京都日野市,JR中央線豊田駅周辺の湧水や井戸をめぐり,地下水や
水循環について理解を深めてもらう,約5kmのウォーキング・イベントを
開催します.多数の皆様のご参加をお待ちしております.
http://www.jagh.jp/jp/g/activities/torikichi/spring/

JAMSTEC 横須賀本部 施設一般公開
日時:2019年11月2日(土) 9:00-15:00
場所:JAMSTEC 横須賀本部
主催:国立研究開発法人 海洋研究開発機構
内容:今年度から JAMSTECの新しい中長期計画が始まり,体制もあらたに研
究開発活動を推進しています.そんな JAMSTECのイチオシの研究内容をわか
りやすくお伝えするために,研究の現場を見て,ふれて,楽しみながら学ん
でいただける催しを準備中です.敷地内の専用岸壁では海洋調査船の公開も
予定しています.
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/public_open/

第20回こどものためのジオ・カーニバル
日時:2019年11月2日(土)~3日(日)
場所:大阪市立科学館
主催:こどものためのジオ・カーニバル企画委員会
内容:第20回こどものためのジオ・カーニバルでは,小学生・中学生・高校
生・学校関係者・一般の方を対象として,「石材標本を作ろう」「恐竜は卵
から生まれる」「先カンブリア時代の化石のぱたぱたパズル」などのさまざ
まなブースの出展やセミナーを開催します.多くの皆様のご来場をお待ちし
ております.
http://geoca.org/

科学×芸術 アーティスト イン レジデンス 作品制作公開
日時:2019年11月3日(日)
場所:高知大学 海洋コア総合研究センター
主催:ササオカミホ
内容:一般の方に,研究施設の空間の中でアート作品を制作している現場を
公開します.作品には,研究施設で排出された廃棄物品のみを使い,大きな
物質のサイクルを想起できる作品(インスタレーション)を通して,物質社
会への問題提起をしていきます.科学と芸術の対話は,両者の探求の根元に
迫る活動をしています.
https://dialogue-science-art.amebaownd.com/

学術会議公開シンポジウム 国連の持続可能な海洋科学の10年
-One Oceanの行動に向けて
日時:2019年11月6日(水)
場所:笹川平和財団海洋政策研究所 国際会議場
主催:日本学術会議海洋生物学分科会,同SCOR分科会
内容:本シンポジウムでは,SDGsおよび「海洋科学の10年」の実行と目標達
成に向けて,その中心となる産学官民の協力をいただき,今後10年間の海洋
科学の具体的方向を議論します.
https://www.spf.org/opri/event/20191106.html

2019年度東京地学協会メダル受賞記念講演会
日時:2019年11月8日(金) 15:30-16:30
場所:学士会館 202号室
主催:公益社団法人東京地学協会
内容:東京地学協会では,2019年度東京地学協会メダルを,地学・歴史科学
ひいては社会に大きな波及をもたらしているテフロクロノロジーの確立に貢
献された町田 洋博士に贈呈しました.今年は,町田博士が故新井房夫博士
と共に執筆された「火山灰アトラス:日本列島とその周辺」が東京大学出版
会から出版されてから27年になります.近々,改訂版が出版されると伺って
おり,タイミングの良い受賞になりました.この度,町田博士の受賞を記念
する講演会を以下の要領で開催することにいたしました.関心をお持ちの皆
様の聴講を歓迎いたします.
http://geog.or.jp/lecture/lecturescheduled/377-r1medal.html

IAVCEI 2021 Scientific Assembly
日時:2020年2月15日(土)~19日(水)
場所:Rotorua, New Zealand
主催:IAVCEI
内容:The Local Organising Committee, on behalf of the International
Association of Volcanology and Chemistry of the Earth’s Interior,
invite the global volcanological community to convene in New Zealand
for the IAVCEI 2021 Scientific Assembly.
セッション提案の締切は11月1日です.多くの提案をお待ちしております.
https://confer.eventsair.com/iavcei2021

PERC International Symposium on Dust & Parent Bodies 2020 (IDP2020)
日時:2020年2月25(火)~27日(木)
場所: 千葉工業大学東京スカイツリータウンキャンパス
主催:千葉工業大学惑星探査研究センター
内容:The objective of this symposium is to share state-of-the-art
research on dust delivered to Earth and its parent bodies in a
multidisciplinary approach of planetary science and astronomy in
light of the DESTINY+ mission.
If you wish to give a contributed talk or present a poster,
please complete online registration by Friday, November 8, 2019,
10:00 a.m. JST (UTC+9).
http://www.perc.it-chiba.ac.jp/meetings/IDP2020/Welcome.html

(2) 募集

笹川科学研究助成 (締切2019/10/16)
https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/

2020A期におけるSACLA利用研究課題 (締切2019/10/30)
https://xfel.jp/s/proposal

第22回 大学女性協会守田科学研究奨励賞 受賞候補者募集 (締切2019/11/18)
http://www.jauw.org/scholarship/2019/2019morita-22boshuyoukou.pdf

令和元年度地震火山災害予防賞公募 (締切2019/11/22)

地震火山災害予防賞

(3) 公募/求人

東京大学 地震研究所 火山噴火予知研究センター 准教授 (締切2019/10/11)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2019/07/20190710-5.pdf

東京大学 地震研究所 災害科学系研究部門 准教授 (締切2019/10/15)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2019/08/d594e7e05041932a77ec3c75908cc21d-5.pdf

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授または助教 (締切2019/10/15)
http://www.jaxa.jp/about/employ/pdf/edu_20191015.pdf

広島大学 大学院理学研究科 地球惑星システム学専攻 助教 (女性) (締切2019/10/15)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/employment/kyoinkobo/sci

筑波大学 生命環境系(アイソトープ環境動態研究センター) 助教 (締切2019/10/18)
https://www.tsukuba.ac.jp/update/jobs/pdf/2019/201909171622.pdf

名古屋大学 宇宙地球環境研究所 統合データサイエンスセンター 特任助教 (締切2019/10/18)
http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/2019/07/koubo2019-5.pdf

大阪市立自然史博物館 学芸員 (締切2019/10/18)
https://ocm.osaka/sys/wp-content/uploads/2019/09/01_職員採用試験実施要項【学芸員】古生物.pdf

海洋研究開発機構 地球環境部門 研究員・技術研究員・ポストドクトラル研究員 (締切2019/10/25)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/iace20191025.html

海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 超先鋭研究プログラム 臨時研究補助員 (締切2019/10/25)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/sugar20191025_2.html

京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 森林生態学専門種目 教授 (締切2019/10/25)
https://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=7328

海洋研究開発機構 地球環境部門 北極環境変動総合研究センター 北極化学物質循環研究グループ (締切2019/10/29)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/iace20191029.html

防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門 契約研究員 (締切2019/10/31)
http://www.bosai.go.jp/tender/saiyo/20190906_01.pdf

山形大学 学術研究院 講師または助教 (締切2019/11/8)
https://www.sci.yamagata-u.ac.jp/files/3815/6818/8053/762f4c57a5417945c434bb0059635ca0.pdf

東京大学 地震研究所 地球電磁気学分野 助教 (締切2019/11/12)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2019/09/kouboyoukou_010903-3.pdf

東北大学 大学院理学研究科 准教授 (締切2019/11/18)
http://www.gp.tohoku.ac.jp/information/offering/20190829194016.html

海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 研究員もしくは技術研究員 (締切2019/11/26)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/apl20191126.html

名古屋大学 宇宙地球環境研究所 附属飛翔体観測推進センター 研究員 (締切2019/11/29)
http://www.nagoya-u.ac.jp/employment/upload_images/20190927_isee1.pdf

防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門 契約研究員 (研究員型) (締切2019/11/29)
http://www.bosai.go.jp/tender/saiyo/20190730_01.pdf

東京大学 地震研究所 応用数理科学 特任研究員 (締切2019/11/29)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2019/08/3025b609e409475fb0bc69fdb90d11af-3.pdf

名古屋大学 大学院環境学研究科地球環境科学専攻 准教授 (締切2019/11/30)
http://www.nagoya-u.ac.jp/employment/upload_images/20191003_env1.pdf

名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻地球惑星科学系 助教(テニュアトラック) (締切2019/12/13)
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/jobs/job_20191213.pdf

米国サンディエゴ州立大学(San Diego State University, USA)大学院生(有給)(締切2019/12/16)
https://geology.sdsu.edu/jdp/opportunity/

北海道大学 大学院理学研究院 地球惑星科学部門 教授 (締切2019/12/20)
http://www.sci.hokudai.ac.jp/grp/sys-web/sys-web/2019/09/03/post-17.html

九州大学 応用力学研究所 気候変動科学分野 研究員 (締切2019/12/31)
https://www.riam.kyushu-u.ac.jp/climate/researcher_RIAM_CCS_1907.pdf

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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会

発行:川幡 穂高(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
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