メールニュース

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└■ 日本地球惑星科学連合メールニュース 4月号 No.322 2019/4/11
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≪ 目次 ≫
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┃1.巻頭言  会長 川幡穂高
┃2.ウェブページリニューアルのお知らせ
┃3.2019年大会のお知らせ【重要】
┃ ・ プログラム確認のお願い
┃ ・ 参加登録のお願い
┃ ・ ハイライト論文募集
┃ ・ 発表のキャンセル等について
┃ ・ 保育ルームの設置と補助のお知らせ
┃ ・ 会合受付のお知らせ
┃ ・ VISA申請のための補助書類
┃ ・ ポスタープリントサービスのご紹介
┃ ・ 大会アルバイト募集開始
┃ ・ 宿泊情報
┃ ・ 今後の日程
┃ ・ 展示出展者紹介
┃ ・ 展示出展者募集
┃4.大会イベントのお知らせ
┃ ・ ランチタイムスペシャルレクチャー
┃ ・ 懇親会
┃ ・ インターナショナルミキサーランチョン
┃ ・ おしゃべり広(BAR)場
┃ ・ フィールドトリップ
┃ ・ GEOFUT19
┃ ・ セミナー
┃ ・ フォトコンテスト
┃5.連合フェローと地球惑星科学振興西田賞受賞者のお知らせ
┃6.2019年度学生優秀発表賞審査員募集のお知らせ
┃7. 委員会等から
┃ ・ 総務委員会
┃ ・ NPO法人地学オリンピック日本委員会
┃ ・ グローバル戦略委員会
┃8. PEPSからのお知らせ
┃ ・Chiba-SectionのSPEPSの投稿期限が2019/9/30まで延長されました
┃ ・PEPSの最新出版論文
┃9.新着情報
┃ ・イベント(学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)
┃ ・募集
┃ ・公募/求人
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└■ 1.巻頭言
公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長 川幡穂高

 今年も新学期となりました.日本地球惑星科学連合2019年大会までにはま
だ時間がありますが,今回は,口頭発表に生かしていただくために,「声」
の効果についてご紹介します.16-75歳の男女千人の日本人に調査したとこ
ろ,「自分の声を嫌い」と回答する人が80% もいました.しかし,連合大会
ではポスター発表より口頭発表を希望する方が多いので,それを叶えるよう
努力して,口頭/ポスターの発表比率は1:1程度となっています.これに対し
AGU, EGUでの比率は,それぞれ約1:3,1:2です.
 「声を出す」には,1)肺から息を送る,2)声帯を振動させる,3)体で共鳴
させる,4)発音する,がすべて上手にできる必要があります.「空気を溜め
ているのは肺」ですが,肺には筋肉がないので「横隔膜の筋肉を上下に動か
して」吐息(といき)の量とスピードをコントロールします.声帯は喉仏のあ
たりにある2本の筋でできていて,通常は開いています.しかし,声帯が喉
の管を閉じ,息の圧力で空気を押し出すと,声帯が震えて音が出ますが,発
音はできません.声帯の振動自体は微弱ですが,声帯の上の空洞,口腔,鼻
腔に響かせることで大きな音にできます.最後に,体にも響かせた音を口の
中で発音すると言葉になります.口の動きだけでなく,顎や鼻,ほおなどの
表情筋を動かすことで発音できます.人の話を聞く時には,話されている内
容を理解するため,声は耳から大脳の聴覚野を通過して,言葉を理解する大
脳新皮質の言語野というところに達し,「内容」が理性的に理解されます.
 これと併行して「声という音そのもの」も同時に大脳のより深い所にある
旧皮質を刺激し,快・不快,好き・嫌いといった本能的な感情を起こさせま
す.声による伝達は理性と感情の2つを伴うので,説得力を伴う声の質はと
ても重要です.人間は生活の中で,周囲の音にあわせ「自分の発声する声」
を調節するので,「声」は社会で作られるといっても過言でありません.
 一般に身長が高いと声帯や声を共鳴させる声道の長さが長くなるので低い
音となります.男性も女性も思春期に,それぞれ声帯は7mm,3mm長くなり,
1オクターブ,音程で3音低い声となります.声が低い人は体が大きいので,
声を聞いた人は本能的に防御体制にはいります. 声が高いと相手は小さい
(=弱い)と判断し「守ってあげよう」と感じるのは,人類進化の初期以来
のものです.犬も大きい方が声は低くなります.実は日本の女性の声の高さ
は330Hz前後(本来230Hz)で,声帯の長さに見合わない高音となり,先進国
の中で一番高く,「弱く小さい」女性像を社会が求めていることが背景との
指摘があります.これにつられて,実は,近年日本人の男性の声も本来より
も高い周波数となっています.
 声を大事にした最初の大統領はフランクリン・D・ルーズベルトで, どっ
しりした温かい声で話しました.ケネディは話す,時に顔を動かさず安定し
た音声を響かせました.チャーチルは安定感のある低めの声で国民に安心感
を抱かせました.声は単一周波数でなく,さまざまな周波数が混じっていま
す.「暗い声」は高い周波数が少なくなっています.これを解消するには,
眉を引き上げ,少し目を見開くと高い周波数が増幅し,明るい感じとなりま
す.
 鏡の前での発声し,録音して「自分の本当の声」を知ることが第一段階で
す.次に,自分にあった声,その場に適した声を探求していただければと思
います.今回の連合大会では,内容のみならず「説得力のある良い声」の口
頭発表が増えてほしいと祈念する次第です.

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└■ 2.ウェブページリニューアルのお知らせ

 4月1日にJpGUのウェブページをリニューアルいたしました。新しいウェブ
ページはレスポンシブ対応となっており、スマートフォン等でも快適に表示
されます。今後もウェブページの向上に努めてまいりますのでよろしくお願
いいたします。

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└■ 3.2019年大会のお知らせ【重要】

(1) プログラム確認のお願い

発表者の方は必ずご自分の発表日時(時間,会場)を採択メールおよび大会
プログラムにてご確認ください.
https://confit.atlas.jp/guide/event/jpgu2019/top

※スマートフォン用アプリはPDFの公開(5月17日予定)以降のリリースとな
ります.

(2) 参加登録のお願い

大会への参加には参加登録が必要となります.5月8日(水)までは早期割引料
金が適用されますので,ぜひご活用ください.

★投稿料と参加登録料は異なります.投稿だけでは大会に参加することがで
きませんのでご注意ください.

参加登録は会員画面にログイン後,
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/
左の「連合大会」メニュー→「大会参加申込」ボタンから行ってください.

※早期参加登録締切:2019年5月8日(水) 23:59
早期参加登録締切以降も通常料金にて引き続き参加登録が可能です.

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参加登録には,ウェブからのご登録とクレジットカードまたは所属機関から
の振込による決済が必要です.

★今年の大会から会場には参加登録窓口がありません!

★参加登録をせずに会場にお越しいただいてもご入場できません!

必ずご来場前に参加登録をお済ませいただき,入場用eチケット(バーコード)
をご持参(または現地にてご提示)ください.
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参加費についてはこちら↓↓
https://www.jpgu.org/meeting_2019/information.php#information_menu06_h2_03

決済についてのトラブルはこちらをご参照いただき,できる限りお早目にご
相談ください.大会会場では対応できかねる場合もあります.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/payment.php

★パブリック(一般公開)セッションのみの参加は無料です.

★大学学部生以下の方はすべてのセッションに無料で参加できます.
(事前参加登録は必要です)

★2019年大会からシニア正会員の参加登録料が有料となりました.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/information.php#zaimu

(3) ハイライト論文募集

JpGU広報普及委員会では,とくに一般市民に対する報道向けに,顕著な研究
成果や社会への波及効果がある発表を選出し,ハイライト論文冊子としてま
とめ,連合大会へ取材に来る報道・出版関係者にお配りしております.

ただいま,このハイライト論文へのエントリーを募集しております.

【締切:2019年4月19日(金) 17:00】

選出方法や詳細及びエントリーは,下記URLをご覧ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/presentation.php#presentation_menu06

多くの皆様からのエントリーをお待ちしております.

(4) 発表のキャンセル等について

発表予定の方で,やむをえず大会への参加が難しくなってしまった場合には
コンビーナへのコンタクトフォームから状況をお知らせください.

コンタクトフォームは4月中旬オープンの予定のため,今しばらくお待ちく
ださい.事務局へメール等でご連絡いただいても受理できませんのでご了承
ください.コンタクトフォームの詳細は,オープンの際に 大会NEWS & INFO
メールでお知らせします.

(5) 保育ルームの設置と補助のお知らせ

大会期間中,保育ルームの設置と利用者向け補助をしております.お申込み
方法,お申込み期間等詳細は下記ウェブページをご確認ください.

【保育室利用についての詳細】
https://www.jpgu.org/meeting_2019/childcare.php

(6) 会合受付のお知らせ

連合大会会場では空いている会場を,「会合」として小集会や夜間集会にご
利用いただけます.

詳細・お申込みはこちら
https://www.jpgu.org/meeting_2019/meetings.php

数に限りがありますので先着順に受付し,定数になり次第締め切らせていた
だきます.

(7) VISA申請のための補助書類

日本来日に伴うVISA申請書類の発行を行っています.詳しくは大会ホームペ
ージをご確認ください.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/for_international.php

申請手続きの申込締切は4月25日(木)23:59です.
期日を過ぎての申請は受け付けられませんのでお早めにお手続きをお願いし
ます.

(8) ポスタープリントサービスのご紹介

事前にデータをご登録いただくことで,大会会場で印刷したポスターを受け
取れる,ポスタープリントサービスをご用意しています.申込み受付開始は
4月下旬を予定しております.

(9) 大会アルバイト募集開始

大会中に運営をお手伝いいただく学生アルバイトの募集を4月中旬頃開始し
ます.募集開始は大会NEWS & INFOメールでお知らせします.

(10) 宿泊情報

大会ホームページにて宿泊情報及び予約サイトをご紹介しています.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/access.php#access_menu04
日本旅行社予約サイト
https://va.apollon.nta.co.jp/jpgu2019/
※料金については,ご自身でウェブから手配された方が安い場合もあります.

(11) 今後の日程

5/ 8(水) 23:59 早期参加登録締切
5/17(金)    予稿(PDF)公開
5/26(日)-30(木) 日本地球惑星科学連合2019年大会

★学協会長会議 5/28(火) ランチタイム
★社員総会   5/28(火) PM2 コンベンションホールB
★表彰式    5/28(火) PM3終了後
★懇親会    5/28(火) 表彰式終了後

(12) 展示出展者紹介

下記ホームページにて,多彩な出展者による充実したブースをご紹介中です.
ぜひ展示会場におこしいただき,多彩な情報をご覧ください.
学生の皆様向けにキャリア情報に関する企画も予定しておりますので,展示
企画にご注目ください.

<2019年大会 展示出展者紹介ページ>
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibition.php

また,国際展示場に設置したミニステージでは,出展者の皆様によるショー
トセミナーが開催されます.新プロジェクト,新商品の紹介,学生の皆様へ
の情報など盛りだくさんです.最新の情報に触れてください.

<ショートセミナー>
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibition_ministage.php

(13) 展示出展者募集

2019年大会では,ひきつづき展示出展者を募集しております.地球惑星科学
関連分野において日本最大規模の学術大会です.年々出展数は増えており,
出展者からも参加者からもご好評をいただいています.すでに多数のお申込
みをいただき,残りブース数も限られてきましたのでお申込みはぜひお早め
にお願いいたします.

詳細・申込方法は下記大会公式ホームページをご確認ください.
<2019年大会 展示企画ホームページ>
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibitors.php
<展示マップとお申込み状況>
https://www.jpgu.org/meeting_2019/exhibition_floor.php

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└■ 4.大会イベントのお知らせ

大会で行われるイベントの情報は,大会ホームページにて随時情報更新をい
たします.
https://www.jpgu.org/meeting_2019/event.php

(1)ランチタイムスペシャルレクチャー

ワールドクラスの研究者が研究分野を越えて学生・若手研究者におくる地球
惑星科学の特別講義シリーズ『スペシャルレクチャー』を連合大会期間中の
昼休み(13:00~13:40)に開催します.

日時:2019年5月26日(日)~30日(木) 13:00~13:40
場所:国際会議場1F 103

<講演予定>
26日(日) 須賀利雄(東北大)/大気水圏科学
27日(月) 小林憲正(横浜国大)/地球生命科学
28日(火) Peter B. Kelemen(Lamont Doherty Earth Observatory, Columbia
Univ.)/固体地球科学
29日(水) 関根康人(東工大)/宇宙惑星科学
30日(木) 内山庄一郎(防災科研)/地球人間圏科学

(2) 懇親会

日時:2019年5月28日(火) 受付18:45,開始19:00
場所:幕張ホール A05~A07
オンライン申込:2019年5月24日 17:00締切(事前割引価格)
参加費:
・事前:一般5000円(税込)/ 学生2000円(税込)
→ 会員ログイン画面からお申込みください
https://www.jpgu-member.org/jpgu/ja/

・当日:一般6000円(税込)/ 学生3000円(税込)
→ 当日懇親会会場にて現金でお支払いください

(3) インターナショナルミキサーランチョン

これまで日本地球惑星科学連合の国際化推進の一環として実施してきました
International Mixer Luncheonを,今年も開催いたします.国内外の学生・
若手研究者の交流の場として,また第一線で活躍する研究者との懇談の場と
してご活用ください.国内外からの学生・若手研究者のご参加をお待ちして
います.

日時:2019年5月27日(月) 12:30~13:30
会場:東京ベイ幕張ホール A06
定員:100名
対象:学生及び若手研究者
申込方法:オンライン申込 (4月中旬の予定)
締切:定員に達し次第

(4) おしゃべり広(BAR)場

おしゃべり広(BAR)場は, 学生および35歳以下の若手研究者が研究や将来
について等,普段思っていることを5分間の‘おしゃべり’にまとめ,観客
と交流をする場です.‘おしゃべり’の参加者にはオリジナル記念Tシャツ
をプレゼント!

開催日:2019年5月28日(火)予定
時間:17:30~18:00
場所:ミニステージ(国際展示場ホール8内)
申込方法:申込フォームより(近日中に公開)

お問合せ等は,bar@jpgu.orgまでご連絡ください.

(5) フィールドトリップ

大会翌日の5月31日(金)に, 開催地千葉県にてフィールドトリップを開催い
たします.ただいま参加者募集中です.募集締切りは5月8日(水)です.定員
(各30名)に達し次第お申込みを締め切らせていただきます.ご興味をお持
ちの方は,お早目にお申込みください.

海コース:南極観測船SHIRASEと千葉工大惑星探査研究センター見学ツアー
山コース:「チバニアン」見学ツアー(「千葉セクション」とその周辺地層
見学,トロッコ電車乗車と笠森観音見学,ホテル三日月(竜宮)温泉入浴)

詳細及びお申込みはこちら
https://www.jpgu.org/meeting_2019/event.php#event_menu06

(6) GEOFUT19

5月29日(水)の夜にフットサル大会を開催します.
■個人参加者募集中■
https://business.form-mailer.jp/fms/bc00b9cb69771
個人参加者に限り,まだ参加を受け付けております.
ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください.
(チーム参加は締め切りました)

日時:2019年5月29日(水)19:00~22:00
会場:ZOZOPARK(当日幕張メッセから現地まで誘導もあります)

(7) セミナー

大会期間中,大会参加者のみ聴講可能なセミナーを開催いたします.大会参
加者の方は無料で参加できます.開催プログラムは近日公開いたします.

(8) フォトコンテスト

昨年のAGUとのジョイント大会よりスタートしたフォトコンテストを今年
も開催します.引き続き,参加者の皆様が撮影された地球惑星科学に関する
写真の募集を行います.優秀作品は2020年大会のポスターへの採用などの副
賞も用意されています.入賞作品は,皆様の投票により選出します.作品の
募集は4月下旬を予定しています.ぜひご参加ください.

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└■ 5.連合フェローと地球惑星科学振興西田賞受賞者のお知らせ

本年度の連合フェローおよび第3回地球惑星科学振興西田賞受賞者が決定い
たしました.詳細は連合HPをご覧下さい.
贈賞式・授賞式は大会期間中5月28日に行います.皆様の参加をお待ちして
おります.

・2019年度日本地球惑星科学連合フェロー(50音順)
https://www.jpgu.org/jpgufellow/

磯崎 行雄先生, 浦辺 徹郎先生, 岡田 篤正先生, Stephen H. Kirby先生,
北里 洋先生, 田中 高史先生, 田中 正之先生, 長井 嗣信先生, 渡辺 興亜先生

・第3回地球惑星科学振興西田賞受賞者(50音順)
https://www.jpgu.org/nishidaprize/

片山 郁夫さん, 河谷 芳雄さん, 木村 勇気さん, 鈴木 健太郎さん,
鈴木 庸平さん, 東塚 知己さん, 中川 貴司さん, 中島 淳一さん,
西田 究さん, Huixin Liuさん

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└■ 6.2019年度学生優秀発表賞審査員募集のお知らせ

日本地球惑星科学連合大会では毎年,優秀な発表を行った学生を表彰する学
生優秀発表賞を実施しております.こちらの賞は例年,ボランティアの審査
員のご協力のもとで成り立っています. 今年も600を超える学生さんがエン
トリーをしています.

現在,2019年度学生優秀発表賞の審査員を引き受けて下さる会員の方を募集
しています.ご協力いただける方は下記URLより審査員登録をお願いします.

応募方法:https://www.jpgu-member.org/student-award/judge/login/
※ご自身のJpGU IDとパスワードをご利用ください.

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└■ 7.委員会等から

(1) 総務委員会

・新規賛助会員入会のご紹介

このたび,「カクタス・コミュニケーションズ株式会社」が,連合の活動に
賛同し,連合の賛助会員となりました.同社は研究者の学術出版活動に対し
英文校正,学術翻訳等の様々なサービスを提供しています.賛助会員加入に
あたり,会員向けに10%特別割引の提供がありました.
割引についてはhttps://www.editage.jp/jpgu.htmlを,その他のサービスに
ついてはhttps://www.editage.jp/をご参照ください.

・新規団体会員入会のご紹介

このたび,「日本有機地球化学会」が,新たに日本地球惑星科学連合の団体
会員となりました.現在,団体会員は51団体となりました.

日本有機地球化学会ホームページ
http://www.ogeochem.jp/

(2) NPO法人地学オリンピック日本委員会

3月10~12日に, 茨城県つくば市にて日本地学オリンピック本選を開催しま
した.中学2年・高校2年の生徒58名とチャレンジ参加の中学1年・2年の
生徒5名が参加し,金賞10名,銀賞10名,銅賞10名を決定しました.その他
茨城県知事賞(1位),つくば市長賞(2位),つくば科学万博記念財団理事
長賞(中学1位),産業技術総合研究所地質調査総合センター特別賞(鑑定
1位),日本地球惑星科学連合賞(女性1位)の受賞があり,JpGU理事会か
らは川幡会長が出席しました.

また, 3月12~13日に,つくば市にて国際地学オリンピック・韓国大会代表
選手選考がおこなわれ,本選の金賞10名から代表4名,ゲスト生徒1名を選
出しました. 通信研修や合宿研修の上,8月26日~9月3日の韓国大邱での国
際大会に参加します.(詳細はhttp://jeso.jp/)

(3) グローバル戦略委員会

現在開催中の EGU General Assembly 2019(4月7日~13日)にて, JpGUは
Hall X2 Brown Level-2 (basement) の#X207ブースにて出展をしています.
ご参加の方は,ぜひお立ち寄りください.

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└■ 8.PEPSからのお知らせ

(1) Chiba-SectionのSPEPSの投稿期限が2019/9/30まで延長されました

現在募集中のSPEPS ”Stratigraphy and paleoclimatic/paleoenviromental
evolution across the Early-Middle Pleistocene transition in the Chiba
composite section, Japan, and other reference sections in East Asia”
の投稿期限が延期されました.

(2) PEPSの最新出版論文

以下論文が出版されました.本文はPEPSサイトでお読みいただけます.
https://progearthplanetsci.springeropen.com/

< Space and planetary sciences >
@.西谷望 et al.:
Review of the accomplishments of mid-latitude Super Dual.
@.Gebhardt CP et al.:
Scientific innovations from the Mars aerosol optical depth based on
satellite data with a temporal resolution of hours.

< Atmospheric and hydrospheric sciences >
@.Takahashi HG et al.:
Weakening of rainfall intensity on wet soils over the wet Asian
monsoon region using a high-resolution regional climate model.
@.橋口浩之 et al.:
Atmospheric structures in the troposphere as revealed by high-resolution
backscatter images from MU radar operating in range-imaging mode.
@.Ja-Ho Koo et al.:
Southern Hemisphere mid- and high-latitudinal AOD, CO, NO2, and HCHO:
spatiotemporal patterns revealed by satellite observations.

< Human geosciences >
@.谷岡勇市郎 et al.:
Generation Mechanism of Large Later Phases of the 2011 Tohoku-oki Tsunami
Caused Disaster at Hakodate, Hokkaido, Japan.
@.嶋田侑眞 et al.:
Geological record of prehistoric tsunamis in Mugi town, facing the
Nankai Trough, western Japan .

< Interdisciplinary research >
@.益田晴恵 et al.:
Vertical profiles of arsenic and arsenic species transformations in
deep-sea sediment, Nankai Trough, offshore Japan.
@.Gomez-Heras M et al.:
Southern Hemisphere mid- and high-latitudinal AOD, CO, NO2, and HCHO:
spatiotemporal patterns revealed by satellite observations.

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└■ 9.新着情報

(1) イベント (学術研究集会・シンポジウム・一般公開等)

特別展「大哺乳類展2ーみんなの生き残り作戦」
日時:2019年3月21日(木)~6月16日(日)
場所:国立科学博物館(東京・上野公園)
主催:国立科学博物館,朝日新聞社,TBS,BS-TBS
内容:大好評を博した特別展「大哺乳類展 陸のなかまたち/海のなかまた
ち」から9年,哺乳類たちが上野に帰ってきます.今回のテーマは「生き残
り作戦」. 本展では,剥製や骨格標本500点以上の圧倒的なボリュームで,
最新の解析映像なども交えながら,哺乳類が獲得した特徴的な能力であるロ
コモーション(移動運動)を軸に,「食べる」「産む・育てる」際の作戦にも
迫ります.
https://mammal-2.jp

サントリー熊本地下水みらいプロジェクト公開シンポジウム
「巨大地震が熊本の地下水環境に与えた影響の科学的解明
―日本地下水学会熊本地震調査研究グループ活動による成果報告―」
日時:2019年4月13日(土) 13:30-16:35
場所:熊本県民交流館 パレアホール
主催:サントリー熊本地下水みらいプロジェクト
内容:2016年4月16日に熊本地域を襲った大地震から既に3年が経過し,大規
模に被災した熊本城天守閣を覆っていたカバーも取り外され,地域から地震
被災の面影が薄れつつあります.本講演では,地下水都市熊本ならではの貴
重な観測資料をベースにした地震に伴う地下水への影響の実態把握とその要
因の科学的解明を行ってきた調査研究グループの活動成果を,地域の皆様に
報告する機会を設けました.
http://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=23504&sub_id=1&flid=164172

日本学術会議主催学術フォーラム
「危機に瀕する学術情報の現状とその将来 Part 2」
日時:2019年4月19日(金) 13:00-17:30
場所:日本学術会議講堂
主催:日本学術会議
内容:学術情報を取り巻く情勢は,オープン・サイエンスのさらなる進展,
学術情報の分析と大学運営に及ぼす影響,電子ジャーナル問題とその対応戦
略,わが国の学会における学術雑誌の諸課題,エビデンスデータの公開,研究
データの散逸や学術情報のデジタル基盤構築など,多くの課題が顕在化し,
また学術情報のおかれている環境も急速に変化している.本講演では学術情
報では取り巻く現在の情勢を共有すると共に,将来に向けての活発な議論を
展開したい.
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/273-s-0419.pdf

第221回地質汚染イブニングセミナー
日時:2019年4月19日(金) 18:30-20:30
場所:北とぴあ 8階807会議室
主催:特定非営利活動法人(NPO)日本地質汚染審査機構
内容:第221回地質汚染イブニングセミナーのテーマは「地質環境と宅地理
学診断」で地質汚染診断士・液流動化診断士の風岡修博士が講演を行う.
http://www.npo-geopol.or.jp/event.htm

第192回深田研談話会
「ジルコン年代学に基づく西南日本の地質構造発達史」
日時:2019年4月20日(土) 14:30-16:00
場所:深田地質研究所 研修ホール
主催:公益財団法人 深田地質研究所
内容:物理化学的に安定なジルコンのU-Pb年代は,238Uと235Uを親核種とす
る二つの壊変系列による計時がなされることで高い信頼を得ていて,SHRIMP
やLA-ICP-MSを用いた局所年代分析によって, 日々膨大なデータが生み出さ
れています.本講演では,これらのデータを用いた西南日本の地質構造発達
史の最近の進歩について概観します.
http://www.fgi.or.jp/wp-content/uploads/192.pdf

第36回地球科学講演会「OSL年代-砂粒に刻まれた時の記憶」
日時:2019年4月20日(土) 15:00-16:30
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
主催:日本堆積学会・地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・
大阪市立自然史博物館
内容: OSL年代法は,砂粒の発光を測定することで地層に時間の目盛りを入
れる,独特な研究方法です.どんな地層にも含まれる砂粒を使って,数年か
ら数十万年と幅広い時代に適用できることが長所です. 近年OSL年代の進歩
により,砂漠,海岸,風成塵,考古遺跡など,第四紀の地層や地形の研究が
大きく進展しました. OSL年代はなぜ,どのように地質学や考古学の発展に
寄与してきたのでしょうか.そのなりたちと功績について講演します.
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0&G=%93%C1%95%CA%83C%83x%83%93%83g

国際岩石物理学協会 第5回国際ワークショップ
日時:2019年4月23日(火)-26日(金)
場所:香港中文大学
主催:国際岩石物理学協会
内容:本ワークショップでは,岩石物性の物理学的記述および応力依存性に
注目した測定,モデル化,逆問題適用の議論を主眼においています.資源開
発の分野から CCSのような環境分野に亘る応用についての発表を期待してい
ます.
http://sgpnus.org/5iwrp.html

海洋研究開発機構 研究報告会 JAMSTEC2019
日時:2019年4月24日(水) 13:30-17:30
場所:虎ノ門ヒルズフォーラム
主催:海洋研究開発機構
内容:国立研究開発法人海洋研究開発機構では,前年度の研究開発活動にお
ける顕著な成果や今後の展望等について一般の方々に幅広くご紹介すること
を目的として,研究報告会を開催しています.今回は中期計画の節目となる
ため,第3期中期計画の総括とともに,第4期中長期計画の概要をご紹介いた
します.
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/jamstec2019/

(2) 募集

国土地理協会 2019年度学術研究助成 (締切2019/4/19)
http://www.kokudo.or.jp/grant/

平成31年度 大阪湾圏域の海域環境再生・創造に関する研究助成制度 (締切2019/4/26)
http://www.jagh.jp/content/files/news/20190401_recruitment_information.pdf

(3) 公募/求人

東京大学大気海洋研究所 気候変動現象研究部門 気候データ総合解析研究分野 特任研究員 (締切2019/4/15)
http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/recruit/files/kenkyuin20190415.pdf

地方独立行政法人北海道立総合研究機構 環境・地質分野 研究職員 (締切2019/4/19)
http://www.hro.or.jp/hro/recruit/recruit/kenkyu.html

ふじのくに地球環境史ミュージアム 教授/准教授/主任研究員/研究員 (締切2019/4/24)
https://www.fujimu100.jp/3953/

国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター・海洋生態系動態変動研究グループ ポストドクトラル研究員 (締切2019/4/26)
http://www.jamstec.go.jp/recruit/details/rcgc20190426.html

国立研究開発法人国立環境研究所 地球環境研究センター 研究系契約職員 (締切2019/4/30)
http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/190222-1.pdf

秋田大学 国際資源学研究科 地史解析学・古環境解析学分野 助教 (締切2019/4/30)
https://www.akita-u.ac.jp/shigen/eventa/img/jrecin.pdf

東京大学 地震研究所 助教 (締切2019/5/7)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2019/01/936df915df785fb64b4d7c17a5967f1b-5.pdf

東京大学 大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 准教授 (締切2019/5/7)
http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/recruit/geosphere_jp_20190227.pdf

神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 助教 (締切2019/5/10)
http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_page/hudev_employment_20181119_02.pdf

静岡大学 理学部・大学院総合科学技術研究科理学専攻 准教授/講師/助教(女性限定) (締切2019/5/10)
http://www.shizuoka.ac.jp/recruit/2018/20190215_sci_apro.html

神戸大学大学院 海事科学研究科 技術職員 (締切2019/5/29)
https://kinki-ssj.adm.kyoto-u.ac.jp/yoteisu/#linkkobe

地球環境部門 北極環境変動総合研究センター 北極環境・気候研究グループ ポストドクトラル研究員 (締切2019/5/30)
https://www.jamstec.go.jp/recruit/details/iace20190530.html

一般財団法人電力中央研究所 研究員 (締切2019/5/31)
https://recruit.denken.jp/kadai/post-221/

国立研究開発法人防災科学技術研究所 地震津波火山ネットワークセンター 契約研究員 (締切2019/6/28)
http://www.bosai.go.jp/tender/saiyo/20190314_01.pdf

東京大学 大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 准教授 (締切2019/6/28)
http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/recruit/system_jp_20190410.pdf

福岡大学 理学部地球圏科学科 教授/准教授/講師 (締切2019/7/1)
http://www.sci.fukuoka-u.ac.jp/content/files/se_files/koubo_es_Earth.pdf.pdf

中央大学 理工学部 地学教員 准教授/教授 (締切2019/7/1)
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D119020438&ln_jor=0

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編集:公益社団法人日本地球惑星科学連合 広報普及委員会

発行:川幡 穂高(公益社団法人日本地球惑星科学連合 会長)
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