お知らせ

2014年度日本地球惑星科学連合フェローの発表

会長の諮問機関であるフェロー審査委員会での厳正なる審査の結果、 次の先生方を2014年度の日本地球惑星科学連合フェローとして顕彰させていただくこととなりました。

(50音順、敬称略)

先生方の経歴、研究業績、主要論文につきましてはお名前をクリックして閲覧できる詳細ページに纏めてあります。こちらも合わせてご覧下さい。

2014年度 日本地球惑星科学連合フェロー


氏名

受賞理由

阿部 豊 先生

日本地球惑星科学連合設立へ向けての献身的な貢献,および惑星科学,特に地球型惑星の初期進化に関して顕著な貢献をした功績により

荒牧重雄 先生

火山学,特に火山地質学,火山岩岩石学分野における顕著な功績,および火山学の普及や火山防災意識向上への顕著な貢献により

池田元美 先生

海洋学,特に中規模力学,海洋データ同化,海氷モデリング研究において顕著な貢献をした功績により

入倉孝次郎 先生

地震学,特に強震動地震学・応用地震学分野における顕著な功績,および国内外の人材育成に多大な貢献をした功績により

上田誠也 先生

岩石磁気学・地球熱学・プレートテクトニクスにおける顕著な功績,および「新しい地球観」の普及に国際的な多大な貢献をした功績により

尾池和夫 先生

地震学おける顕著な功績,および「日本ジオパーク」など幅広い視点からの地球惑星科学の知識普及に多大な貢献をした功績により

岡田尚武 先生

古生物学,古海洋学分野における顕著な功績,および国際深海掘削計画における顕著な貢献をした功績により

岡部篤行 先生

地理情報科学,特に統計的地理空間分布研究およびその社会実装に顕著な貢献をした功績により

小嶋 稔 先生

惑星形成・進化学,特に希ガス宇宙地球化学に分野における顕著な功績により

Kirschvink Joseph 
先生

磁性細菌化石の発見,スノーボールアース仮説の提唱と証明,火星生命起源説の提唱など,生命科学と地球科学にまたがる顕著な功績により

唐戸俊一郎 先生

固体地球物理学,特に鉱物物理学,地球内部ダイナミクス分野における顕著な功績により

川口淳一郎 先生

惑星科学,特に惑星探査分野における「サンプルリターン」を成功へ導くなどの顕著な功績により

木村磐根 先生

日本地球惑星科学連合黎明期の多大な貢献,および超高層物理学,特にプラズマ波動の伝搬特性研究に関して顕著な貢献をした功績により

久城育夫 先生

岩石学,特に実験岩石学,マグマ成因論分野における顕著な功績により

熊澤峰夫 先生

高圧科学,実験惑星学,固体地球物理学,地球史,地震学における顕著な功績により

河野 長 先生

地球電磁気学,特に古地球磁場強度,地球磁場シミレーションに分野における顕著な功績により

近藤 豊 先生

大気化学・大気環境科学,特に成層圏オゾンの破壊,対流圏オゾンの生成,ブラックカーボンの気候への影響研究における顕著な功績により

櫻井 隆 先生

太陽物理学,特に磁気回転星の星風基礎理論に関して顕著な貢献をした功績により

杉村 新 先生

地質学,特に日本列島のネオテクトニクス,島弧論などの分野における顕著な功績により

高木章雄 先生

地震学,特に観測地震学分野における永年にわたる顕著な貢献をした功績により

谷 誠 先生

水文学,特に森林水文学分野における降雨流出過程研究において顕著な貢献をした功績により

田村俊和 先生

第四紀環境学,特に都市近郊の丘陵地域での災害発生メカニズム解明に顕著な貢献をした功績により

鎮西清高 先生

地質学,特に古生物学および古生態学分野における永年にわたる顕著な功績により

中澤高清 先生

地球温暖化研究分野において,温室効果気体のグローバルな時空間分布とその循環の解明に顕著な貢献をした功績により

中沢弘基 先生

鉄硫化物微粒子・粘土鉱物の人工合成,X線ガイドチューブの発明,生命の起源説「有機ビックバン説」発見などの顕著な功績により

中田 高 先生

変動地形学,特に活断層研究および断層と地震の関係の研究において顕著な貢献をした功績により

西田篤弘 先生

宇宙空間物理学,特に地球磁気圏の構造とダイナミックスについて顕著な貢献をした功績により

野上道男 先生

地形学,特に地球表層環境の解明に向けた気候地形学分野において顕著な貢献をした功績により

長谷川昭 先生

地震学,特に東北日本弧下の沈み込み帯の構造・地震活動・ダイナミクス分野における顕著な功績により

花輪公雄 先生

海洋科学,特に大気海洋相互作用の実態解明における顕著な功績,および日本地球惑星科学連合発展への多大な貢献をした功績により

廣田 勇 先生

大気力学,特に中層大気力学分野における顕著な功績,および日本地球惑星科学連合の設立に当たり顕著な貢献をした功績により

深尾良夫 先生

地震学,特に震源過程・地震波トモグラフィー・地球自由振動論分野における顕著な功績により

藤井敏嗣 先生

地質学,特に火山学・マグマ学分野における顕著な功績,および火山防災学の発展に多大な貢献をした功績により

本蔵義守 先生

地球電磁気学,特に地球内部・地震関連電磁気現象分野おける顕著な功績,および日本地球惑星科学連合黎明期において多大な貢献をした功績により

松井孝典 先生

惑星科学,特に地球の大気・海洋の形成と進化についての顕著な貢献,および長年にわたり地球惑星科学の普及に貢献した功績により

松田時彦 先生

地質学,特に構造地質学,地震地質学,活断層研究分野における顕著な功績により

松本 紘 先生

宇宙プラズマ物理学,特に非線形現象研究において顕著な貢献をした功績により

丸山茂徳 先生

地質学,特に全地球史解読,生命・地球の共進化分野における顕著な功績により

三上岳彦 先生

気候学,特にグローバルスケールでの気候変動研究,都市環境としてのヒートアイランド現象,古気候復元研究において顕著な貢献をした功績により

水谷 仁 先生

惑星科学,特に惑星集積過程を明らかにする実験惑星学において顕著な貢献をした功績により

山形俊男 先生

地球流体力学・気候力学,特に大気と海洋に生起する諸現象,相互作用に伴う気候変動現象の解明に顕著な貢献をした功績により

行武 毅 先生

地球電磁気学,特に地磁気永年変化・地磁気原因論,地球内部電気伝導度,地震・火山関連電磁気現象分野における顕著な功績により

和田英太郎 先生

地球表層における物質循環系の解明,および同位体生態学分野を構築した顕著な功績により

その他のお知らせ
2024.04.22 アースデイ(地球の日)に際しての共同発表
2024.04.17 2024年台湾地震(2024 0403 花蓮地震)の被災者の皆様へ