0. セッション提案に際してコンビーナに期待されること
・代表コンビーナは,共同コンビーナを選出する際に,性別やキャリア段階(若手研究者や学生を含む)や国際性などの多様性,および倫理的観点(ethics)に配慮して人選を行うことが望まれます.
※共同コンビーナを登録する際には,必ずご本人の同意を得てから登録してください.事務局やシステムから自動的に通知が送られることはありません.
・新規セッションを提案する場合は,
過去のセッションリストおよび既に提案されているセッション情報を事前に確認し,内容が重複するセッションの提案を避けてください.
・開催実績のあるセッションについても同様に,重複や類似するセッションが新たに開催されないようご確認ください.
・提案予定の内容と同様または類似のセッションが存在する場合には,事前にマージ(統合)の可能性について協議をお願いします.
・コンビーナには,発表者がコミュニケーションの手段として平易で分かりやすい英語を使用するよう促していただくことをお願いしています.JpGU-AGU Joint Meeting 2026 には,国籍,人種,性別,年齢など多様な背景を持つ参加者が集まります.コンビーナには,セッション内で参加者同士の円滑なコミュニケーションが図れるようご協力をお願いします.具体的には,非英語話者には英語での発表を奨励し,英語を母語とする参加者には平易で理解しやすい英語の使用を促すことが含まれます.
・国際的な交流を促進するため,JpGU-AGU Joint Meeting 2026 の主要言語は英語とします.ただし,パブリックセッションなど一部のセッションは日本語で開催することができます.
・セッションを提案される際には,セッション言語を指定してください.原則としてセッション言語を「E(英語)」とすることを基本としますが,日本語での開催を希望する明確な理由がある場合には,「J(日本語)」をご選択いただくことも可能です.
【セッション言語記号】
・セッションは,その発表使用言語によって,
- E(スライド・ポスター:英語/口頭発表:英語)
- J*(スライド・ポスターなどの文字表記は英語必須(日本語併記可)/口頭発表や質疑応答などの口頭によるコミュニケーションは英語または日本語のいずれでも可)
の2つの言語区分に分類されます.
* J セッションを提案する場合,コンビーナはJセッションで提案する理由を大会参加者がわかるようにセッションスコープに記載してください.その際,Jセッションであっても非日本語話者の聴講や英語発表が可能であることにも言及するようお願いします.Jセッションでは,発表者が口頭発表の使用言語を英語または日本語から選択できます.
・Jセッションでは,使用言語は発表者が決めます.
・セッションを提案するためには,コンビーナは代表コンビーナ1名および共同コンビーナ1名の合わせて2名以上が必要です.
・コンビーナは,代表コンビーナ1名,共同コンビーナ5名の,最大6名まで登録できます.なお,セッション提案者は必ずコンビーナの1人として登録してください.
代表コンビーナは,共同コンビーナを選出する際に,多様性および若手研究者の参加について考慮をお願いします.
・コンビーナとして登録するためには,JpGUのID*が必要です.JpGU IDをお持ちでない方は,登録時にセッション提案サイトで検索をしても表示されません.
*JpGU IDの種別は問いません.IDの取得の方法は
こちらをご確認ください.
・プログラム委員会は,DEI *を充実させるために,必要に応じて後のプロセスにおいて追加のコンビーナをお願いすることがあります.
*DEI=Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性)
・コンビーナは原則として大会にご参加ください.
・AGU会員がセッションコンビーナに含まれていない場合でも,セッション提案は可能です.
・スコープは,セッションの趣旨や対象分野を明確に示し,新規参加者を含む幅広い参加者が理解できるよう,過不足のない内容で分かりやすく記述してください.
・必要な情報が不足している場合には,プログラム委員会から修正を依頼することがあります.また,提案内容が条件を満たしていない場合には,不採択となる場合がありますのでご注意ください.
・セッションを提案するためには,コンビーナは代表コンビーナ1名および共同コンビーナ1名の合わせて2名以上が必要です.
・セッション言語をJとする場合には,その理由をスコープに明示してください.その際,Jセッションであっても非日本語話者の聴講や英語発表が可能であることにも言及するようお願いします.
1-5. 共催セッション (ジョイントセッション,学協会セッション,その他団体との共催と国際連携セッション)
・JpGU-AGU 2026においては,セッション言語に関わらず全てのセッションがJpGU-AGUジョイントセッションとして位置づけられます.
・AOGS,EGU,CGUとのジョイントセッションの開催については,
ジョイントセッションガイドラインを事前にご確認いただいた上で,締切までに申請の手続きを行ってください.
・いずれの共催についても,審査および承認はプログラム委員会および理事会が行います.承認前の共催情報をセッションタイトルやスコープに記載しないでください.記載されている場合には,プログラム委員会から修正を依頼することがあります.
・口頭セッションは,AM1~PM2で行われ,1コマは90分です.90分の口頭発表の中で行える口頭発表は最大6件になります.
・PM3は105分の現地ポスター発表コアタイムとなります
・発表の形態には口頭発表とポスター発表があります.
ユニオンセッションとパブリックセッションおよびセクション企画セッションを除き,口頭発表のみの開催はできません.口頭発表を開催せず,ポスター発表のみの開催を希望することは可能です.
・口頭発表の開催を希望し採択された場合であっても,一定数の投稿が集まらない場合には,投稿期間終了後,ポスター発表のみの開催に変更されます.
・口頭発表の時間は質疑応答・交代を含めて1件15分とし,変更することはできません(招待講演を除く)
・提案されたセッションは,プログラム委員会によって採択されます.
・次に該当する場合には,セッションを不採択とする場合があります.
(a) JpGU-AGU Joint Meeting 2026の趣旨から外れるもの
(b) 内容が科学的見地から不適切,あるいは特定の個人・団体等の誹謗中傷あるいは利益誘導など社会倫理的に不適切と判断されるもの
(c) コンビーナの登録等,提案に必要な条件を満たしていないもの
・採択されたセッション種別とカテゴリーと小記号により,セッションIDが確定します.
・プログラム委員会の判断によって,コンビーナの希望とは異なるカテゴリー,小記号で採択される場合もあります.
・提案件数に応じて,プログラム委員会の判断でセッションを統合(マージ)したり,ポスターのみのセッションとする場合があります.
・同一,または類似した内容で,セッション言語のみが異なるセッション提案は認められません.そのような提案がなされた場合には,プログラム委員会の判断でセッションマージ,もしくは1つのセッションのみの開催となる場合があります.
・テーマが類似するセッション群の自発的な統合を歓迎します.
・セッション提案時に類似テーマでのセッション提案がすでにされていた場合には,提案後でも自主的な統合が可能です.プログラム委員会へご相談ください.プログラム編成会議までに,タイトル・スコープの書き直しが可能です.
・プログラム採択会議にてセッションを統合した場合には,コンビーナはプログラム編成会議までに, 必要であればタイトル・スコープの書き直しが可能です.
プログラム編成会議に間に合わない場合には,セッション言語や既存のどちらかのセッションのタイトル・スコープをプログラム委員会の判断で採択します.また,プログラム委員会が定めた計算式に基づきコンビーナの数を増やすこともできます.
・採択されたセッションには,過去の開催実績に基づき,口頭発表の開催コマを仮配分します.
・仮配分時のコマ数は,直近の開催実績の投稿数から
計算式により算出します.
複数セッションがマージされたセッションでは,各セッションの実績の合計数で計算します.
・直近の実績で発表数が1コマに満たない場合でも,口頭セッションの開催を希望する場合には1コマ仮配分します.
・新規開催セッションは,原則1コマ仮配分されますが,多くの投稿数が見込める場合,2コマでの開催を希望することも可能です.
ただし,最終的なコマ数の決定は全体のバランスを考慮してプログラム委員会が行います.
・仮配分のコマは最終的な投稿数に基づき,ご返却いただく場合があります.
・投稿数がコマ数配分の閾値を越えた場合でも,原則としてコマ数の追加配分は行いません.
・大会期間中やむを得ずセッションを開催できない日時がある場合には,この期間内に「開催不可日」を申請することができます.(開催希望日は受け付けられません) .
・他の関連するセッションとの重複回避と連続開催の希望をプログラム委員会に伝えることができます.
・時差を考慮する特別な理由がある場合は,専用フォームから時差考慮の申請を行うことができます.
・プログラムの構成上,全ての希望を反映させることはお約束できません.
・申請期間終了後の申請は考慮できません.
・セッションの開催日時はプログラム編成会議後にコマ割り予定として公開されます.
・投稿開始前に公開されるコマ割り予定は投稿数が反映されていないため,投稿締切後の投稿数に応じて開催コマが「減る」可能性があります.投稿数に応じてコマ数が調整されるまで開催を確約されたコマ数ではありません.
・ユニオンセッション,パブリックセッション,緊急セッションおよびセクション企画セッションを除き,招待講演者数は,仮配分の1コマ毎に,計3名が認められます.
・招待講演者に限り,講演時間の延長が認められますが,配分済のコマの加算や延長はみとめられません.他の口頭講演の数を減らして調整してください.
・プログラム委員会がセッションへ,招待講演者の追加を依頼する場合があります.その場合の招待講演者数は配分済の招待講演者枠にカウントしません.
・招待講演者への投稿料,参加費,旅費の支給はありません.ただし,パブリックセッションについては,規定に基づき旅費が支援される場合があります.詳細は
パブリックセッションガイドラインを参照してください.
・共同コンビーナを含むすべてのコンビーナは,投稿受付期間中にコンビーナ専用サイトから自セッションへの投稿状況(投稿者氏名・タイトル)を確認できます.招待講演を含め,予定されている発表が漏れなく登録されているかご確認ください.
・投稿受付期間中はコンビーナであっても投稿された予稿を見ることはできません.コンビーナが確認できるのは,投稿者の氏名,所属,投稿タイトルのみです.
・投稿締切後の全投稿数に応じて,コマ数の再調整を行い,コマ割りを確定いたします.
・コマ数の調整は,不採択決定前,セッション移動を行った後の投稿数で行います.
・
規定の投稿数に満たない場合には,割当られていたコマ数を一部返却していただきます.返却するコマはプログラム委員会が決定します.なお,複数コマを有するセッションにおいて,どのコマを返却するかはコンビーナが指定することはできません.
・投稿数がコマ数配分の閾値より増えた場合でも,コマ数の追加配分は行いません.
・投稿数が1コマに必要な基準数に満たないセッションは,ポスターのみのセッションとして開催され,口頭発表は行えません.
・コンビーナはJpGUのWEBシステムを利用してセッション編成を行います.セッション編成は期間内にコンビーナが責任を持って行ってください.
・セッション編成では次の5つの作業をお願いします.
(1)採択: 投稿の採択とセッション間の移動を行います
(2)発表方法の決定: 採択した投稿を口頭発表とポスター発表に割振ります.
(3)招待講演者の決定: 招待講演を依頼する方を登録します.
(4)発表順の決定: 口頭発表の発表順とポスター発表の掲示順を決めます.
(5)座長の選定: 口頭発表コマ毎に座長を選定します.
・セッションの編成をする際,口頭講演時間内に,15分以内の「Introduction」および「Discussion」を行う枠をそれぞれ無料で設定することができます. 詳細はコンビーナページの
口頭セッション内の特別な発表枠表でご確認ください.
・コンビーナは,15分以上のディスカッションまたはパネルディスカッションを行う場合は,ご自身が投稿料を払って投稿しそれを口頭発表として採択することで枠を確保することができます.
※ディスカッションまたはパネルディスカッション用に投稿された枠はポスターセッションにはお使いいただけません.
・下記,投稿規定による不採択の基準に該当する場合には,コンビーナの判断で不採択にすることができます.
【不採択基準】
a. 内容がセッションの趣旨から大きく外れるもの(他に適切なセッションがあればコンビーナ間の協議により移動できます)
b. 事実や科学的に妥当なデータに基づく客観的な議論がなされていないもの
c. 捏造・改竄 、著作権の侵害、人権の侵害等、重大な不正行為があると判断されるもの
d.同一人物による規定以上の複数投稿や、他人名義の投稿が行われたと判断されるもの
・トラブルを避けるため,コンビーナから投稿者本人への直接の不採択連絡はお控えください.採否作業においてシステムで「不採択」を選択された場合,その通知はプログラム委員会から行います.ただし,投稿者がコンビーナからのより詳しい見解・理由を求めた場合には,プログラム委員会からの要請に応じて, 投稿者へ説明を行っていただく場合があります.
・修正を依頼しての採択は行えません.投稿締切時の内容でご判断ください.また,誤字・脱字の修正依頼も受け付けておりません.
・各発表方法は,投稿者の希望を考慮のうえ,コンビーナが決定します.
・投稿者が「ポスター発表」を希望している際は,原則として希望を優先させてください.
・「ポスター発表」希望者を「口頭発表」採択する必要が生じた場合には,必ず事前に投稿者本人の同意を得てください.
・投稿者が「口頭またはポスター」を希望している場合には,コンビーナが発表方法を決定できます.
・プログラム委員会の権限で発表形式を変更する場合があります.
・1セッションの中での同一人物による発表は2件までとし,また,そのうち口頭発表は1件までとします.
・1コマにつき1名以上の座長を選定してください.
・座長をお引き受けいただく方には,座長登録前までにJpGUのIDを取得していただく必要があります.
・座長依頼は必ずコンビーナからご連絡ください.事務局やシステムからは通知いたしません.
・投稿者への採択通知は,プログラム編成終了後,発表ID, 発表方法,発表時間とともにJpGUよりメールで通知します.
・投稿期間中は投稿者が自由に修正・取下げを行えます.
・投稿締切後は,著者の追加・修正,発表者の変更を含む,一切の修正は行えません. やむを得ない理由により発表者が参加できず,代理人が発表する場合には,修正ではなく変更情報として変更前後の情報を公開します.
・やむを得ない理由で発表をキャンセルする場合には,発表者より連絡を受け,コンビーナが判断をしてください.その際,投稿料は理由に因らずお返しできません.また,予稿本文を含む公開済みの情報の取下げも行えません.
・口頭発表のキャンセルにより,口頭発表時間に空きが生じる場合には,コンビーナの判断により, 自由にお使いいただいてかまいません.ただし,他の発表者の発表時刻を変更することはできません.
・本大会でコンビーナを務めることにより,以下の規定等に同意したものとみなします.
• プライバシーポリシー
• 倫理規定・行動規範
• 投稿規定
• 著作権規則
• 発表資料取り扱い規則
・大会運営に必要な範囲で,会員サイトに登録されたコンビーナのメールアドレスを利用・共有することがあります.
この情報は,主催者や関連委員会からの公式な案内・連絡に利用される場合があるほか,セッション運営や連絡調整を目的として,コンビーナと投稿者の間で共有されることがあります.