サイエンスセクションの導入にともない2010年大会から新しく、セッション提案の際に以下の9つの区分にわけて応募していただくことになりました。セッション提案時に、選択・指定いただくことになります。
パブリックは従来の一般公開プログラム、ユニオンは従来のユニオンセッションです。通常の学術セッションは、セッション形式(レギュラー、スペシャル)ではなく、対象や内容によって大きく7つのセッションカテゴリー(セッション群)にまとめられることになりました。
通常の学術セッション(サイエンスセッション)を提案される場合は、以下の7つのカテゴリーから、提案されるセッションの内容に最もフィットしたものを1つ選んでください。
パブリックセッション
(旧一般公開プログラム:アウトリーチ、広報関連活動と関連したセッションなど。)
地球惑星科学の関係者だけでなく、一般の方々にも地球惑星科学の成果を広くお知らせするために設定されるセッションです。連合が企画して実施いたします。
ユニオンセッション (旧ユニオンセッション)
全学会に関係し、参加学会の多くから参加者が見込めるような話題を取り上げるセッションです。
ユニオンセッションとして開催したい企画については、上記セッション提案よりお申し込みいただき、セッション提案入力項目9にてユニオンセッションを選択するとともに、入力項目18に、ユニオンセッションとして開催したい理由を記載ください。
但し、このユニオンセッションとしてのお申し込みについては、ご希望が通るかは保障されず、基本的には通常のセッションとして開催されることをご了承ください。
お申し込みいただいた内容は、大会運営委員会とユニオンサイエンスボードで検討させていただきます。 ユニオンセッションとしての採択のポイントは、ご提案の内容によりますが、基本的には以下の2点に集約されます。
A)連合が地球惑星科学全体(あるいはその中のかなり広い分野)の研究発展のために有用であると判断できるもの(研究、社会対応の両方を含む)。
B)地球惑星科学のフロンティア(新分野、他との境界・融合分野)の推進・発展に有効であると考えられるもの。
サイエンスセッション
- 宇宙惑星科学
惑星科学、太陽地球系科学、宇宙空間物理学、宇宙電磁気学、太陽系外惑星科学など。
- 大気海洋・環境科学
大気科学、気象学、大気環境、海洋科学、水文学、陸水学、地下水学、雪氷学、地球環境科学・気候変動研究など。
- 固体地球科学
測地学、地震学、固体地球電磁気学、地球内部科学、地球惑星テクトニクス・ダイナミクス、地質学、第四紀学、鉱床・資源地質学、岩石・鉱物学、火山学、地球化学など。
- 地球人間圏科学
地理学、地形学、応用地質学、環境地質学、堆積学、地球表層空間内の自然と人間の相互作用およびそれに起因する諸問題(自然災害、防災など社会対応,資源・エネルギーなど)。
- 地球生命科学
地球生命科学、宇宙生物学・生命起源、地圏生物圏相互作用、古生物学、古生態学など。
- 地球惑星総合
地学教育、学校教育、防災など社会対応、科学史、など
- 学際・広領域セッション(旧ジョイントセッション等)
6つのカテゴリに属さない、または複数のカテゴリを横断する内容のセッション。加盟外学協会との合同シンポジウム等も、学際・広領域に区分されます。
国際セッション
地球惑星科学における日本の活発な活動を世界の方々にも知っていただくため、講演を全て英語で行うセッションを募集いたします。例えば、国内に客員などで滞在している海外の研究者の方に共同コンビーナを努めていただくなどして、海外の研究者に参加し易いセッションをご提案いただきたいと思います。連合の活動を国際的に開かれたものにしていくために、国際(インターナショナル)セッションの募集も積極的に推進していきます。お申し込みは、上記セッション提案より受け付けております。
国際セッションとして開催したい場合
- 上記セッション提案よりお申し込みください。
- 必ず日本人コンビーナを代表または共同コンビーナに含めてお申し込みください。(入力項目5または6)
- セッション提案項目10にて“国際セッションとしての開催を希望”を選択ください。
- セッション提案項目18にて国際セッションのジョイント希望について具体的内容を記載ください(*こちらの企画に関しては、窓口をプログラム委員会とし、国際学術委員会にてとりまとめさせていただきます。)