生物地球化学
スコープ
生物地球化学は、生態学や地球化学、陸水学、水文学、土壌学、環境科学など、さまざまな分野の研究者により取り組まれている一大領域である。しかし、これまで我が国では、それぞれの活動が分野毎に個別的に行われてきた嫌いがあった。本セッションは、生物地球化学分野を包括する場を提供し、交流を促進させることで、この領域の将来的な発展を期するものである。大気海洋・環境科学、固体地球科学、地球人間圏科学、地球生命科学などの領域を包含していることから、『領域外・複数領域』として本セッションを開催する。 地球上に存在するさまざまな生物活動は地球環境の変動および進化に大きな役割を担っている。本セッションでは生命活動を通して、元素や化合物が移動・集積・拡散するメカニズムやその時間的・空間的スケールを理解し、地球環境に与えるインパクトや地球環境進化を議論する。
代表コンビーナ
柴田 英昭
shiba@fsc.hokudai.ac.jp
共同コンビーナ
楊 宗興 大河内 直彦 山下 洋平
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5月22日 MIS023 部屋番号:コンベンションホール
コアタイム:PM2
色のついた発表は招待講演です
講演番号 タイトル (PDFダウンロード) 発表者 著者
MIS023-P01 細菌が支える海洋炭素循環 横川 太一 横川 太一
MIS023-P02 硫黄高含有生態系における硫黄循環と窒素循環のリンク−硫黄酸化に伴う硝酸イオンの還元:秋田八幡平での事例研究− 早川 敦 早川 敦、
畠山みづほ、
バートル バヤスガラン 他
MIS023-P03 造礁サンゴ-褐虫藻間の共生的窒素交換:アミノ酸窒素安定同位体比による解析 宮島 利宏 藤井 堯典、
宮島 利宏、
小川 浩史 他
MIS023-P04 土壌微生物バイオマス窒素同位体比の窒素可給性指標としての可能性について 木庭 啓介 穂刈 梓、
木庭 啓介、
竹林 佑 他
MIS023-P05 季節性凍結土壌に生じる一酸化二窒素のアイソトポマー解析 山崎 哲明 山崎 哲明、
服部 祥平、
柳井 洋介 他
MIS023-P06 有機質資材投入時の農耕地土壌からの亜酸化窒素フラックス 仁科 一哉 仁科 一哉、
須藤 重人
MIS023-P07 ミミズのフンにおける窒素動態:土壌のN2O生成ホットスポットとしての可能性 小林 嵩丸 小林 嵩丸、
木庭 啓介、
川口 達也 他
MIS023-P08 森林流域における蛇紋岩通過時における渓流水中硝酸イオンの有機化 智和 正明 智和 正明、
井手 淳一郎、
東 直子 他
MIS023-P09 皆伐・再造林されたスギ人工林の成立に伴う溶存態有機物の変化 福島 慶太郎 福島 慶太郎、
徳地直子、
井上泰男 他
MIS023-P10 由良川河口域における溶存有機物の光学的特性および溶存鉄の濃度分布 福崎 康司 福崎 康司、
渡辺 謙太、
福島 慶太郎 他
MIS023-P11 3次元励起蛍光光度法とparallel factor analysisを用いた溶存有機物の動態評価 山下 洋平 山下 洋平、
Oliva Pisani、
Rudolf Jaffe
MIS023-P12 植物によるケイ酸塩鉱物中の希土類元素の取り込みと共生菌根菌 高田 理恵 高田 理恵、
赤木 右、
三浦 智洋
MIS023-P13 炭化樹皮による水銀汚染のモニタリングと水銀汚染史解明に関する基礎的研究 大熊 明大 大熊 明大、
小野暢子、
佐竹研一
MIS023-P14 多周波数電磁探査による土壌環境管理の影響評価と潜在的汚濁負荷の推測 森 也寸志 川原まどか、
森 也寸志、
井手 淳一郎 他
MIS023-P15 数値実験を用いた仮説駆動型フィールド研究の試み 大西 健夫 大西 健夫、
久田重太、
千家正照 他
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