

二酸化炭素問題と海洋生態系
原田 尚美 (JAMSTEC)

1995年名古屋大学大学院理学研究科大気水圏科学専攻博士課程終了。博士(理学)。専門は有機地球化学、古海洋学。現在、国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター長代理。
1類活動の活発化によって大気中で増え続ける二酸化炭素。
地球温暖化に加えてもう1つの問題があらわになりつつある。海洋酸性化である。
海水中に二酸化炭素が溶け込むことによって、海水のpHが低下していく現象である。
既に全世界の海で酸性化が進行中であることが観測からわかってきた。
北太平洋亜寒帯域と北極海の最新の研究結果や
私たちの食生活に直接結びつく事例を紹介しながら、
海洋酸性化とは何か?
また、海洋酸性化が進むと海洋に生息する生物にはどのような影響があるのか?
について紹介していく。
地球温暖化に加えてもう1つの問題があらわになりつつある。海洋酸性化である。
海水中に二酸化炭素が溶け込むことによって、海水のpHが低下していく現象である。
既に全世界の海で酸性化が進行中であることが観測からわかってきた。
北太平洋亜寒帯域と北極海の最新の研究結果や
私たちの食生活に直接結びつく事例を紹介しながら、
海洋酸性化とは何か?
また、海洋酸性化が進むと海洋に生息する生物にはどのような影響があるのか?
について紹介していく。

熊本地震災害と日本の地震災害
平田 直 (東京大学地震研究所)

1978年東京大学理学部地球物理学科卒業。1982年東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程退学。理学博士。東京大学理学部助手、千葉大学理学部助教授、東京大学地震研究所助教授を経て、1998年より地震研究所教授。2011年から東京大学地震研究所地震予知研究センター長。元地震研究所長。政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会委員長。
2016年4月に熊本地方で発生した地震(熊本地震)によって110人以上が犠牲になり、8千棟超の住家が全壊した地震災害(震災)が発生した。
熊本地震の重要な特徴は熊本県益城町で震度7が28時間を経て2度発生したことである。
熊本を含む九州地方中部では、これまで大きな地震が発生した証拠があるにも関わらず、 地震への備えが必ずしも十分でなかった。
このことは、日本の各地でも繰り返される恐れがある。
災害を軽減するために何に留意する必要があるか、
特に地震の起き方と揺れの特徴をもとを考えてみよう。
熊本を含む九州地方中部では、これまで大きな地震が発生した証拠があるにも関わらず、 地震への備えが必ずしも十分でなかった。
このことは、日本の各地でも繰り返される恐れがある。
災害を軽減するために何に留意する必要があるか、
特に地震の起き方と揺れの特徴をもとを考えてみよう。


参加費は無料です.どなたでもご参加いただけます.
※講演内容は高校生の聴講を想定しております.
参加をご希望の方は申込フォームから必要事項をご登録ください.
※会場の関係上,先着150名で締切ます.
下記4項目はお申込み時の必須事項です.
また,講義のテーマや内容に関する質問,または科学に対する興味などもぜひ教えてください.
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