大気水圏科学 (A) | ||||
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セッション小記号 | 大気水圏科学複合領域・一般 (CG) | |||
セッション ID | A-CG44 | |||
タイトル | 全球海洋観測システムの現状と将来:自動観測と船舶観測の可換性 | |||
タイトル短縮名 | 全球海洋観測の未来 | |||
開催日時 | ||||
口頭 セッション |
5/25(木) AM2 |
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現地 ポスター コアタイム |
5/25(木) PM3 | |||
オンライン ポスター セッション |
5/26(金) AM2 | |||
代表コンビーナ | 氏名 | 細田 滋毅 | ||
所属 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | |||
共同コンビーナ1 | 氏名 | 桂 将太 | ||
所属 | カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所 | |||
共同コンビーナ2 | 氏名 | 藤井 陽介 | ||
所属 | 気象庁気象研究所 | |||
共同コンビーナ3 | 氏名 | 増田 周平 | ||
所属 | 海洋研究開発機構 | |||
セッション言語 | J | |||
スコープ |
今後海洋観測は、アルゴフロートや地球観測衛星等を活用した、自動観測を主体とした全球海洋観測システムに移行していくことが予想されるが、採水や精密測定をベースとする船舶観測を完全に補完することは可能なのか?現在の観測システムの相補性、独自性をレビューしつつ、海洋観測のあるべき姿を議論する。
Argoをはじめとする自動海洋観測システムは、より高密度、多変量を目指す方向に進んでいる。一方、測定精度の高さと物質検知に長けた船舶観測は、近年の燃油高騰や人的物的リソースの減少に伴い、実施の難易度が上昇している。自動観測と船舶観測はそれぞれの優位性を持ちつつ相補的な存在であり、互いに共存すべき観測プラットフォームと言える。海洋科学や科学技術の今後の発展を考慮しつつ、人材育成、機器開発の面も含め、自動観測と船舶観測にどの程度注力していくのか、短期的にも長期的にも検討する必要がある。
今回は、各観測プラットフォームの相補性、独自性について、これまでの観測やモデリング解析の成果などを交えて議論する。また、将来の方向性については、若手研究者や大学院生とも意見交換し、現状での認識共有の一助としたい。
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発表方法 | 口頭およびポスター | |||
共催情報 | 学協会 | 日本海洋学会 | ||
ジョイント | - |