
セッション概要
| 領域外・複数領域 (M) | ||||
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| セッション小記号 | 地球科学一般・情報地球科学 (GI) | |||
| セッション ID | M-GI35 | |||
| タイトル | 炭酸塩生物学:生物起源炭酸塩の地球炭素循環における役割 | |||
| タイトル短縮名 | 炭酸塩生物学 | |||
| 代表コンビーナ | 氏名 | 鈴木 道生 | ||
| 所属 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 | |||
| 共同コンビーナ 1 | 氏名 | 豊福 高志 | ||
| 所属 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | |||
| 共同コンビーナ 2 | 氏名 | 奥村 大河 | ||
| 所属 | 早稲田大学 | |||
| 共同コンビーナ 3 | 氏名 | Kozue Nishida | ||
| 所属 | 東京科学大学 | |||
| セッション言語 | E | |||
| スコープ |
生物による炭酸カルシウム(CaCO₃)形成は、従来、二酸化炭素(CO₂)を放出する過程として理解されてきた。近年の研究で、生物が体内でpHなどを能動的に制御し石灰化を行うことが示され、無機的反応とは異なる可能性が指摘され、生物の石灰化過程を、従来の化学平衡論だけでは説明しきれない多段階で多層的な現象として再考する契機を与えている。本セッションでは、物質科学・生命科学・生態科学・環境科学などの視点を結び、原子・分子から地球スケールまでの階層で生物起源炭酸塩を議論する。CaCO₃核生成や結晶制御分子・ナノスケール機構、プロトン・元素動態、同位体・微量元素の取り込み、CO₂フラックスやモデル解析、古環境・炭素固定技術への応用、これらの研究に関連した技術開発の報告も歓迎する。 地球科学を中心に、化学、生物学、物理学、数理科学、計算科学など多様な分野の研究者が参加し、学際的な視点から意見交換する場としたい。 |
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| セッション形式 | 口頭およびポスターセッション | |||