
セッション概要
| セクション企画 (L) | ||||
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| セッション小記号 | セクション企画 | |||
| セッション ID | L-02 | |||
| タイトル | 大気水圏科学の最前線3「近年の世界と日本の極端高温」 | |||
| タイトル短縮名 | 近年の極端高温 | |||
| 代表コンビーナ | 氏名 | 大手 信人 | ||
| 所属 | 京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻 | |||
| 共同コンビーナ 1 | 氏名 | 佐藤 薫 | ||
| 所属 | 東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 | |||
| 共同コンビーナ 2 | 氏名 | 野中 正見 | ||
| 所属 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構アプリケーションラボ | |||
| セッション言語 | E | |||
| スコープ | 本セッションは大気水圏科学セクションがカバーする研究領域のフロンティアを紹介することを目的とする。近年、極端高温は頻度・強度ともに増大し、その発生には大気・水圏・陸圏の多様なプロセスが複雑に絡み合っている。2023年・2024年には、世界および日本で観測史上例を見ない高温が記録され、大気水圏科学の専門家があらゆる角度から現象の解明に本格的に取り組み始めている。今回のレクチャーでは、大気科学から2023・2024年の世界および日本の高温の要因について多角的に探る話題が提供される。各海盆や陸面から大気が受けた影響や、人為起源の外部強制物質による高温の底上げなど、多様な要因が絡み合うプロセスを紐解く。海洋科学からは海洋変動と放射収支との関係や、海洋による熱吸収や熱の再分配といった側面から2023年・2024年の極端高温に対する海洋の役割に関する話題が提供される。水文科学からは、水同位体比変動を用いて降水の生起を含む地球規模の水循環の動態を把握するという文脈で、近年の陸面・海水面の極端な高温の影響に関する話題が提供される。多くの関連研究者からの活発なフィードバックとディスカッションを期待する。 |
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| セッション形式 | 口頭およびポスターセッション | |||