領域外・複数領域 (M)
セッション小記号ジョイント (IS)
セッション IDM-IS21
タイトル プラスチック汚染の実態把握と対策
タイトル短縮名 プラスチック汚染
開催日時 口頭セッション 5/25(日) AM1-AM2
現地口頭会場 103
現地
ポスター
コアタイム
5/25(日) PM3 現地ポスター会場 展示場ホール7・8
代表コンビーナ 氏名 加古 真一郎
所属 鹿児島大学大学院理工学研究科
共同コンビーナ1 氏名 磯辺 篤彦
所属 九州大学応用力学研究所
共同コンビーナ2 氏名 笹尾 俊明
所属 立命館大学
共同コンビーナ3 氏名 山本 雅資
所属 神奈川大学
セッション言語 J
スコープ 海ごみ、特にプラスチックは、もとを辿れば陸域を含む人間活動によって生じたものが河川などを通じて放出されたものであり、その全容の理解には、海洋、河川、海岸に加え、陸の生活圏も含めた調査・研究が必要である。地球惑星科学のコミュニティでは、こうしたごみの実態を解明すべく、海洋や沿岸での直接サンプリングやドローンなどによるリモートセンシング研究を精力的に行っている。しかし、それにより信頼性の高い情報が収集できたとしても、それらを回収したり、将来の放出を削減したりするための枠組みを構築するには、他国を巻き込んだ制度的・政策的観点からの研究が必要である。本セッションでは、プラスチック汚染の現状を把握するための計測を担う研究者と、国内外のプラスチック汚染問題や政策に詳しい研究者に、各分野における先端研究や最新の動向をご紹介いただく。その上で、プラスチック汚染問題を学際的な観点からどのように扱い、解決していくか、またどのような形でそうした成果を社会に発信していくかについて議論を行う。本セッションは、JpGUと環境経済・政策学会(SEEPS)との共同提案として実施するものである。
発表方法 口頭およびポスターセッション
共催情報 学協会 -
ジョイント -
団体会員以外の組織との共催 -
国際連携団体 -
招待講演 高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)
小島 道一(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月25日 AM1
9:00 - 9:15 MIS21-01 衛星による海洋ゴミのモニタリング戦略 高橋 幸弘
9:15 - 9:30 MIS21-02 大阪ブルーオーシャンビジョン達成のための数値目標 磯辺 篤彦
9:30 - 9:45 MIS21-03 BeachLISA: 海岸漂着ごみのAI画像セグメンテーション分析のためのウェブベースシステム 杉山 大祐
9:45 - 10:00 MIS21-04 バスのドライブレコーダー映像とスマホアプリを活用した市街地におけるごみの観測 鳴島 ひかり
10:00 - 10:15 MIS21-05 高分解能音響ビデオカメラによる水中プラスチックゴミ検出の試み 水野 勝紀
10:15 - 10:30 MIS21-06 小矢部川における定点撮影と粒子追跡数値解析を用いたプラスチックごみ年間流出量と挙動の検討 久加 朋子
口頭発表 5月25日 AM2
10:45 - 11:00 MIS21-07 アジア諸国におけるプラスチック汚染対策 小島 道一
11:00 - 11:15 MIS21-08 プラスチック廃棄物問題解決のための経済的手法 笹尾 俊明
11:15 - 11:30 MIS21-09 経済研究と政策立案:プラスチック資源循環を例に 山本 雅資
11:30 - 11:45 MIS21-10 Consumer preferences for recycled products made from ocean plastic 竹内 憲司
11:45 - 12:00 MIS21-11 Does competition improve recycling efficiency? 一ノ瀬 大輔
12:00 - 12:15 MIS21-12 無人島海洋ごみの定量評価と政策的示唆:友ヶ島を事例として 千葉 知世
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月25日 PM3
MIS21-P01 東京湾に流出する河川下流域におけるマイクロプラスチックの特徴と堆積システム 小野 好智
MIS21-P02 日本沿岸域における海岸砂,河口堆積物中のマイクロプラスチックの分布と形状 天野 敦子
MIS21-P03 ⾵洞⽔槽実験による⾵圧流の影響評価と漂着ごみ予測の⾼精度化 福重 大樹
MIS21-P04 市民科学と画像解析AIによる街ごみ量の可視化 加古 真一郎
MIS21-P05 市民科学を用いた廃プラ等の水域流入量の推定 佐々木 創
MIS21-P06 河川水表面画像解析で計測されたプラスチック輸送量の検証 Tomoya Kataoka