大気水圏科学 (A)
セッション小記号大気海洋・環境科学複合領域・一般 (CG)
セッション IDA-CG53
タイトル 沿岸海洋生態系-1.水循環と陸海相互作用
タイトル短縮名 水循環と陸海相互作用
開催日時 口頭セッション 5/28(水) AM1-AM2
現地口頭会場 展示場特設会場 (3) [EXH03]
現地
ポスター
コアタイム
5/28(水) PM3 現地ポスター会場 展示場ホール7・8
代表コンビーナ 氏名 杉本 亮
所属 福井県立大学海洋生物資源学部
共同コンビーナ1 氏名 藤井 賢彦
所属 東京大学大気海洋研究所
共同コンビーナ2 氏名 小森田 智大
所属 熊本県立大学環境共生学部
共同コンビーナ3 氏名 山田 誠
所属 龍谷大学経済学部
セッション言語 J
スコープ 陸域から河川水や海底湧出地下水を介して供給される物質は沿岸海域の生物生産過程に不可欠である.本セッションでは,水循環を介した陸域と海域の相互作用に主眼を置く.生態系の連環,陸域および沿岸域の水循環,水産資源,生物多様性等に関する知見を学際的に取り上げ,沿岸域の高い生物生産力や生物多様性を生み出す仕組みを陸海相互作用の観点から総合的に議論することを目的とする.陸・沿岸海域の水・物質循環,沿岸の水産資源・生物多様性,沿岸生態系の連環,干潟の生態系機能と生物生産性などに関する研究発表を歓迎する. なお,本セッションと連携開催を希望するセッション「沿岸海洋生態系-2. サンゴ礁・海草藻場・マングローブ」においては,サンゴ礁,海草藻場,マングローブ域など浅海域の底生生態系を主対象とし,水循環以外の物質循環を含めた生物地球化学過程を広く扱う.物質循環の季節・空間変動パターンや生態系サービスの多様性に着眼することにより,本セッションとの区別を明確化する.共通した情報が多いこれら2つのセッションに参加することにより,研究者は重要な情報を得ることができる.
発表方法 口頭およびポスターセッション
共催情報 学協会 -
ジョイント -
団体会員以外の組織との共催 -
国際連携団体 -
招待講演
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月28日 AM1
9:00 - 9:15 ACG53-01 奥駿河湾由比沿岸部における海底湧出地下水と地下水流動の実態解明 村中 康秀
9:15 - 9:30 ACG53-02 東京湾における短寿命Raを用いた再循環性地下水湧出評価の検討 原島 かおり
9:30 - 9:45 ACG53-03 ラジウム同位体を用いた伊勢湾における地下水流出量の評価 杉本 亮
9:45 - 10:00 ACG53-04 干出時において海底湧水が向上させる底生微細藻類の基礎生産量:砂質干潟と泥質干潟の比較 尾崎 竜也
10:00 - 10:15 ACG53-05 岩手県大槌湾における海洋酸性化・地球温暖化指標の連続モニタリング 藤井 賢彦
10:15 - 10:30 ACG53-06 姫島沿岸の海底で湧出するCO2ガスが海底間隙水へ与える影響 山田 誠
口頭発表 5月28日 AM2
10:45 - 11:00 ACG53-07 亜熱帯浅海域の海草藻場における栄養塩・炭酸系フラックスの評価 梅澤 有
11:00 - 11:15 ACG53-08 河口域海草藻場による陸源物質の捕捉機能とその利用可能性 梅林 奎輔
11:15 - 11:30 ACG53-09 気候変動観測衛星GCOM-Cによる黒潮分岐流の鹿児島湾流入と春季植物プランクトンブルームの空間解析 小森田 智大
11:30 - 11:45 ACG53-10 ドローン空撮と環境DNAを併用した八代海・大島地先干潟における魚類の生物攪拌の定量化に向けた試み 林 莉紗
11:45 - 12:00 ACG53-11 緑川河口干潟のアサリ個体群の生産量に基づく死亡量の定量的評価:捕食量および出水の影響 本田 陸斗
12:00 - 12:15 ACG53-12 湖底における底生動物存在下のバクテリア生産動態 土屋 健司
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月28日 PM3
ACG53-P01 造巣性甲殻類が引き起こす換水活動の測定方法の開発および水槽下での換水量測定 竹野 圭祐
ACG53-P02 富栄養化した干潟における栄養塩循環に底生生物の巣穴が及ぼす生態学的影響 杉本 亮
ACG53-P03 厚岸湖における間隙水交換に伴う溶存態無機炭素およびアルカリ度フラックス 安居 里奈
ACG53-P04 北海道十勝川河口域における魚類生息場としての緩流域 梶原 瑠美子