大気水圏科学 (A) | ||||
---|---|---|---|---|
セッション小記号 | 大気科学・気象学・大気環境 (AS) | |||
セッション ID | A-AS08 | |||
タイトル | 湿潤大気の多様な現象 | |||
タイトル短縮名 | 水蒸気と雲 | |||
開催日時 | 口頭セッション | 5/28(水) AM1-AM2 | ||
現地ポスター コアタイム |
5/28(水) PM3 | |||
代表コンビーナ | 氏名 | 三浦 裕亮 | ||
所属 | 国立大学法人 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 | |||
共同コンビーナ1 | 氏名 | 高須賀 大輔 | ||
所属 | 東北大学大学院理学研究科 | |||
共同コンビーナ2 | 氏名 | 濱田 篤 | ||
所属 | 富山大学 | |||
共同コンビーナ3 | 氏名 | 横井 覚 | ||
所属 | 海洋研究開発機構 | |||
セッション言語 | E | |||
スコープ |
水蒸気は放射冷却と凝結による潜熱放出により大気大循環を駆動する。その流れの中には、乱流、層積雲、積乱雲、台風、さらにはマッデン・ジュリアン振動のような大規模現象まで、複雑で豊かな階層構造が形成される。水蒸気は大きい空間スケールで長い時間をかけて蓄積され、流れにより運ばれる。一方、その凝結は短い時間に小さい空間スケールで起こる。また、水蒸気や雲は地球の放射収支に影響を与え、気候変化にも関与する。このような強い非線形性を内在する多重尺度的振舞いのため、湿潤大気科学はとりわけ難しい学問分野となっている。本セッションでは、水蒸気場と組織化した雲群の相互作用を記述する湿潤大気科学の確立を目標に、幅広い時空間スケールを対象とした研究を募集する。例えば、マッデンジュリアン振動や台風の理論研究、線状降水帯のデータ解析研究、衛星観測による雲の統計的性質の研究、放射対流平衡系での雲の組織化研究、全球雲解像モデルによる高解像度シミュレーション等を想定する。理論・観測・数値モデルといった手法を問わず、最新の知見を共有し、研究者間のコミュニケーションを円滑にすることで、長年の困難に対する突破口を開きたい。 |
|||
セッション形式 | 口頭およびポスターセッション | |||
共催情報 | 学協会 | 日本気象学会 | ||
ジョイント | - | |||
団体会員以外の組織との共催 | - | |||
国際連携団体 | - |