ユニオン(U)
セッション小記号 ユニオン
セッションID U-15
タイトル 和文 2024年能登半島地震(1:J)
英文 The 2024 Noto Peninsula Earthquake (1:J)
タイトル短縮名 和文 The 2024 Noto Peninsula Earthquake (1:J)
英文 The 2024 Noto Peninsula Earthquake (1:J)
代表コンビーナ 氏名 和文 鷺谷 威
英文 Takeshi Sagiya
所属 和文 名古屋大学減災連携研究センター
英文 Disaster Mitigation Research Center, Nagoya University
共同コンビーナ 1 氏名 和文 卜部 厚志
英文 Atsushi Urabe
所属 和文 新潟大学災害・復興科学研究所
英文 Research Institute for Natural Hazards and Disaster Recovery, Niigata University
共同コンビーナ 2 氏名 和文 和田 章
英文 Akira Wada
所属 和文 東京工業大学
英文 Tokyo Institute of Technology
共同コンビーナ 3 氏名 和文 宮地 良典
英文 Yoshinori MIYACHI
所属 和文 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
英文 Geological Survey of Japan, AIST
発表言語 J
スコープ 和文
本セッションは2024年1月1日に発生した能登半島地震に関する緊急セッションである。本セッションは日本語での口頭発表とし、別の1コマで国際的な情報発信のため英語での発表・質疑を行う。
2024年1月1日16時10分に能登半島北部を震源とするM7.6の地震が発生した.最大震度7の揺れによって能登半島中部から北部に大きな被害がもたらされ,日本海沿岸の広い範囲で津波が観測された.1月末の時点で,死者200名以上,負傷者1200名以上の人的被害が報告されている.地震活動域は,能登半島西北から佐渡島西方にかけて約150kmの範囲に拡がっており,2020年から活発化していた能登半島群発地震との関連性が指摘されている.沿岸域では一部で著しい隆起が観測されたほか,液状化や斜面崩壊など,低地・山間地や幹線道路沿いでも,多くの地表変動が発生した.本セッションでは,一連の地震の発生メカニズム,地震動,津波,建物被害,地盤災害,災害対応などについて,地震発生前と地震発生直後から行われた調査や解析の結果について情報を共有し,今後の調査研究に活かすことを目的とする.地震と地震災害に関わる幅広い分野からの報告に期待する.英語での発表を希望する場合は「2024年能登半島地震(2)」に投稿すること。
英文
This is a late-breaking session about the Noto Peninsula Earthquake happened on January 1, 2024. This session is given in Japanese. Another session is given in English for the international dissemination of information.
A Mw 7.5 earthquake struck the northern tip of the Noto Peninsula, Japan, at 16:10JST on January 1, 2024. The earthquake caused extensive damage in the central to northern areas of the peninsula, accompanying a tsunami observed widely along the surrounding coastline. The seismic activity extended about 150 km from the northwest of the Noto Peninsula to the west of Sado Island for the 2024 earthquake, which was preceded by a characteristic seismic swarm activated since 2020. The earthquake caused significant uplift in some parts of the coastal area along with extensive tectonic deformations observed inland, and numerous coseismic landslides in steep terrains as well as liquefaction at lowlands, all of which severely impacted infrastructures. In this session, we will gather the results of investigations and analyses for discussing the earthquake mechanisms, seismic shaking, tsunami(s), landslides, liquefaction, building damages, and disaster response, to share the knowledge for future studies. We expect reports from a wide range of fields related to the 2024 Noto Peninsula Earthquake and related seismic hazards. Those who want to present in English are advised to submit to the "The 2024 Noto Peninsula Earthquake (2:E)" session.
発表方法 口頭および(または)ポスターセッション
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月28日 PM1
13:45 - 14:00 U15-01 能登半島の地震活動と令和6年能登半島地震 平松 良浩
14:00 - 14:15 U15-02 能登半島周辺海域の活断層と2024年能登半島地震との関係 岡村 行信
14:15 - 14:30 U15-03 令和6年能登半島地震津波の伝播・浸水特性 増田 英敏
14:30 - 14:45 U15-04 空中写真判読による令和6年能登半島地震に伴う斜面崩壊・堆積分布及び津波浸水域の推定とその分布特性 中埜 貴元
14:45 - 15:00 U15-05 石川県内灘町における令和6年能登半島地震に伴う液状化現象と地形変化 遠藤 徳孝
15:00 - 15:15 U15-06 令和6年能登半島地震における木造住宅の被害と今後求められる事前対策 山崎 義弘
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月28日 PM3
U15-P01 令和6年能登半島地震について 青木 重樹
U15-P02 M7.6の地震を含む2020年12月からの令和6年能登半島地震の地震活動 岩切 一宏
U15-P03 2024年能登半島地震と群発地震 石川 有三
U15-P04 能登半島での発震機構解を用いた間隙流体圧の時空間変化 山本 朱音
U15-P05 2024年能登半島地震における応力場に対する断層のすべりやすさの評価 田上 綾香
U15-P06 3次元地震波速度構造モデルを用いた令和6年能登半島地震(Mw7.5)の余震のセントロイド・モーメントテンソル解析 山谷 里奈
U15-P07 Shear strain energy changes and aftershocks of the 2024 Noto Peninsula earthquake 田中 佐千子
U15-P08 能登半島地震震源断層における地震波速度構造および三次元地震波速度構造により再決定した余震分布と震源断層モデル 松原 誠
U15-P09 震源クラスタリングによる令和6年能登半島地震の断層面形状推定 佐脇 泰典
U15-P10 震源分布と発震機構解から有限混合モデルにより推定された2024年能登半島地震(Mw = 7.5)の断層配置 堀川 晴央
U15-P100 能登半島地震により発生した斜面崩壊に関する特性の解析(速報) 権田 豊
U15-P101 2024年能登半島地震により発生した斜面崩壊の発生状況と地形・地質的特徴(速報)―UAV-SfM,モバイルLiDARによる応急現地測量― 佐藤 昌人
U15-P102 岩石・地形制約からみた令和6年能登半島地震による崩壊の特徴と流域地形システムへの影響―中間報告 須貝 俊彦
U15-P103 能登半島地震による輪島市町野町及びその周辺の地すべりインベントリマップの作成とその地形的特徴 佐藤 浩
U15-P104 令和6年能登半島地震における液状化地点分布と特徴 先名 重樹
U15-P105 内灘町及びかほく市における液状化現象の被害特徴 齊藤 龍
U15-P106 令和6年能登半島地震に伴う内灘町の液状化による地表変状と人工地形改変・地質構造との関係 原 勇貴
U15-P107 2024年能登半島地震における石川県中部,富山県,新潟県新潟市信濃川旧河道の詳細な現地踏査に基づく液状化地図の作成 青山 雅史
U15-P108 2024年能登半島地震による新潟市域での液状化被害 卜部 厚志
U15-P109 令和6年能登半島地震による噴砂の特徴:新潟市西区新通の畑地の地割れの初期記載 高清水 康博
U15-P11 2024年 Mw7.5能登半島地震の震源断層において数年間継続した微小地震のマイグレーションと本震の発生過程 吉田 圭佑
U15-P110 複数波長の干渉SAR解析に基づく令和6年能登半島地震の建物被害推定 本田 謙一
U15-P111 令和6年能登半島地震における強震観測点周辺の建物被害調査および被害データベース試作開発 内藤 昌平
U15-P112 令和6年能登半島地震の新潟県糸魚川市内における被害状況 香取 拓馬
U15-P113 能登半島地震のリスクはどのように予測できたのか、あるいはできなかったのか Takuya Kawanishi
U15-P114 「2024年能登半島地震」等の地震予知 猿渡 隆夫
U15-P12 2024年能登半島地震震源域周辺の震源分布とその不確実性の検討 椎名 高裕
U15-P13 詳細な3次元S波速度構造に基づく先行した群発地震と2024年Mw7.5能登半島地震の関係 高木 涼太
U15-P14 多数のテンプレート地震を用いた相対震源決定法(hypoTD)による能登半島地震の震源分布 堀内 茂木
U15-P15 速度構造の震源決定位置への影響についてー令和6年能登半島地震への適用ー 勝間田 明男
U15-P16 能登半島群発地震における繰り返し地震の時空間分布 小松 真喜
U15-P17 石川県能登地方の群発地震と潮汐との関係:2023年~2024年1月1日M7.6 弘瀬 冬樹
U15-P18 長期型海底地震計による新潟県上越沖における2008年12月から2009年10月にかけての地震活動について 町田 祐弥
U15-P19 令和6年能登半島地震における震源近傍での光ファイバー歪変動観測 荒木 英一郎
U15-P20 強震波形による2024年能登半島地震の震源破壊過程 浅野 公之
U15-P21 近地強震記録を用いた2024年能登半島地震の震源過程解析 引間 和人
U15-P22 余震分布、GNSS、および津波記録を用いた令和6年能登半島地震の断層モデル推定 水谷 歩
U15-P23 様々な断層面モデルを仮定した令和6年能登半島地震の震源過程解析 西宮 隆仁
U15-P24 Seismic-wave Radiation Process of the 2024 Noto Peninsula Earthquake from Multi-frequency Teleseismic P-wave Back-projection 垂水 洸太郎
U15-P25 バックプロジェクション法を用いて推定した能登半島地震の震源過程 本多 亮
U15-P26 AN-netアレイを用いた2024年能登半島地震のバックプロジェクション解析:縦ずれ断層におけるsupershear破壊の可能性 今西 和俊
U15-P27 破壊伝播の複雑性に着目した2024年能登半島地震の震源破壊過程の推定 倉橋 奨
U15-P28 令和6年能登半島地震(Mj7.6)の長周期(2秒以上)地震動評価のための特性化震源モデル 松元 康広
U15-P29 2024年能登半島地震によるAN-netの強震動記録のアレイ解析 中原 恒
U15-P30 短周期強震記録に基づく能登半島周辺の三次元減衰Qs構造の推定 石瀬 素子
U15-P31 経験的グリーン関数を用いた令和6年(2024年)能登半島地震の震源インバージョン解析 芝 良昭
U15-P32 経験的グリーン関数法を用いて推定した2024年能登半島地震の強震動生成域モデル 染井 一寛
U15-P33 経験的グリーン関数を用いた波形インバージョンによる能登半島地震の破壊過程の推定 野津 厚
U15-P34 近地強震波形インバージョンに基づく2024年能登半島地震 (MJ 7.6) の断層傾斜変化を考慮した震源過程 郭 雨佳
U15-P35 エンベロープインバージョン結果に基づく2024年能登半島地震の強震動生成域の推定 友澤 裕介
U15-P36 強震波形記録を用いて推定された2024年能登半島地震の震源過程 久保 久彦
U15-P37 2024年能登半島地震による長周期地震動の空間特性 久保 久彦
U15-P38 関西地震観測研究協議会の強震観測網で観測された令和6年能登半島地震の長周期地震動特性 赤澤 隆士
U15-P39 2024年能登半島地震の距離減衰特性 西村 利光
U15-P40 2024年能登半島地震(MJ7.6)の強震動伝播領域における距離減衰特性 池浦 友則
U15-P41 2024年能登半島地震と1999台湾Chichi地震の最大地動速度距離減衰特性の比較検討 司 宏俊
U15-P42 Aftershock observation and site amplification factors at the port area of Wajima and Suzu cities 長坂 陽介
U15-P43 令和6年能登半島地震の震度分布の特徴 栢野 一正
U15-P44 2024年1月1日16時10分頃に石川県能登地方で発生した地震(最大震度7)の緊急地震速報利活用アンケート調査の速報について 境 優佳
U15-P45 2024年能登半島地震の余震による揺れの早期予測 澤崎 郁
U15-P46 学術研究船「白鳳丸」による2024年能登半島地震(M7.6)の海洋地球科学総合調査 朴 進午
U15-P47 Seismic Reflection Images of Tsunamigenic Fault in the 2024 Noto Earthquake (M7.6) Rupture Area 朴 進午
U15-P48 「白鳳丸」による2024年能登半島地震緊急調査航海(KH-24-JE01、KH-24-JE02C)の概要 尾鼻 浩一郎
U15-P49 白鳳丸による2024年能登半島地震の海洋地球科学調査と周辺ジオパーク 松岡 篤
U15-P50 能登半島の地殻構造の特徴と地震前に構築した震源断層モデルについて 佐藤 比呂志
U15-P51 既存地震探査データから見る2024年能登半島地震震源域東端付近の地殻構造 野 徹雄
U15-P52 2024年能登半島地震震源域陸域のS波スプリッティングと地震波速度構造 岡田 知己
U15-P53 2024年能登半島地震によるS波偏向異方性の変動 村上 理
U15-P54 2024年M7.6能登半島地震震源域の3次元構造探査: 流体の地震発生への影響について 鈴木 基矢
U15-P55 能登半島東部群発地震活動域周辺での電磁場連続観測 吉村 令慧
U15-P56 2024年能登半島地震震源域周辺の3次元比抵抗構造 吉村 令慧
U15-P57 能登半島群発地震における地磁気変換係数の時間変化 河合 淳
U15-P58 2022年以降の能登半島北東部地下の物質循環に関する地球化学的研究 鹿児島 渉悟
U15-P59 能登半島における一連の地震活動への流体の因果関係についての考察 川人 崇央
U15-P60 【速報】震災前後の富山県における地下水の変化:沿岸域の栄養源としての地下水への影響 勝田 裕大
U15-P61 現行地質過程としての2024年能登半島地震 新妻 信明
U15-P62 GEONETで観測された令和6年能登半島地震に伴う地殻変動 山田 晋也
U15-P63 電子基準点リアルタイム解析システム(REGARD)による令和6年能登半島地震に伴う地震時地殻変動と断層モデルの即時推定 髙松 直史
U15-P64 GNSSで観測された能登半島における群発地震に伴う地殻変動に関連した断層すべりの時空間発展の推定 土井 惇慈
U15-P65 稠密測地観測データにもとづく2024年能登半島地震におけるすべり分布とその断層幾何の関係 山田 太介
U15-P66 JISLaD(地盤情報システム)における2024年能登半島地震によるGEONET観測点の地震時変位 島田 誠一
U15-P67 2024年能登半島地震の今後の余効変動に地下の三次元不均質がどのような影響を及ぼし得るか? 大舘 未来
U15-P68 体積ひずみ計で記録された2024年能登半島地震津波 三浦 哲
U15-P69 包括的な海底調査データに基づく2024年能登半島地震に関連する津波波源モデルの比較検討 有川 太郎
U15-P70 能登半島地震による津波の発電所施設における観測記録を用いた考察及び津波波源の推定 二木 敬右
U15-P71 輪島市舳倉島における令和6年能登半島地震津波による浸水域調査 二木 敬右
U15-P72 石川県珠洲市で観察された2024年能登半島地震に伴う津波堆積物 Yumi Shimada
U15-P73 2024年能登半島地震によって石川県珠洲市〜能登町に形成された津波堆積物 山田 昌樹
U15-P74 富山湾沿岸で測定した2024年能登半島地震による津波 林 豊
U15-P75 Sensitivity Analysis for the Tsunami Source Explaining Tsunami Height along the Niigata Coast during the 2024 Noto Peninsula Earthquake 今井 健太郎
U15-P76 2024年能登半島地震津波の山形県酒田市~島根県松江市における現地調査結果 行谷 佑一
U15-P77 日本における2つの稠密GNSS観測ネットワークで観測された2024年能登半島地震によってトリガーされた伝搬性電離圏擾乱から何がわかるか? 新堀 淳樹
U15-P78 2024年1月1日能登半島地震の発生直後に松代において観測された重力変化と気圧変化について 今西 祐一
U15-P79 令和6年能登半島地震後に観測された全国規模の気圧変動と津波マグニチュードの推定に関するインフラサウンドネットワーク観測データの分析 西川 泰弘
U15-P80 能登半島地震に伴う海岸隆起のGNSSによる高密度測定結果 後藤 秀昭
U15-P81 令和6年能登半島地震による能登半島沿岸部の地震時隆起量 小林 航
U15-P82 岩礁付着生物遺骸に基づく2024年能登半島地震(Mw 7.5)の最大海岸隆起量 金田 平太郎
U15-P83 生物遺骸の分布高度に基づく2023年・2024年能登半島地震に伴う海岸隆起調査 立石 良
U15-P84 能登半島周辺の海底堆積物に残された地震・津波の痕跡 佐川 拓也
U15-P85 堆積物からみる富山深海長谷沿いの令和6年能登半島地震と過去の大規模地震の記録の可能性 福地 里菜
U15-P86 2024年能登半島地震に伴う富山深海長谷への堆積物輸送 大塚 進平
U15-P87 令和6年能登半島地震による能登半島北東沖の海底地形変化 谷口 達彦
U15-P88 能登半島沿岸における海水中の音響異常 大塚 宏徳
U15-P89 水中ドローン(ROV)を用いた2024年能登半島地震に伴う富山湾内の海底地すべり探査 海野 奏
U15-P90 富山湾・能登半島東方沖におけるマルチビーム調査による海底地すべりの検出 南 宏樹
U15-P91 低価格モバイルLiDARとCLAS-GNSSを用いた令和6年能登半島地震に伴う地形変化の調査 岩佐 佳哉
U15-P92 令和6年能登半島地震に伴う珠洲市若山町および志賀町北部の地表変状と臨時地震観測による富来川南岸断層周辺の震源分布 吉見 雅行
U15-P93 令和6年能登半島地震に伴い珠洲市若山川沿いとその西延長部に現れた地表変状の調査結果 白濱 吉起
U15-P94 令和6年能登半島地震で生じた地盤変動とその特徴-地震前後の航空レーザ測量データを用いた解析- 佐々木 寿
U15-P95 地震前後の航空レーザ測量地形データを用いた令和6年(2024年)能登半島地震に伴う地表変位量計測 向山 栄
U15-P96 SARを用いた令和6年能登半島地震と令和5年石川県能登地方の地震で生じた珠洲市若山町の地表変状周辺の変動分布の把握 杉本 惇
U15-P97 能登半島北東部の古地震活動時期の解明に向けた活構造調査 安江 健一
U15-P98 地質区分と斜面傾斜方向に基づく2024年能登半島地震で発生した斜面崩壊の解析 阿部 朋弥
U15-P99 2024年1月の能登半島地震によって輪島市町野地域で発生した斜面災害 大丸 裕武