固体地球科学(S)
セッション小記号 火山学(VC)
セッションID S-VC29
タイトル 和文 火山の監視と活動評価
英文 Monitoring and assessment of volcanic activities
タイトル短縮名 和文 火山監視・評価
英文 Monitoring and assessment of volcano
代表コンビーナ 氏名 和文 高木 朗充
英文 Akimichi Takagi
所属 和文 気象庁気象研究所
英文 Meteorological Research Institute, Japan Meteorological Agency
共同コンビーナ 1 氏名 和文 宗包 浩志
英文 Hiroshi Munekane
所属 和文 国土地理院
英文 Geospatial Information Aurhotiry of Japan
共同コンビーナ 2 氏名 和文 大湊 隆雄
英文 Takao Ohminato
所属 和文 東京大学地震研究所
英文 Earthquake Research Institute, Tokyo University
発表言語 J
スコープ 和文
火山活動は時に災害をもたらす自然現象であるが、火山学はまだその活動推移を確実に予測する段階にはない。火山活動の機構の理解が進み、将来、火山活動の予測を可能にするために、このセッションでは火山監視の現状を振り返り、火山学や科学技術が活動評価にどのように寄与できるかを議論する。そのための、火山のモニタリング技術、活動評価に寄与するための解析技術、さらには火山活動の解釈に寄与する研究成果等の話題を対象とする。また、個別の火山におけるモニタリング事例や、現行の監視・活動評価に対する提言なども歓迎する。
英文
Volcanism is a natural phenomenon that sometimes causes disasters, but volcanology is not yet at the stage of reliably predicting its sequence. In order to better understand the mechanism of volcanic activity and enable prediction of its sequence in the future, this session will review the current state of volcanic monitoring and discuss how volcanology and technology can contribute to activity assessment. The subjects are volcanic monitoring technology, analysis technology for contributing to activity evaluation, and case studies that contribute to the interpretation of volcanic activity. We also welcome monitoring cases at individual volcanoes.
発表方法 口頭および(または)ポスターセッション
招待講演 及川 輝樹 (国立研究開発法人産業技術総合研究所)
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月31日 AM1
09:00 - 09:15 SVC29-01 ひまわり8号画像による2018年新燃岳・2019年ベズィミアニ噴火の高頻度赤外観測 金子 隆之
09:15 - 09:30 SVC29-02 Joint analysis of seismic velocity change, deformation and meteorological data for volcano monitoring Quentin Dumont
09:30 - 09:45 SVC29-03 箱根大涌谷園地内でのラドン連続測定 熊谷 英憲
09:45 - 10:00 SVC29-04 姶良カルデラにおける海底地盤変動装置と設置後の経過 筒井 智樹
10:00 - 10:15 SVC29-05 ディスドロメータの降灰観測による桜島の火山灰連続放出のモニタリング 瀧下 恒星
10:15 - 10:30 SVC29-06 箱根火山における火山活発化指数の試作 栗原 亮
口頭発表 5月31日 AM2
10:45 - 11:00 SVC29-07 噴火前の地震発生推移の整理 -McNutt(1996)の包括的火山性地震群発モデルを参照して- 高木 朗充
11:00 - 11:15 SVC29-08 伊豆大島の火山活動評価に向けた概念モデルの構築 鬼澤 真也
11:15 - 11:30 SVC29-09 火山灰粒子自動解析技術による噴火の即時推移把握 下司 信夫
11:30 - 11:50 SVC29-10 噴火の地質学的観測と噴火シナリオー御嶽山2014年噴火,新燃岳2017-2018年噴火の体験を例に― 及川 輝樹
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月31日 PM3
SVC29-P01 箱根火山における自動採水装置を用いた河川水の水質モニタリング 二宮 良太
SVC29-P02 Significantly seismic swarms after increasing seismic velocities within seismic conduit at Tatun volcano group of Taiwan Cheng-Horng Lin
SVC29-P03 2023年の硫黄島の翁浜沖の噴火について 荒木 陽輔
SVC29-P04 近年の伊豆大島の二酸化炭素土壌ガス放出活動 高木 朗充
SVC29-P05 Imaging Subsurface Structures Beneath Hachijojima Island Using Seismic Tomography with High-Density Observation Data Adrianto Widi Kusumo
SVC29-P06 火山活動活発化時にみられる火山性地震について 加藤 幸司
SVC29-P07 薩摩硫黄島火山噴煙中の二酸化硫黄と硫化水素のモニタリング 森 俊哉
SVC29-P08 稠密地震観測データを用いた二重スペクトル比法による八丈島の地震波減衰構造 久保田 藍午
SVC29-P09 海底火山の観測・監視に向けた研究開発 小野 重明