固体地球科学(S)
セッション小記号 測地学(GD)
セッションID S-GD01
タイトル 和文 測地学・GGOS
英文 Geodesy and Global Geodetic Observing System
タイトル短縮名 和文 測地学・GGOS
英文 Geodesy and GGOS
代表コンビーナ 氏名 和文 松尾 功二
英文 Koji Matsuo
所属 和文 国土地理院
英文 Geospatial Information Authority of Japan
共同コンビーナ 1 氏名 和文 横田 裕輔
英文 Yusuke Yokota
所属 和文 東京大学生産技術研究所
英文 Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
共同コンビーナ 2 氏名 和文 三井 雄太
英文 Yuta Mitsui
所属 和文 静岡大学理学部地球科学科
英文 Department of Geosciences, Shizuoka University
発表言語 J
スコープ 和文
測地学とは、地球の形・重力・回転およびそれらの時間変化の精密計測を通じて、位置の基準となる地球基準座標系を定義し、地球システムを監視・理解することを目的とした学問である。本セッションでは、測地学とその地球科学的応用に関する幅広い研究発表を歓迎する。扱う話題としては、最新の測地計測技術、データ解析、数値モデリング、理論研究の進展などが考えられるが、これにとらわれず測地学の様々な分野からの発表を期待する。また、地上測地技術(水準測量、重力測量、ひずみ観測など)や宇宙測地技術(GNSS、VLBI、SLR、DORIS、GRACE、衛星高度観測など)を用いた、地球科学の学際的研究に関わる発表も歓迎する。さらに本セッションでは、GGOS(全球統合測地観測システム)に関連する観測システムの話題や複数測地技術の統合、宇宙技術を持つ機関間および国家間の連携等についても議論の場を提供する。
英文
Geodesy is a discipline that aims to define a Terrestrial Reference Frame for accurate positioning and monitor/understand the Earth system through precise measurements of the Earth's shape, gravity, and rotation, as well as their temporal evolutions. In this session, we call for wide range of papers concerned with geodesy and its application to geoscience. Topics of interest will include but not limited to recent advances in measurement techniques, data analysis, numerical modeling or theoretical studies of geodesy. This session also welcomes topics of interdisciplinary studies on geoscience using ground-based geodetic techniques (spirit leveling, absolute/relative gravimeter, strain meter and so on) or space geodetic techniques (GNSS, VLBI, SLR, DORIS, GRACE, satellite altimetry and so on). In addition, we also provide a forum for discussing GGOS (Global Geodetic Observing System) related observation programs, advancements of geodetic techniques, collaboration among various organizations in the world.
発表方法 口頭および(または)ポスターセッション
招待講演 Richard S Gross (NASA Jet Propulsion Laboratory)
Richard S Gross (NASA Jet Propulsion Laboratory)
Claudia Cristina Carabajal (Organization Not Listed)
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月30日 PM1
13:45 - 14:00 SGD01-01 The International Association of Geodesy: 162 Years of Geodetic Excellence Richard S Gross
14:00 - 14:15 SGD01-02 The Importance of Terrestrial Reference Frames to Science and Society Richard S Gross
14:15 - 14:30 SGD01-03 Recent Progress at the ILRS Claudia Cristina Carabajal
14:30 - 14:45 SGD01-04 日本における測地連携の強化 GGOS Japan ー国際測地コミュニティへの入り口- 宮原 伐折羅
14:45 - 15:00 SGD01-05 ディスカッション 松尾 功二
口頭発表 5月30日 PM2
15:30 - 15:45 SGD01-06 測地学分野におけるオープンデータ環境の整備 横田 裕輔
15:45 - 16:00 SGD01-07 小型・低価格・多目的 SLR システム Omni-SLR: 衛星測距初成功 大坪 俊通
16:00 - 16:15 SGD01-08 最近の消失から拘束されるチャンドラーウォブルの低いQ:地球物理学的な意味合い 古屋 正人
16:15 - 16:30 SGD01-09 チャンドラー極運動の消失に対する大気の寄与の解析 山口 竜史
16:30 - 16:45 SGD01-10 ITRF2020のVLBIスケールドリフトについて 石垣 真史
口頭発表 5月31日 AM1
09:00 - 09:15 SGD01-11 2023年度下里水路観測所SLR/GNSSコロケーション測量 中村 優斗
09:15 - 09:30 SGD01-12 水槽実験によるGNSS-A観測音響機器の角度特性調査とSGO-A観測点 永江 航也
09:30 - 09:45 SGD01-13 航空重力、地上重力及び重力異常グリッドデータの公開 小川 拓真
09:45 - 10:00 SGD01-14 RINEX前処理ソフトウェア「RINGO」新バージョンの公開について 川元 智司
10:00 - 10:15 SGD01-15 空間ハイパス・フィルタリングによる電子基準点の局所的な変位の検出 藤原 智
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月30日 PM3
SGD01-P01 松代における絶対重力測定(2023年6月)と超伝導重力計CT #036およびiGrav #028の感度検定 今西 祐一
SGD01-P02 富士山重力観測網の拡充と2023年の観測成果 本多 亮
SGD01-P03 LaCoste型相対重力計の重力連続観測で検出された2022年トンガ火山噴火に伴うmHz帯の重力変化 小田 雄大
SGD01-P04 Lagrange形式に基づく地上重力変化の数値計算:球状圧力源変動を例に 小濱 瑞希
SGD01-P05 光原子時計不確かさ評価のための相対重力計gPhoneXの性能評価 市川 隆一
SGD01-P06 日本とその周辺のジオイド変化 松尾 功二
SGD01-P07 地震後重力変化の時定数に関する議論とスケーリング 田中 優作
SGD01-P08 石岡測地観測局におけるVLBIとGNSSの系統差の評価 上芝 晴香
SGD01-P09 地域電離層データ同化モデルが精密測位に与える影響の評価 陳 佳宏
SGD01-P10 安価で手軽なネットワーク型多周波RTK-GNSSシステムによるリアルタイム高精度測位の検証 新村 太郎
SGD01-P11 小型GNSS観測装置の開発と試験観測 松本 紗歩
SGD01-P12 マルチGNSS PPP解とF5解及び異なる解析方法のマルチGNSS PPP解間の整合性 中川 弘之