固体地球科学(S)
セッション小記号 固体地球電磁気学(EM)
セッションID S-EM13
タイトル 和文 地磁気・古地磁気・岩石磁気
英文 Geomagnetism, paleomagnetism and rock magnetism
タイトル短縮名 和文 地磁気
英文 Geomagnetism
代表コンビーナ 氏名 和文 臼井 洋一
英文 Yoichi Usui
所属 和文 金沢大学
英文 Kanazawa University
共同コンビーナ 1 氏名 和文 川村 紀子
英文 Noriko Kawamura
所属 和文 海上保安大学校　基礎教育講座
英文 Japan Coast Guard Academy
発表言語 J
スコープ 和文 
本セッションでは、地球・太陽系スケールから鉱物スケールまでにまたがる、「磁気」に関連した研究発表と議論の場を提供する。主に次のようなトピックスを扱う：(1) 地球惑星磁場の観測と解析、(2) 過去の地球惑星磁場の復元、(3) 磁場生成メカニズムに関する実験・数値計算、(4) 岩石や鉱物などの磁気特性、(5) 地球・惑星の地殻磁気異常、(6) 磁気情報に基づく古気候・古海洋変動やテクトニクスの推定、および（７）関連する測定技術・解析手法の開発。本セッションでは、日本版地球・惑星深部研究グループ(SEDI-Japan)の形成を目指した学際的な講演を奨励する。講演は日本語または英語で行われる。
英文 
We will discuss magnetism associated with minerals, the Earth, and beyond. This session will mainly cover the following topics: (1) the magnetic fields of the Earth and other planets, (2) paleomagnetic field variations, (3) numerical and laboratory studies of magnetic field generation, (4) magnetic properties of rocks, minerals, and other materials, (5) surface magnetic anomalies of the Earth and extraterrestrial bodies, and (6) tectonics and paleoclimate reconstructions based on magnetic measurements. We also welcome (7) related developments in measurement methods and data analysis. We encourage contributions that stimulate interdisciplinary collaborations toward establishing the SEDI-Japan community. Presentations and discussions will be in Japanese or English.
発表方法 口頭および（または）ポスターセッション
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月27日 AM1
09:00 - 09:15 SEM13-01 磁鉄鉱形状に基づいた遠洋性堆積物の磁性への火山性物質の寄与の推定 臼井 洋一
09:15 - 09:30 SEM13-02 Linearity of pseudo-Thellier plot and reliability of relative paleointensity estimation 山崎 俊嗣
09:30 - 09:45 SEM13-03 中国レス・古土壌試料を用いた土壌性magnetite/hematite生成の水熱実験 兵頭 政幸
09:45 - 10:00 SEM13-04 赤褐色黒曜石中のε-Fe2O3の単磁区粒子 福間 浩司
10:00 - 10:15 SEM13-05 大深度有人潜水調査船しんかい6500のクロスラインレーザー法により定方位で採取した堆積物コア試料の古地磁気 川村 紀子
口頭発表 5月27日 AM2
10:45 - 11:00 SEM13-06 ガウス－ギルバート磁極期における地磁気強度の準連続的な時間変化をアイスランドの溶岩層序群から探る 山本 裕二
11:00 - 11:15 SEM13-07 アイスランド東部に分布する連続溶岩層序群から解明する高逆転頻度期の古地磁気方位変動の予察 惟村 悠斗
11:15 - 11:30 SEM13-08 中央インド洋海嶺のNeo-volcanic zoneの中央海嶺玄武岩を用いた古地磁気強度年代推定 吉村 由多加
11:30 - 11:45 SEM13-09 磁気顕微鏡による古地磁気学・岩石磁気学の展開と将来 小田 啓邦
11:45 - 12:00 SEM13-10 Benchmark study toward DGRF2020 for IGRF14 - Reproducing DGRF2015 using magnetic data from ground observatories and Swarm satellites 南 拓人
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月27日 PM3
SEM13-P01 走査型SQUID顕微鏡による西之島2014年溶岩の磁気イメージングと薄片試料の残留磁化異方性 与謝野 勳
SEM13-P02 SQUID顕微鏡による微小領域磁気分析を利用した二次磁化キャリアの推定の試み 谷元 瞭太
SEM13-P03 礁性石灰岩を構成する生物種の堆積プロセスと磁気特性 福與 直人
SEM13-P04 地磁気強度を平均化するには何枚の溶岩流からデータが必要か？ 吉村 由多加
SEM13-P05 英国Mull岩脈群の古地磁気学的研究 深見 基
SEM13-P06 エチオピアアファール凹地の溶岩連続層による地磁気遷移期の古地球磁場変動の研究(予察) 日高 龍一郎
SEM13-P07 ベトナム・ニョンタイン遺跡堆積物の磁気特性に関する基礎的研究 北原 優
SEM13-P08 堆積軟岩の圧密に伴う磁気特性の変化 神谷 奈々
SEM13-P09 水路装置を用いた堆積実験による堆積条件と堆積物の粒子配向および初磁化率異方性との関係性の解析 石川 尚人
SEM13-P10 鹿児島県池田湖の湖底極表層堆積物の磁気特性 藤本 悠雅
SEM13-P11 上部白亜系蝦夷層群羽幌川層の古地磁気学的検討―石灰質ノジュール試料の磁気特性と極性推定のための手法開発（予察）― 穴井 千里
SEM13-P12 Preliminary results of rock magnetic properties from oceanic core complexes in the Philippine Sea: Implication for magnetization structure of oceanic lithosphere 藤井 昌和