固体地球科学 (S) | ||||
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セッション小記号 | 固体地球科学複合領域・一般 (CG) | |||
セッション ID | S-CG51 | |||
タイトル | ハイブリッド年代学 -多次元年代データ時代の到来- | |||
タイトル短縮名 | ハイブリッド年代学 | |||
開催日時 | 口頭セッション | 5/29(水) AM1 | ||
現地 ポスター コアタイム |
5/29(水) PM3 | |||
代表コンビーナ | 氏名 | 仁木 創太 | ||
所属 | 東京大学理学系研究科地殻化学実験施設 | |||
共同コンビーナ1 | 氏名 | 伊藤 健吾 | ||
所属 | 東京大学 | |||
共同コンビーナ2 | 氏名 | 坂田 周平 | ||
所属 | 東京大学地震研究所 | |||
共同コンビーナ3 | 氏名 | 岩野 英樹 | ||
所属 | (株) 京都フィッション・トラック | |||
セッション言語 | J | |||
スコープ |
質量分析法の技術革新に伴い年代測定の迅速化が進展し、殊にジルコンU-Pb年代に関して高精度データが充実しつつある。しかしながら、膨大な高精度年代データを我々は十分に活用できているだろうか?ジルコン年代データを駆使した地質現象の解明には、年代データと野外調査や岩石学に基づく地質学データ、もしくは微量元素・同位体組成に基づく地球化学データの多次元的な結合が必要である。そこで年代測定と並行した地質学・地球化学データの高速取得が重要であり、例えば元素イメージング分析法の改良が急務である。
その一方、ジルコンが記録媒体となる地質現象には限りがあり、年代測定法の対象物質・適用年代範囲を拡張することも年代データの多次元化において不可欠な方向性である。様々な鉱物の年齢が有する意味を考え、新たな年代測定法に挑戦することは地質現象のメカニズムを解明する突破口となる。
以上の論点を踏まえ、本セッションでは様々な年代測定法、様々な物質によりもたらされる知見を結合するハイブリッド年代学を提案する。年代学に関するあらゆる側面からの研究発表を歓迎し、新たな挑戦から地質現象の解明を目指す契機・議論の場にしたい。 |
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発表方法 | 口頭およびポスターセッション | |||
共催情報 | 学協会 | - | ||
ジョイント | - |