領域外・複数領域(M)
セッション小記号 宇宙開発・地球観測(SD)
セッションID M-SD35
タイトル 和文 将来の衛星地球観測
英文 Future Missions of Satellite Earth Observation
タイトル短縮名 和文 将来の衛星地球観測
英文 Future Missions of Earth Observation
代表コンビーナ 氏名 和文 高橋 暢宏
英文 Nobuhiro Takahashi
所属 和文 名古屋大学 宇宙地球環境研究所
英文 Institute for Space-Earth Environmental Research, Nagoya University
共同コンビーナ 1 氏名 和文 高薮 縁
英文 Yukari Takayabu
所属 和文 東京大学 大気海洋研究所
英文 Atmosphere and Ocean Research Institute, the University of Tokyo
共同コンビーナ 2 氏名 和文 祖父江 真一
英文 SHINICHI SOBUE
所属 和文 宇宙航空研究開発機構
英文 Japan Aerospace Exploration Agency
共同コンビーナ 3 氏名 和文 小原 慧一
英文 Keiichi Ohara
所属 和文 宇宙航空研究開発機構
英文 Japan Aerospace Exploration Agency
発表言語 J
スコープ 和文
急速に進行する地球環境の変化に対して、人類が持続的に発展していくために衛星による地球観測は有効な手段となりうる。そのためには継続すべき観測を維持するとともに、その時代の社会的・科学的要求に応える観測の実施、及びそれらを支える技術開発が必要とされている。この課題に対し、26の学会・関連団体からなる「今後の宇宙開発体制のあり方に関するタスクフォース会合・リモートセンシング分科会(TF)」では、近い将来実現すべき我が国の衛星地球観測ミッションについて学術的立場から提言する「地球観測グランドデザイン」を策定した。これが政府の宇宙基本計画工程表見直しの際の基礎資料となるよう、TFとして尽力していく。
グランドデザイン改訂の一環で、科学研究・実利用の両分野から新たなアイデアを吸い上げ、分野横断的に議論し精練する事を目的として、地球観測ミッション提案の試行公募を行っている。ここでは、書面による一次審査を通過した提案の発表および議論を行う。各提案の検討深化のための重要なステップとなるため、幅広い分野からの参加者による積極的な議論を期待する。
英文
Satellite observation can be an effective tool in earth science and making human society apply to the rapid global environmental change. Monitoring for a long term, advancing new ideas and developing technologies to support them are needed. The Task Force on Future Space R&D System of the Subcommittee on Remote Sensing (TF) supported by 26 academic societies and affiliated organizations has formulated the ''Grand Design of Earth Observation'' from FY2017. From the academic point of view, it suggests earth observation missions that Japan should conduct within a decade. The TF calls for proposals of earth observation missions as a trial that aims to discover new ideas from the scientific and practical domains and refine those ideas through multidisciplinary discussion. The adopted proposals will be mentioned in the revised Grand Design, and the TF will work with the government on using it as a reference in updating the Implementation Plan of the Committee on National Space Policy. This session consists of oral presentations of the proposals that passed the preliminary examination of documents and active discussions to expand and deepen the study. We welcome attendees from various backgrounds who are interested in earth observation.
発表方法 口頭および(または)ポスターセッション
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月28日 AM1
09:15 - 09:30 MSD35-01 衛星搭載水蒸気観測用差分吸収ライダー(DIAL)の技術実証〜海上風速同時観測の検討〜 阿保 真
09:30 - 09:45 MSD35-02 ドップラー雲レーダと多視野角・高スペクトル分解・ 偏光ドップラーライダによる雲・エアロゾル・鉛直流観測ミッション 西澤 智明
09:45 - 10:00 MSD35-03 数値予報精度向上のための衛星搭載ドップラー⾵ライダーによる全球⾵観測 石井 昌憲
10:00 - 10:15 MSD35-04 気象・海洋・陸面予測を革新する高頻度衛星観測システムの設計事前評価プラットフォーム 三好 建正
10:15 - 10:30 MSD35-05 ひまわり後継衛星計画の進捗と赤外サウンダ模擬観測データ 別所 康太郎
口頭発表 5月28日 AM2
11:00 - 11:15 MSD35-06 静止常時観測衛星(その6) 沖 一雄
11:15 - 11:30 MSD35-07 小型衛星海色ミッション 石坂 丞二
11:30 - 11:45 MSD35-08 小型衛星コンステレーションによる水蒸気・同位体・氷雲・放射収支の観測ミッション 江口 菜穂
11:45 - 12:00 MSD35-09 将来の地球観測衛星ミッション提案にプロセスに関する議論 高橋 暢宏
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月28日 PM3
MSD35-P01 次世代降水観測レーダの技術実証
−走査型ドップラーレーダへの展開−
高橋 暢宏
MSD35-P02 地球環境変動(地球温暖化を左右する全球の放射強制力や生態系変動)の監視・解明に関するミッション(GCOM-C後継) 本多 嘉明
MSD35-P03 小型降水レーダコンステレーション -小型SAR衛星を用いた降水観測への応用- 金丸 佳矢
MSD35-P04 災害対応・ベースマップ、環境モニタリングに資する高分解能光学・SARおよびライダーミッション(その5) 今井 靖晃
MSD35-P05 高空間分解能・偏光多方向観測による雲・エアロゾルモニタリングと物理過程解明 Souichiro Hioki
MSD35-P06 地球静止軌道からの雷観測 牛尾 知雄
MSD35-P07 静止衛星と周回衛星複合観測による擬似高頻度高解像度観測の実現 〜気候変動下における利用可能性の検討〜 平山 英毅
MSD35-P08 アジア静止軌道からの大気環境物質GHGs/SLCFsの測定 笠井 康子
MSD35-P09 AMSR3後継マイクロ波放射計による気候変動・全球水循環のモニタリングとメカニズム解明 増永 浩彦
MSD35-P10 テラヘルツ氷雲/水蒸気超小型衛星ミッション 江口 菜穂