大気水圏科学(A)
セッション小記号 大気水圏科学複合領域・一般(CG)
セッションID A-CG43
タイトル 和文 陸域から沿岸域における水・土砂動態
英文 Water and sediment dynamics from land to coastal zones
タイトル短縮名 和文 陸から沿岸の水・土砂動態
英文 Dynamics connecting land & ocean
代表コンビーナ 氏名 和文 浅野 友子
英文 Yuko Asano
所属 和文 東京大学大学院農学生命科学研究科
英文 Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo
共同コンビーナ 1 氏名 和文 木田 新一郎
英文 Shinichiro Kida
所属 和文 九州大学・応用力学研究所
英文 Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
共同コンビーナ 2 氏名 和文 山崎 大
英文 Dai Yamazaki
所属 和文 東京大学生産技術研究所
英文 Institute of Industrial Sciences, The University of Tokyo
共同コンビーナ 3 氏名 和文 有働 恵子
英文 Keiko Udo
所属 和文 東北大学大学院工学研究科
英文 Department of Civil and Environmental Engineering, Tohoku University
発表言語 J
スコープ 和文
陸域と海域の水動態および土砂動態は、斜面の流出機構・河川流れと氾濫・地形変化・河川プリュームの形成など様々な時空間スケールをもつ現象が連結しながら起きている。複合災害や環境変動はこれら複数のプロセスを横断しながら発生するが、山地・氾濫平野・河口・沿岸域を統合的・包括的に理解することは難しく、予測をする上でも課題となっている。本セッションでは水・土砂動態素過程の基礎研究から、数値シミュレーションによる解析・マルチスケール現象の理論構築・現地観測とリモートセンシングの統合まで、陸域と海洋をつなぐ水・土砂動態に関わる現象の理解と予測に取り組む研究発表を、数値モデル・理論・観測などの手法を問わずに広く募集する。
英文
The dynamics of water and sediments from land to the ocean, such as hillslope runoff generation, river flow and flooding, sediment transport and geomorphology, and coastal river plumes, are inter-connected through processes with various spatial- and temporal-scales. As compound disasters and environmental changes often involve these processes occurring simultaneously at multiple scales, integrated understanding of the dynamics of water and sediments across hillslope, floodplain, river mouth, and coastal-zone are required. We welcome wide-range studies related to the dynamics of water and sediments from land to the ocean with theoretical, observational, and simulation-based approaches such as basic process understanding, in-situ and remote-sensing observations, big-data analysis and supercomputing.
発表方法 口頭および(または)ポスターセッション
招待講演 菅原 大助 (東北大学災害科学国際研究所)
大西 健夫 (Gifu University)
山口 創一 (九州大学)
安田 浩保 (新潟大学)
時間 講演番号 タイトル 発表者
口頭発表 5月28日 AM1
09:00 - 09:15 ACG43-01 観測ビッグデータに基づく交互砂州の発生機構の特定 安田 浩保
09:15 - 09:30 ACG43-02 津波および地震による海岸での土砂移動と地形発達:地質学的観点から 菅原 大助
09:30 - 09:45 ACG43-03 植生の根茎模型を用いた土砂移動におよぼす影響に関する水理実験 山本 阿子
09:45 - 10:00 ACG43-04 Investigation of Longshore Drift Sediment Movement from the Mouth of the Tedori River to Chirihama Beach Using the IRSL Method, Japan 蜜澤 岳
10:00 - 10:15 ACG43-05 天竜川から遠州灘への土砂移動プロセスのモニタリング 武若 聡
口頭発表 5月28日 AM2
10:45 - 11:00 ACG43-06 河川溶存鉄濃度およびフラックスの全球的評価 大西 健夫
11:00 - 11:15 ACG43-07 沿岸海洋シミュレーションのための海陸結合モデルの開発~急潮再現の試み~ 山口 創一
11:15 - 11:30 ACG43-08 海洋・河川・流出統合レイヤーモデル JORROを用いた陸域の解析結果の、既存の水文モデルと観測流量との比較 佐藤 啓明
11:30 - 11:45 ACG43-09 The partial truth of suspended sediment particle size Dhruv Sehgal
11:45 - 12:00 ACG43-10 渓流域での3次元地形データを用いた水理シミュレーションによる水位流量曲線の作成 若松 駿
12:00 - 12:15 ACG43-11 日本沿岸域における河川水の遠隔輸送過程 桂 将太
講演番号 タイトル 発表者
ポスター発表 5月28日 PM3
ACG43-P01 RUSLEモデルを用いた表層土砂侵食量の時空間変化の推定 石割 瑠駒
ACG43-P02 はげ山-100年前までの強度の人為攪乱-が山地流域からの土砂流出に及ぼしてきた長期的な影響 浅野 友子
ACG43-P03 源流部における粒径変化の岩種依存性: 岩盤強度と礫供給源の影響 高橋 直也
ACG43-P04 Sentinel-2衛星画像と合流部のフラックス保存を用いた全球河川における土砂濃度推定アルゴリズムの構築 石田 紘大
ACG43-P05 福島県浜通りの河川における懸濁物質と懸濁態セシウム137の移行量と土地利用・除染の影響の関係 樊 少艶
ACG43-P06 Estimating sand, silt, and clay transport at the Abukuma River estuary for a comprehensive understanding of suspended sediment dynamics from the watershed to the pacific ocean Sheikh Hefzul Bari
ACG43-P07 阿武隈川下流域における粒径毎の土砂動態に及ぼす上流からの土砂流入条件の影響 鈴木 志門
ACG43-P08 河川群によって駆動されるプランクトンブルーム 木田 新一郎