大気水圏科学 (A) | ||||
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セッション小記号 | 大気科学・気象学・大気環境 (AS) | |||
セッション ID | A-AS03 | |||
タイトル | 大規模な水蒸気場と組織化した雲システム | |||
タイトル短縮名 | 水蒸気場と雲システム | |||
開催日時 | 口頭セッション | 5/25(水) AM1, AM2 |
現地会場 | |
現地ポスターコアタイム | 5/25(水) PM3 | |||
代表コンビーナ | 氏名 | 横井 覚 | ||
所属 | 海洋研究開発機構 | |||
共同コンビーナ 1 | 氏名 | 三浦 裕亮 | ||
所属 | 国立大学法人 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 | |||
共同コンビーナ 2 | 氏名 | 濱田 篤 | ||
所属 | 富山大学 | |||
共同コンビーナ 3 | 氏名 | 高須賀 大輔 | ||
所属 | 海洋研究開発機構 | |||
セッション言語 | E | |||
』スコープ |
水蒸気は放射冷却と相変化に伴う潜熱により対流圏の大気大循環を駆動し、その中で形成される様々なスケールの現象(等方的な乱流、層積雲や積乱雲、スコールライン、さらには台風やマッデン・ジュリアン振動のような大規模現象まで)の特性や挙動にも支配的な役割を果たす。また、水蒸気や雲は地球の放射収支にも影響を与え、長期の気候変化も調節している。水蒸気は大きな空間スケールで長い時間をかけて大気に蓄積される一方で、その凝結は短時間に小さい空間スケールで起こる。このスケールギャップは、湿潤大気の理解を困難にしている要因のひとつである。このような背景のもと、本セッションでは、水蒸気と組織化した雲群の関係性を記述する湿潤大気科学の確立を目指し、関連する研究発表を幅広く募集する。例えば、雲群の挙動の理論的考察、海大陸研究強化年(YMC)計画等による観測データの解析、人工衛星プロダクト等を用いた統計解析、放射対流平衡実験、台風を含むメソスケール研究、全球雲解像気候シミュレーションなどが挙げられる。最新の知見を共有し、研究者間のコミュニケーションを円滑にすることで、長年の困難に対する突破口を開きたい。 |
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発表方法 | 口頭およびポスターセッション | |||
共催情報 | 学協会 | 日本気象学会 | ||
ジョイント | - |