「若手研究者のキャリア形成研究会」開催のお知らせ  皆様 日本地球惑星科学連合キャリア支援委員会および若手WGでは、11月14日(土)に 東大柏図書館で「若手研究者のキャリア形成研究会」を開催いたします。 皆さまのご参加をお待ちしております。 この会は、様々な世代・立場の人が一堂に会して、若手研究者のキャリア支援の 取り組みや課題を紹介して、若手研究者の人材育成の方法・雇用体制・研究環境の より良い枠組みを考える会です(より詳細は下記に参照)。 そのため、招待講演の他に一般の方の発表も募集しています。若手研究者の キャリア形成・キャリアパス支援について 1)私はこのような活動を行っており、このような成果が出ているという紹介 2) このような活動があればいいのでは?や今のキャリア支援(もしくはPD問題)にはこのような問題があるのでこのように改善してみては?という提案 3)PD問題(キャリアパス形成)についてこのような調査をしたので、その結果について話したい などの発表をお待ちしております。 また、参加者には若干ではありますが旅費補助も致します。 発表希望の方と旅費補助希望の方は11月6日(金)までに下記の申込書にご記入の上まで お送り下さい。当日の参加も歓迎いたします。 本研究会についてご不明な点はcareer-ml@cps-h1.ep.sci.hokudai.ac.jpまでご連絡ください。 また、このメールは転送、転載していただいて結構です。 なお、本研究会は惑星科学研究センター/神戸大学ー北海道大学GCOEプログラム「惑星科学国際教育研究拠点の構築」の補助を受けて開催されます。 -------------- 発表申込書 ------------------------------------- 下記を埋めて、career-ml@cps-h1.ep.sci.hokudai.ac.jpまでお送りください。その際、件名を「若手研究者のキャリア形成研究会<発表申込>」としてください。 <発表参加申込書> なまえ: 名前: name: 身分: 所属: 所属〒: 所属住所: 所属TEL: email: 発表タイトル: 発表要旨(200字程度) 旅費支給を (希望する,希望しない) 旅費補助希望額:  円 東大柏キャンパスまでの交通手段: (例)神戸(新幹線)⇒東京(電車)⇒柏の葉キャンパス駅 *1 発表時間が限られているため、応募者過多の場合必ずしも発表のご希望に添えないことがあります。    11月9日(月)までに発表して頂くかどうかのご連絡を致します。 *2 発表時間は10分です。 *3 発表者の旅費は優先的に補助致します。 ----------------------------------------------------------------- -------------- 旅費補助申請書 ------------------------------------- 下記を埋めて、career-ml@cps-h1.ep.sci.hokudai.ac.jpまでお送りください。その際、件名を「若手研究者のキャリア形成研究会<旅費申込>」としてください。 <旅費補助申込書> なまえ: 名前: name: 身分: 所属: 所属〒: 所属住所: 所属TEL: email: 旅費補助希望額:  円 東大柏キャンパスまでの交通手段: (例)神戸(新幹線)⇒東京(電車)⇒柏の葉キャンパス駅 * 財源が限られているため、必ずしもご希望に添えないことがありますことをご了承願います。 * 旅費補助を希望する方以外の事前申し込みは必要ございません。 ----------------------------------------------------------------- 概要: (1) 研究教育集会名: 若手研究者のキャリア形成研究会 連絡先:career-ml@cps-h1.ep.sci.hokudai.ac.jp 主催: 日本地球惑星科学連合キャリア支援委員会 日本地球惑星科学連合キャリア支援委員会若手WG(http://epa.scitec.kobe-u.ac.jp/~kyamada/GCSYG.txt) 後援:神戸大学・北海道大学GCOE (2) 開催場所: 東京大学柏図書館コンファレンスルーム(32名程度) 交通経路:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map03_02_j.html 図書館HP:http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/kashiwa/index.html テレビ会議システムにて、神戸大学・北海道大学へ接続(予定) *予告なく変更する場合があります。テレビ会議場所については HPをご確認頂くか、上記連絡先にお問い合わせください。 *上記以外のテレビ会議接続は致しませんので、あらかじめ ご了承下さい。 (3) 開催日: 11月14日(土曜日) 参加費:無料 (4) タイムテーブル: 13時スタート 13:00 はじめに(山田) 13:05 日本地球惑星科学連合キャリア支援委員会の取組の報告(末吉) 「日本地球惑星科学連合キャリア支援委員会若手WG2008年度活動報告」 13:35 渡邊誠一郎氏(名古屋大学大学院環境学研究科) 「地球惑星科学の将来とPD問題」 14:05 倉本圭氏(北海道大学理学部地球科学科) 「惑星GCOEプロジェクトの構想過程から得た人材育成の問題意識とその解決への模索」 14:35 ------ 休憩 ---------- 14:45 加藤英幸氏(産業技術総合研究所 能力開発部門人材開発企画室 室長) 「産総研における若手研究者キャリア開発支援の取り組み」 15:15 小西誠司氏(理化学研究所 人事部人材開発課 課長代理) 「理研のキャリアサポート事業のご紹介」 15:45 ------ 休憩 ---------- 15:55 石峯康浩氏(理化学研究所・次世代計算科学研究開発プログラム) 「火山学から生体工学へ(分野変更に至った事例として)」 16:05 佐々木貴教氏(東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻) 「Ph.D.交流会〜博士課程大学院生・ポスドクが主体の集い〜」 16:15 ------ 休憩 ---------- 16:25 総合討論(司会:市原) 17:30 *講演の順番・時間は予告なく変わることがございます。 (5) 目的: 地球惑星科学の発展には、研究を推進していく人材と地球惑星科学を 応援してくれる人々の存在が必要です。言い換えれば、研究者の育成だけでなく、 地球惑星科学の社会的認知を上げることが必要であり、これには地球惑星科学分野から産官学の 様々な分野で活躍できる人々を輩出していくことが必要です。 日本地球惑星科学連合キャリア支援委員会と若手WGは昨年一年間かけて、若手研究者の 研究環境および雇用問題(いわゆる、PD問題)に関する実態調査および大学院生の研究活動に 対する若手研究者の影響について調べてきました(報告書が10月中に 連合HPで公表される予定です)。その結果によれば、 1)将来のキャリアパスに対する不安や有期雇用による短期間の職場異動などによって、研究や教育活動にじっくり 取り組めない場合があること、 2)このような若手研究者の状況が研究職を志望する大学院生の減少を招く一因となっていること、 3)産業界へのキャリアパスに対してあまり良い印象がないこと などが明らかになってきました。これは、上述した研究者の育成および社会的認知の向上を妨げ、結果として 地球惑星科学分野の縮小を招く恐れがあります。そのため、PD問題は分野発展において解決すべき課題であると 我々は考えています。 最近、地球惑星科学分野を含め様々なところで若手研究者へのキャリアパス支援や教育が始められてきました。しかし、 我々の分野での活動はまだ散発的で、PD問題に関する情報集積や人的ネットワークが貧弱です。PD問題改善への道筋を 考えるためにも、様々な世代がこの問題に対する多くの情報を得られることや自分の考えを表明できる場の整備は必要です。 本研究会では、各機関や個人レベルで実施しているキャリアパス支援事業に関する情報を系統的に集め、それらの成果と 課題について(当事者を含めた)様々な世代を交えて議論し、比較分析を行うことを目的に開催いたします。現状の問題を 理解し、展望を切り拓くシステムへの抜本的な転換を求めて、すべての世代が現状分析の上に具体的提案を考えていく 機会として、本研究会を企画しました。これまで若手研究者のキャリア形成支援を行ってきた方々および本研究会趣旨に 関心をお持ちの方々の参加と講演をお待ちしております。 (6) 組織委員(五十音順): 市原 美恵(東京大学地震研究所) 熊谷 一郎(北海道大学大学院工学研究科) 栗田 敬(東京大学地震研究所) 末吉 哲雄(海洋研究開発機構 地球環境変動領域) 谷川 享行 (北海道大学低温研究所/惑星科学研究センター) 原 辰彦(独立行政法人建築研究所国際地震工学センター) 山田 耕(神戸大学理学研究科/惑星科学研究センター)