地球惑星圏分科会議事録(案)(第20期、第9回)

 

1.日時: 2008412日 1300-1730

2.場所: 東大理学部1号館 

3.出席:上出、北里、河野、斉藤、佐々木、佐藤、高橋、津田、鶴田、富樫、西田、花輪、浜野、圦本、永原

欠席:木村、久城、中村、奥村、松井、長谷川

 

 

配布資料

1.  8回地球惑星圏分科会議事録(案)

2.  学術会議憲章

3.  日本の展望—学術からの提言

4.  若手・人材育成問題検討分科会

5. 提言「陸域—縁辺海域における自然と人間の持続可能な共生へ向けて」(案)

6. 全国地球惑星科学系専攻長学科長会議の提案文

7. ユニオンセッション「地球環境問題と地球惑星科学の果たす役割」

8. ユニオンセッション「地球惑星科学の進むべき道(2)

9. 中教審の動向 「学士課程教育の構築に向けて」

10. 現状と将来(宇宙惑星科学、大気海洋科学、固体地球科学、地球生命科学、地球人間圏科学、大学および大学院教育、大型科学における基礎科学のありかた)

 

 

4.議題:

(1)学術会議の動向

  a. 学術会議憲章

学術会議憲章が制定されたことが報告された。

  b. 日本の展望—学術からの提言

日本の展望の執筆が計画されており、地球惑星科学委員会では“現状と課題”を土台として報告をする方針であることが説明された。

  c. 若手・人材育成問題検討分科会経過

若手・人材育成問題検討分科会の提言骨子につき、博士課程における定員のあり方が中心となることが報告された。

PD問題についての分野による状況の違い、博士の定員問題の分野による違い、博士課程では経済援助をしても院生にとっては魅力とならないことなどが議論された。

  d. 21期会員・連携会員選びと20期の活動のまとめについて

会員に続き、連携会員の選出が進められていることが報告された。また、20期の活動のまとめを準備する必要があることが報告された。

 

(2)地球惑星科学委員会の動向

  a. 学術会議シンポジウム(3/21開催)

150名の参加があったこと、高校生を対象とするシンポジウムはやりかたが難しいことなどが報告された。

  b. 提言「陸域—縁辺海域における自然と人間の持続可能な共生へ向けて」

提言につき、提言の相手、具体的施策などについてどのようにあるべきかを議論した。この提言が20期地球惑星科学委員会の唯一の公式文書であるため、意見がある場合は地球惑星委員会に提出することとした。

  c. 全国地球惑星科学系専攻長学科長会議の提案について

全国地球惑星科学系専攻長学科長会議のよびかけをおこなったことが報告された。会議は、地球惑星科学連合大会中の526日夕刻に開催される。地球惑星圏分科会からは、高橋、北里、浜野、永原が出席することとした。

 

(3)連合大会

  a. ユニオンセッション「地球環境問題と地球惑星科学の果たす役割」

内容はすべてフィックスし、アブストラクトも提出されたことが報告された。次回分科会において詳細が報告されることとなった。

  b. ユニオンセッション「地球惑星科学の進むべき道(2)

パンフレット原稿がほぼ集まりつつあることが報告された。

  c. 全国地球惑星科学系専攻長学科長会議

(前出)

 

(4)現状と将来 進行状況

a. 全体の構成について

 サイエンス部分の項目の順番を、宇宙惑星科学、大気海洋科学、固体地球科学、地球生命科学、地球人間圏科学の順とすることとした。また、地球人間圏科学はサイエンスのみとし、政策にからむ問題(環境問題、災害など)は項目8で取り扱い、この執筆を佐竹・住会員を中心に依頼することとした。高橋より佐竹に、佐藤より住に依頼し、その後永原より正式依頼を行うこととした。

 

b. 今後の日程について

56日までに:各班の原稿完成

58日:全体を一つのファイルにした v.1 を永原より分科会委員に送付

510日:第11回分科会

その後改訂し、連合大会ころまでにv.2 を完成 ー>全会員・連携会員に配布

528日:連合大会ユニオンセッションにて広く議論

531日:地球惑星科学推進分科会にて議論

その後改訂し、v.3を完成

6月*日:第12回分科会にて議論、改訂、v.4の完成

その後大谷と永原で全体の統一、地球惑星科学委員会によるチェックをうけ、再改訂

8月末頃までに 第3部に提出、チェックを受け、再改訂、完成

 

c. 各章の構成について

・分野の位置づけ、最近の進展と特に日本の貢献、今後の課題、課題推進にあたって、コミュニティーとしてなすべきこと、のスキームに従うことを確認した

・進展に関しては、羅列とならず、重要なことを内容をかいつまんで書くこと、地球惑星科学の異なる分野の研究者に理解しやすいことを心がけて書くこととした。

・今後の課題については分野の状況に応じた適切な具体的提案を書くこととした

 

d. それぞれの項目につき議論し、それぞれ以下のコメントにもとづき修正を依頼することとした

[1] 宇宙惑星科学

・探査に偏らず、惑星科学全般をきちんと記述

・形外惑星の発見が太陽系を考える視点を大きく変えたことの意義を強調

・理論、分析、実験などにおいて日本が多大な貢献をなしているにもかかわらず、それらが書かれていないので、それらを記述

・月探査は、その後の固体惑星探査を含め、惑星内部、分化の理解の重要なステップであることを記述

 

[2] 大気海洋科学

・成果・課題をどのような視点でとらえているかが明瞭になるように

成果が羅列となっているので、内容的に整理し、分野外からわかりよいものとする

・大気海洋を合わせて考えることで解決できる問題を積極的に記述

・課題として重要であることの理由を明確に

 

[3] 固体地球科学

次回までに完成(内容の整理、課題の検討)

 

[4] 地球生命科学

・成果を十分に検討した結果、課題が明確になった

・課題の一部を、重要性の指摘と切り離し、具体的に記述

 

[5] 地球人間圏科学

・地理学、第四紀学、応用地質学、地理情報学などの自然科学に特化する

・全体のフォーマットにしたがう書き方とする

 

[6] 地球惑星科学系大学問題

次回分科会に文章を提案すべく、連合に設立した小委員会において議論する

 

[7] 大型科学と基礎科学のあり方

・項目として9項目となり、それぞれ現状・課題・将来という形でまとめられた

・全体に共通する問題を抽出した

 

[8] 地球惑星科学の社会貢献

・佐竹・住を中心に執筆依頼することとした

 

[9] 国際関係

次回委員会に提出

 

[10] 日本学術会議と連合の役割

次回委員会に提出

 

 

次回:5月10日