日本学術会議 地球惑星科学委員会 ILP小委員会 2007年度第1回会議議事録
日時 2007年5月23日(水)15:20〜16:40
場所

ホテル グリーンタワー幕張 ラウンジ,トロア・フィーユ

出席

在田一則(世話人)、岩崎貴哉、佐竹健治、佐藤比呂志,金尾政紀 (欠席3名) 

議題

1. 地球惑星科学委員会国際組織対応分科会の開催報告
在田から,第2回国際組織対応分科会(2006年7月28日開催)および第3回国際組織対応分科会2006年12月6日開催)について資料(議事録)をもとに報告があり,同分科会の活動について説明があった.
 
2. ILP小委員会世話人(学術会議特任連携会員)の交代
在田から,本件について以下の説明があり,承認された.
日本地球惑星科学連合国際委員会深尾良夫委員長から2007年1月9日付けで,3月31日で任期満了になるILP小委員会メンバーの特任連携会員(在田)の後任推薦の依頼があった.現在のILP本部執行部はICDPをILPのflagshipとして位置づけていることを考慮して,国内のICDP活動を長年行なっている池田隆司が適任であると考え,同氏を推薦した(2月6日付けで回答).これにともない,小委員会の世話人は在田から池田氏に交代する.
 
3. 2007年度学術会議代表派遣の推薦について
在田から,本件について以下の説明があり,承認された.
学術会議事務局より2006年11月15日付けで,2007年度代表派遣会議および派遣候補者の推薦依頼が在田にあった.それを受けて,在田は小委員会メンバーにILP関連の学会および研究集会への派遣希望者を募った.その結果,金尾政紀のILP会議“統合固体地球科学における新フロンティア”(6月12-13日,ドイツ,ポツダム)への派遣を推薦した(1月5日付けで通知).本件は国際委員会において審議され、3月の幹事会で承認された.関連して,金尾氏の特任連携会員(期間2ヶ月)の手続きを行なった.
 
4. ILP各国国内委員会議開催について
在田から,以下の報告があった.
同委員会のSoren Gregersen委員長から,ペルジャ(イタリア)での第26回IUGG総会期間中の7月8日に同会議を開催するとの連絡があった.在田が出席の予定(ただし,佐藤委員の都合によっては佐藤委員が出席する,その後,佐藤委員が出席することとなった).
 
5. 2007年度のILP小委員会の構成について
在田から,2007年度についても以下の2006度のメンバーに委員をお願いしたいとの提案があり,承認された.委員は以下のとおり.世話人は池田隆司.
池田隆司(世話人,北海道大学理学研究科)・在田一則(北海道大学総合博物館)・岩崎貴哉(東京大学地震研究所)・金尾政紀(国立極地研究所)・佐竹健治(産業技術総合研究所、活断層研究センタ−)・ 佐藤比呂志(東京大学地震研究所)・平 朝彦(海洋研究開発機構,地球深部探査センター)・平島崇男(京都大学理学研究科)
 
6. 今後のILP小委員会の進め方について
 今後の本小委員会の進め方について種々議論があった.その結果以下の同意があった.
(1) ニュースレターの発行
(2) メイルによる意見交換と来年地球惑星科学連合合同大会での委員会の開催
(3) 日本人研究者の関与しているILPプロジェクトの情報収集
(4) 日韓中露による大陸-日本海-日本のジオトラバース計画の可能性の検討
(5) Geopark計画への貢献
 
7. 寄附要請への対応
 在田世話人から以下の説明があった.
ILPはIUGSとIUGGからの援助金のほか,各国からの寄付金により運営されている.会計も含めた報告はILPホームページ(http://www.sclilp.org/)でみることができる.日本も3,000ドルの寄付を求められている.SCJが対応している国際組織のほとんどはSCJ,ユネスコ,文科省などから負担金が支出されているが,ILPは歴史的経緯から公的には手当てされていない.この件について,国際組織対応分科会河野 長委員長に照会したが,事情は理解できるが,現状では如何ともなし難いとの回答があった.
 寄附要請への対応について種々意見交換があったが,適切な案はなく,今後の課題となった.