第7回地球惑星科学委員会IGU分科会議事録(案)
日 時: 平成20年9月5日(金) 10:00〜12:00
場 所: 日本学術会議5階 5-C(1) 会議室
出 席: 岡部、氷見山、荒井、石川、碓井、熊木、高橋、田邉、野上、村山、森田
オブザーバー:阿部、小口、秋本、松本
欠席:秋山、奥村、千田、中村、松原、三上、渡邊; オブザーバー:井田
資 料: 資料1 第6回IGU分科会議事録(案)
資料2 IGC 2008 Tunis 報告
資料2(2) IGC 2008 Tunis 日本展示協力団体
資料3 IYPE特別セッションプログラム
資料4 第20期IGU分科会報告
資料5 札幌宣言(英・和)
資料5(2) グローカル環境教育国際会議
資料6 学会連携による日中共同研究に関する対応委員会(日本地理学会)の設置提案書(案)
資料7 2008年国際地理オリンピック報告
資料8 米国における地理教育
資料9 「私たちの身のまわりの環境地図作品展」ポスター
議 題:
1.第6回IGU分科会議事録(案)について(資料1)
*原案通り承認した。
2.国際地理学会議(IGC 2008 Tunis) について
(1) 全般
*岡部委員長が資料2に沿って概要を説明し、意見・情報交換を行なった。大会の組織運営上の問題により参加者数が通常のIGCの半分以下にとどまったことへの批判が強かった反面、研究発表や討議については肯定的な評価が多く出された。
(2) ブース
*村山委員(IGC Tunis 日本展示実行委員長)より、日本展示ブースが大きな成果をあげ、無事終了した旨の報告があった。また資料2(2)に基づき協力団体への協力要請があった。配布用に用意した地理学評論特別号と日本海の呼称に関する冊子の需要は予想を大きく上回り、足りなくなったとのことであった。
(3) プレコングレスイベント
*”Monitoring Cities of Tomorrow” コミッションと IGU-LUCC(土地利用・土地被覆変化研究)コミッションはプレコングレスイベントを実施し、好評だったとの報告があった。今回のIGCの参加 者が少なかった理由の一つは、コミッションによるプレコングレスイベントの大半が中止されたこ とであることが指摘された。
(4) メインコングレスセッション
*20余りの会場で多数のセッションが開かれたが、発表予定者の欠席が目につくセッションもあったが、研究発表のレベルは全般に高かったとの報告があった。
(5) IYPE/CCHDセッション
*氷見山幹事、阿部委員より、IYPEが特別セッションやコミッションとの合同セッションなどで広く扱われていたこと、特別セッションは大きな部屋で行われたが、時間帯が悪かったこともあり参加者が少なかったことなどが報告された。(資料3)
(6) 地理オリンピック
*井田委員(地理オリンピック実行委員長)欠席のため、秋本氏が代理で資料7に基づき以下の報告を行なった。
*日本から派遣した高校生の一人が最高賞を獲得した。
*来年はアジア太平洋地理オリンピックがつくばで8月6日〜8日に開催される。
(7) 総会
*各国代表からなる総会はIGUの最高意思決定機関であり、わが国からは岡部委員長が出席した。
*役員選挙対策という意味でも、積極的な発言やオブザーバー参加が重要であることが指摘された。
*副会長候補として氷見山幹事を擁立したが、次点に終わった。田邉委員が残留副会長としてIGU員会に残る可能性も一時浮上したが、これも結局実現しなかった。
(8) ポストコングレスイベント
*チュニジア南部巡検は実施されたが、ナイルデルタ巡検とモロッコ巡検は直前に中止されたとの報告があった。
3.第21期IGU分科会とIGU国内委員会について
*岡部委員長より、今期(20期)のIGU分科会の活動について資料4に基づき説明があり、来期の当分科会の存続の可能性は高いだろう、活動の開始は今年11月〜12月になるだろうとの見通しが示された。
4.2013年IGU京都地域会議の準備について
*石川委員(京都会議招致委員会副委員長)より、IGC 2008 Tunis で招致のためのチラシを配布したことが報告された。
*地域会議を成功させるには、各コミッションの協力が不可欠であり、それを実現するには、できるだけ多くのコミッションで日本人研究者が活躍していることが望まれるとの意見があった。
*招致委員会が地域会議準備委員会(仮称)の人選をすることが了承された。その人選にあたっては、各関連学会の意向に十分配慮することとした。
5.災害に関する7学会の連携について
*碓井委員より『学会連携による日中共同研究に関する対応委員会(日本地理学会)の設置提案書(案)』(資料6)の説明と提案への支援の要請があった。
6.IGU活動の活性化について
*IGUに関する国際的・国内的状況と動向をしっかり把握すべきである、国内で開催されるIGU関係の会合には国内委員会から代表が参加すべきである、などの指摘があった。
7.その他
*氷見山幹事より、7月に北海道教育大学が学術会議ほかの後援を得て開催した『グローカル環境教育国際会議』の紹介があった。(資料5、5(2))
*氷見山幹事より、10月に開催される『私たちの身のまわりの環境地図作品展』ポスターの紹介があった。(資料9)
*IGC 2008 Tunis をもってIGU副会長の8年間の任期を終えた田邉委員の労をねぎらうため、岡部委員長より花束が贈呈された。