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日本学術会議ニュース・メール

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** 日本学術会議ニュース・メール ** No.44 ** 2006/11/07 **
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日本学術会議協力学術研究団体事務局 御中

◎ 公開講演会「博物館が危ない! 美術館が危ない!」の開催(報告)

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■ 日本学術会議主催公開講演会の開催(報告)
  「博物館が危ない! 美術館が危ない!
―指定管理者制度・公共サービス改革法の落とし穴−」

期 日:11月4日(土)
  場 所:東京大学理学部小柴ホール

学術・芸術資料は、人類文化の創造と学術研究の発展に等しく役割を
果たす基盤的な文化資源であり、次世代に継承されるべき重要な遺産で
す。「簡素で効率的な政府・地方自治体」を目指す市場化テスト(官民
競争入札)や指定管理者制度が広く導入される中で、日本学術会議は、
その保存・管理体制が、経済効率優先の対象とされつつある現状に強い
危機感を抱いています。本公開講演会は、公共サービス機関としての博
物館・美術館の本質的な役割に焦点を当て、その望ましい在り方を共に
探るため開催されたものです。
  
冒頭で、学術・芸術資料保全体制検討委員会青柳正規委員長からの御挨
拶、提題、日本画家の平山郁夫氏からのメッセージの紹介がありました。
そして、前沢和之横浜市歴史博物館課長(特任連携会員)から「博物館
と指定管理者制度、現場から見えてきたこと」、樺山紘一印刷博物館館
長(第一部会員)から「ミュージアムと人文科学資料」、馬渡駿介北海
道大学大学院理学研究科教授(連携会員)から「我々は次世代に『もの』
を残す」、井上洋一東京国立博物館事業部教育普及課課長(連携会員)
から「博物館におけるサービスの本質と将来ビジョン」、白藤博行専修
大学法学部教授(連携会員)から「博物館・美術館と学術・文化行政の
公共性」と題する興味深いテーマでの御講演がありました。

休憩の後は、司会に木下尚子熊本大学文学部教授(第一部会員)、
前田富士男慶應義塾大学文学部教授(第一部会員)が加わり、熱のこ
もった討論会が行われました。最後に、木下教授から「提言に向けて」
として、講演会のまとめと閉会の御挨拶がありました。
  
当日は、天候にも恵まれ、約150名の参加者が集い、盛会裏に終えました。

   【問い合わせ先】日本学術会議事務局企画課情報係
             (Tel:03-3403-1906、p228@scj.go.jp)


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