| 日本学術会議地球惑星科学委員会国際対応分科会 平成19年度活動報告 | |
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[委員長] 蒲生俊敬 (東京大学海洋研究所) 164-8639 東京都中野区南台1-15-1 gamo@ori.u-tokyo.ac.jp | |
[委員] 平 朝彦 (海洋研究開発機構地球深部探査センター) 今脇資郎 (九州大学応用力学研究所) 山形俊男 (東京大学大学院理学系研究科) 谷口 旭 (東京農業大学生物産業学部) 灘岡和夫 (東京工業大学大学院情報理工学研究科) 池田元美 (北海道大学大学院地球環境科学研究院) 石丸 隆 (東京海洋大学海洋科学部) 磯部 稔 (名古屋大学大学院生命農学研究科) 伊藤絹子 (東北大学大学院農学研究科) 植松光夫 (東京大学海洋研究所) 植松光夫 (東京大学海洋研究所) 川辺正樹 (東京大学海洋研究所) 北村佳照 (東京管区気象台技術部) 佐藤義夫 (東海大学海洋学部) 徐 垣 (海洋研究開発機構高知コア研究所) 田口 哲 (創価大学工学部) 寺崎 誠 (三洋テクノマリン (株) 生物生態研究所) 友定 彰 (日本水路協会海洋情報研究センター) 中田 薫 (水産総合研究センター中央水産研究所) 新野宏 (東京大学海洋研究所) 西田周平 (東京大学海洋研究所) 古谷 研 (東京大学大学院農学生命科学研究科 松山優治 (東京大学海洋科学部) | |
[分科会・小委員会目的] SCOR (Scientific Committee on Oceanic Research: 国際海洋研究科学委員会) の国内対応体であるとともに,我が国の海洋科学研究者コミュニティーの代表としての機能を有する。2005年までの海洋科学研究連絡委員会を母体とする。SCORとの連携を通じて,我が国の海洋科学研究が,国際的な視野に立ち,総合的に発展することを目指す。また内外の海洋科学振興に寄与すべく,諸問題について審議してその結果を関係方面へ具申し,また外部へ広く報告している。具体的活動として, (1) SCOR作業委員会提案 (各国の研究グループから毎年5-6件の応募がある) を分担して査読し,メールによる議論を経て,その内容がSCOR活動としてふさわしいものかどうか審査する。その結果をSCOR総会 (または執行理事会) で報告し議論に加わる, (2) SCOR事務局より分科会委員長宛にメール配信される国際情報 (シンポジウム等開催安内,求人案内など) を,小委員会メンバーを経由して,もしくは日本海洋学会等のメーリングリストを通じて,国内の海洋研究者に公開する, (3) 東京大学海洋研究所 (日本学術会議の勧告により創設された全国共同利用研究所) の組織・運営に関する全国の海洋科学コミュニティーの意志を反映させる役割を果たす。例えば,1) 東京大学海洋研究所協議会委員 (2年ごとに改選) 学外候補者 (9名) の推薦,2) 学術研究船白鳳丸および淡青丸 (東京大学海洋研究所より海洋研究開発機構に移管) の全国共同利用研究に関する東京大学海洋研究所研究船共同利用運営委員会 (3年ごとに改選) の所外委員の半数 (6名) を推薦するなど。 | |
[分科会・小委員会平成19年度成果] 平成19年8月26日から8月28日にノルウェー・ベルゲンで開催された第38回SCOR執行理事会には1名 (蒲生俊敬) が代表として派遣され、15カ国36名の参加者とともに,SCOR作業委員会の進捗状況の確認と2008年度発足の新規作業委員会課題の選定を行った。大型海洋プロジェクトの実施状況,発展途上国へのアウトリーチ活動の現状,その他SCORに関連する様々な国際情勢について情報交換と意見交換を行った。この会議に先立ち,国内委員会として,2008年度作業委員会 (案) として各国研究グループより提出されたプロポーザルの査読を,メール会議を通じて実施した。結果的には,我が国が最も強く推薦したプロポーザルが採択されることとなった。 | |
[分科会・小委員会平成20年度活動計画] (1) 平成20年10月に米国ウッズホールで開催予定のSCOR50周年記念総会に国内委員数名を派遣して活発な意見交換を行う。2009年度発足の新規作業委員会の策定に関与し,日本からの研究者の参画を積極的に支援する。 (2) 上記のSCOR総会に先だって実施される記念シンポジウムにおける若手ポスターセッションに日本からも数名の若手研究者を派遣し我が国の研究レベルの高さをアッピールするとともに,今後の若い世代の国際連携体制の構築に寄与する。 (3) 上記のSCOR総会での審議のために,作業委員会プロポーザルの事前査読と評価をメール会議によって実施する。 | |
[対応団体名称 (和文)] 海洋科学研究委員会 | |
[対応団体名称 (英文)] Scientific Committee on Oceanic Research | |
[対応団体略称] SCOR (スコア) | |
[対応団体目的] 国際科学会議 (ICSU) の最初の学際領域の団体 (ICSUの表現では,Scientific Associatesの一つ) として1957 年に設置された。その目的として海のすべての科学の推進を謳っている。具体的には,1957-1958に実施された国際地球観測年 (IGY) の海洋側を担当したこと,引き続き1960年代には国際インド洋観測 (IIOE) においても大きな役割を果たしたことなどである。現在は、毎年,総会 (役員選出が行われる) と執行理事会を交互に開催し、海洋にかかわる諸活動の舵取りを目的とした活動を行っている。特に,ワーキンググループ (作業委員会) 活動を通じ海洋研究を牽引すること,発展途上国に対するアウトリーチ活動を推進することを重視し,必要な経費 (主として旅費) をサポートている。 | |
[対応団体2007年成果] (1) SCOR作業委員会のうち,5件について当初の目的を達成したことを評価し,終了を承認した。また,現在活動継続中の10件の作業委員会については,現状をレヴューし適切な助言や資金援助を行うことによってレベル向上に寄与した。さらに2008年度発足の作業委員会1件を採択した。 (2) 海洋の大型国際研究 (GLOBEC, IMBER, SOLAS, GEOHAB, GEOTRACESなど) の一層の推進に向け,助言と資金援助をおこなった。 (3) GESAMPと共同で,大気二酸化炭素減少を目論む鉄散布など海洋の人工的肥沃化は慎重に行うべきとの共同声明 (警告) を発した。 | |
[対応団体2008年計画] (1) 平成20年10月に,SCORの50周年記念シンポジウム (2日間) と総会 (3日間) を米国ウッズホールで連続開催し,国際的な海洋研究の一層の連携と推進を図る。 (2) 上記のシンポジウムにおいては,海洋学の最先端の研究状況を分野ごとの基調講演によって総括する。さらに若い世代の研究を強力に振興する目的で,SCOR加盟各国より若手研究者の派遣を求め,ポスターセッションとそれに基づく議論を活発に行う。 (3) 2009年度発足の新たな作業委員会テーマを募集して評価し,上記の総会において,優れた1─2件のテーマを選定する。前年度より継続している作業委員会と大型海洋共同研究についても,現状を適切にレヴューし一層の高度化を図る。 | |