日本学術会議地球惑星科学委員会国際対応分科会 平成19年度活動報告

IUGG分科会

[委員長]
河野長 (東京工業大学グローバルエッジ研究院)
152-8550 目黒区大岡山2─12─1 E3─1
masarukono@gmail.com

[委員]
今脇資郎 (九州大学応用力学研究所)
大久保修平 (東京大学地震研究所)
上出洋介 (京都大学生存圏研究所)
竹内邦良 (土木研究所水災害リスクマネジメント国際センター)
中尾正義 (総合地球環境学研究所)
中島映至 (東京大学気候システム研究センター)
中田節也 (東京大学地震研究所)
花輪公雄 (東北大学大学院理学研究科)
松浦充宏 (東京大学大学院理学系研究科)

[分科会・小委員会目的]
測地学及び地球物理学の発展を促進することを使命とするIUGGに対し,日本を代表して国内委員会の役割を担い,国際対応を具体化する.また,IUGGの活動を通して世界の測地学及び地球物理学の振興と人類社会への貢献に寄与すると同時に,国内の関連学会・研究者の活動の支援を行う.

[分科会・小委員会平成19年度成果]
平成19年7月2日から7月13日にイタリア・ペルージアで開催された第24回IUGG総会には,委員である竹内邦良を代表として派遣し,487名の日本からの参加者と共に研究成果を発信した.竹内代表は評議会において2011年までの4年間の活動方針の策定に努めた.また,IUGG傘下の7つの学協会の2003年から2006年までの活動をまとめた日本のNational Reportを発行し,公開した.さらに,河野長は前会長として,今脇資郎はIAPSO (IUGG傘下の学協会の一つ) の会長として,IUGG執行委員の役割を果した.

[分科会・小委員会平成20年度活動計画]
(1) IUGG傘下の学協会として平成19年に新たに設立されたInternational Association of Cryospheric Sciencesに対応する国内組織を立ち上げる.
(2) 2009年に開催されるIUGG傘下の各学協会の学術総会について,情報交換を進めるとともに,その成功にむけた活動を支援する.

[対応団体名称 (和文)]
国際測地学及び地球物理学連合

[対応団体名称 (英文)]
International Union of Geodesy and Geophysics

[対応団体略称]
IUGG (アイユージージー)

[対応団体目的]
(1) 地球の形状や,地球内部の物理と化学,表層,陸水,寒冷圏,海洋および大気ならびに他の惑星に関連する全ての課題についての研究の推進.
(2) 国際協力を必要としたり,国際的に重要な,測地学や地球物理学的な諸問題の研究の発議,推進および調整.
(3) 前項の研究の成果を,国際的な基盤に立って議論し公開すること.
(4) 測地学及び地球物理学的な活動についての,全世界的な協働の推進.
(5) 国際的に重要であるか専門家や装置等の国際協力を必要とする,測地学や地球物理学的な性格をもつ現実的問題に関する研究への援助
(6) 国際的な基盤に立ち,惑星科学の研究成果も考慮に入れて,測定の標準化や測地学及び地球物理学的データの収集,分析,公開を行う諸事業の推進.

[対応団体2007年成果]
(1) 2007年7月2日から7月13日にイタリア・ペルージアで第24回IUGG総会を開催した.世界91カ国から4109人が,220の学術セッションと99のミーティングに参加し,研究成果の公表や国際共同研究の企画立案を行った.
(2) 2007-2008年をeGY(Electronic Geophysical Year)に指定し,過去・現在・未来の地球科学的データへの電子的なアクセスや保存,発掘,および復旧等を容易ならしめるための国際的な枠組み設定やそのための活動の推進をはかることとした.
(3) 国際太陽系観測年IHY(International Heliophysical Year)を2007-2009年に設定し,太陽系で起こっている現象の基礎的な物理過程について理解増進,国際的な研究活動の推進および宇宙物理や地球物理の面白さや重要性を伝えることとした.
(4) ユネスコや国際地質科学連合 (IUGS) と共同で,2007年-2009年を国際惑星地球年IYPE (International Year of Planet Earth) に指定し,地球の科学のおもしろさと大切さを世界中の人々に伝え,それの持つ知識と情報を積極的に利用してもらうための国際的プログラムに取り組んだ.
(5) 測地学および地球物理学に関する国際研究集会を開催し,もしくは支援した.

[対応団体2008年計画]
(1)測地学および地球物理学に関する国際研究集会の開催および支援.
(2) eGYの諸事業の継続実施.
(3) IHYの諸事業の継続実施.
(4) IYPEの諸事業の継続実施.