日本学術会議地球惑星科学委員会国際対応分科会 平成19年度活動報告

IMA小委員会

[委員長]
大谷栄治 (東北大学大学院理学学研究科)
980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉
ohtani@mail.tains.tohoku.ac.jp

[委員]
山中 高光 (大阪大学名誉教授)
赤井純治 (新潟大学理学部)
赤荻正樹 (学習院大学理学部化学科)
荒井章司 (金沢大学理学部)
榎並正樹 (名古屋大学大学院環境学研究科)
小澤一仁 (東京大学大学院理学系研究科)
小畑正明 (京都大学理学部)
工藤康弘 (東北大学大学院理学研究科)
鹿園直建 (慶應義塾大学 理工学部)
清水正明 (富山大学大学院理工学研究部)
高橋栄一 (東京工業大学大学院理工学研究科)
土山明 (大阪大学大学院理学研究科)
留岡和重 (神戸大学大学院理学研究科)
藤野清志 (北海道大学大学院理学研究科)
松井正典 (兵庫県立大学理学部地球科学)
松枝大治 (北海道大学総合博物館)
松原聰 (国立科学博物館)
宮脇律郎 (国立科学博物館地学研究部)
村上隆 (東京大学大学院理学系研究科)
吉田武義 (東北大学大学院理学研究科)
渡辺寧(産業技術総合研究所)

[分科会・小委員会目的]
 国際鉱物学連合 (IMA)の国内委員会として、我が国の鉱物科学の研究における国際協力を推進することによって、世界の鉱物科学を発展させるとともに、新しい研究分野の発展をはかる.国際鉱物学連合に設けられている小委員会と作業部会に委員を送り、それぞれの分野において、世界の鉱物科学の発展に貢献するとともに、それそれの分野における国内の研究・教育の発展に貢献する.

[分科会・小委員会平成19年度成果]
平成19年度においては、前年度に神戸市で開催した国際鉱物学連合第19回総会の活動報告書を取りまとめ、10月に出版した。また、同総会のセッションの特集号を国際誌から出版する作業を行っている。5月および9月の小委員会において、我が国が出しているIMAのコミッション、ワーキンググループの委員の交代を議論し、新メンバーを提案することにした。鉱物科学会の発足にちもなって、IMAにおける我が国のWEBSITEを更新した。CPM (鉱物の物理学コミッション) などにおいて、IUGSへの年次報告を取りまとめるためにイニシアチブを発揮した。さらに、以下のような海外の会議や国内の会議において、IMA小委員会のメンバーは以下にまとめるように組織委員、コンビーナー、招待講演者として活発に活動し、世界の鉱物科学の発展に貢献した。1) 2006AGUにおいて開催した、地球のマントルの組成とダイナミクスのセッションの特別号をエルゼビエ社の雑誌PEPIへの出版作業を行っている。2) 2007 HPMPS-7 (第7回高圧物理学セミナー) を組織し、平成19年5月8-12日に松島において開催した。参加者は150名 (海外から約50名、国内約100名) であった。この会議のプロジーデイングスはエルゼビエ社のPEPI誌に特別号として掲載予定である。3) 平成19年5月19-24日開催のJPGU (日本地球惑星科学連合) 総会において、鉱物科学関連の3つのセッションを提案した。4) 2004国際地質学会議 (IGC)におけるIMAの特別セッションの特別号を米国地質学会 (GSA)のモノグラフ (421号) として出版した。

[分科会・小委員会平成20年度活動計画]
IMA小委員会の委員は、以下の活動を行う予定である。6月に開催されるGoldschmidt confereceにおいて、2年に一度開催しているビジネスミーテイングにコミッション代表が参加する予定である。また、同コンファレンスにおいて、コンビーナーとしてIMA提案の複数のセッションを主催する。また、招待講演およびキーノート講演を行う。8月にオスロで開催される国際地質学会議 (IGC) において、複数のセッションをIMAから提案し、コンビーナーおよびセッション座長として活動する。鉱物の物理学コミッション (CPM)ほか、幾つかのコミッション会合にメンバーを派遣する。その他、以下の国際会議および国内会議において、セッションを提案しコンビーナーおよび司会として活動し、我が国および世界の鉱物科学の振興に貢献する計画である。1) 2008年4月のEGU(ウイーン) において、地球内部の水に関するセッションを主催し、2) 2008年5月のJPGU (日本惑星科学連合) 年会において、地球物質科学、地球内部科学など複数のセッションを提案している。3) 秋田で開催される9月の鉱物科学会年会には、地質学会との同時開催として、複数のセッションを企画している。

[対応団体名称 (和文)]
国際鉱物学連合

[対応団体名称 (英文)]
International Mineralogical Association

[対応団体略称]
IMA (アイ・エム・エイ)

[対応団体目的]
 国際鉱物学連合 (IMA)は,世界の鉱物科学の研究と教育を発展させるとともに,鉱物科学における国際協力を推進することによって、新しい研究分野の発展をはかる.鉱物科学分野の会議,野外調査,成果の出版を支援することによって,世界の鉱物科学の発展に貢献する.7つのコミッションと5つの作業部会を設け、鉱物科学のそれぞれの分野において発展に貢献するとともに、各国の鉱物科学の研究・教育の発展に貢献する.さらに,鉱物科学に関連する他の国際団体と積極的に協力することによって鉱物科学の発展に寄与する.

[対応団体2007年成果]
20年8月の際に開催するノルウェー・オスロで開催される第33回万国地質学会議への複数のセッション提案を行った. (2) 新たにIMA賞を創設し,候補者の推薦等を各国に依頼した. (3) 日本,米国,ヨーロッパなど各地域において,鉱物科学に関連する国際会議や国内会議を積極的に支援し,地域の鉱物科学の進歩に貢献した.具体的には,平成19年4月のEGU (ヨーロッパ) ,5月のJPGU (日本) ,6月と12月のAGU (米国) において,鉱物科学に関するセッションに参加し,この分野を振興した. (4) 前年度に開催した19回IMA神戸大会のプロイシーデイングスを取りまとめた.また,GSAなどからIMAが主催際した国際会議のセッションの特集号をモノグラフなどとして出版した.

[対応団体2008年計画]
(1) 平成20年6月にIMA執行委員会をカナダのバンクーバーでゴールドシュミットコンファレンスの際に開催する.同時にIMAの後援する複数のセッションを同コンファレンスにおいて開催し,コンビーナーおよび司会者として貢献する. (2) 平成20年8月にノルウェー・オスロで開催される第33回万国地質学会議においてIMA関連セッションを企画提案し,センションのコンビーナーおよび座長として,鉱物科学の振興に貢献する. (3) 日本,米国,ヨーロッパなど各地域において,鉱物科学に関連する国際会議や国内会議を積極的に支援し,地域の鉱物科学の進歩に貢献する.具体的には,JPGU (日本) ,AOGS (アジア・太平洋) ,AGU (米国) ,EGU (ヨーロッパ) において,鉱物科学に関するセッションに参加し,この分野を振興する.