| 日本学術会議地球惑星科学委員会国際対応分科会 平成19年度活動報告 | |
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[委員長] 池田隆司 (北海道大学大学院理学研究院) 060-0810 札幌市北区北10条西8丁目 ikeryu@mail.sci.hokudai.ac.jp | |
[委員] 在田一則 (北海道大学総合博物館) 岩崎貴哉 (東京大学地震研究所) 金尾政紀 (国立極地研究所) 佐竹健治 (東京大学地震研究所) 佐藤比呂志 (東京大学地震研究所) 平朝彦 (海洋研究開発機構) 平島崇男 (京都大学理学研究科) 荒井良雄 (東京大学総合文化研究科) 奥村晃史 (広島大学) 熊木 洋太 (専修大学) 中村 和郎 (駒沢大学) 松原 宏 (東京大学) 三上 岳彦 (首都大学東京都市環境学部) 渡辺 眞紀子 (東京工業大学) | |
[分科会・小委員会目的] ILPはIUGSとIUGGの提言により、ICSUによって設立され、IUGSとIUGGの支援を受けている。とくに大陸とその周辺地域におけるリソスフェアの性質、ダイナミクス、起源と進化を解明することを目的に、国際的かつ学際的な研究プロジェクトを実施している。本小委員会の目的は、新生日本学術会議の理念に沿った国際対応を具体化すること、関連研究者がILPプロジェクトを通じてリソスフェア研究に貢献し、人類社会に寄与するのを支援することである。 | |
[分科会・小委員会平成19年度成果] (1) 2007年6月12-13日、ILP主催の会議、「統合固体地球科学におけるニューフロンティア」がドイツ・ポツダムの地球科学研究センター (GFZ) で開催され、金尾政紀が日本学術会議ILP小委員会委員として日本学術会議から派遣された。 (地震学会、地質学会ニュース参照) (2) 2007年7月8日、イタリア・ペルージャにで開催されたIUGGにおいてSCL-ILP Bureau Meetingが開かれ、佐藤比呂志委員と岩崎貴哉委員が参加した。Topo-Central Asiaが、日本の参加者も含め中国を中心としたグループで提案された。 (3) ILPのプロジェクトはテーマ別 (Theme I:The Geoscience of Global Change、II: Contemporary Dynamics and Deep Processes、III:Continental Lithosphere、IV:Oceanic Lithosphere) と調整委員会 (Coordinating committees,以下CC) 別に実施されており.我が国の研究者もプロジェクトの委員長あるいは委員として参画している。(ILP National Report、Japan 2007 参照) | |
[分科会・小委員会平成20年度活動計画] ・我国から提案するILP研究プロジェクトの調整と審議、 ・対応団体主催の会議や企画イベントへの参画、 ・ILP活動の広報、サポート、 ・国際大陸深部掘削計画 (ICDP) 、Topo-Central Asiaなどとの連携・促進。 | |
[対応団体名称 (和文)] 国際リソスフェアプログラム | |
[対応団体名称 (英文)] International Lithosphere Program | |
[対応団体略称] ILP (アイエルピー) | |
[対応団体目的] ILPは、とくに大陸とその周辺におけるリソスフェアの性質、ダイナミクス、起源および進化を国際的・学際的に解明することを目的とする。ILPは、地質科学界 (IUGS) と地球物理学界 (IUGG) に対して学際的研究の促進の責任を負っているとともに,「社会のニーズへの対応」 (例えば、自然災害の予知・軽減への理解や資源探査─環境保全の促進に必要な情報の提供) と「科学的好奇心の満足」との適切なバランスを保つことを指向している。 (詳細はILPホームページ (http://www.sclilp.org/) を参照) | |
[対応団体2007年成果] (1) 2007年6月12/13日、ILP主催の会議、 「統合固体地球科学におけるニューフロンティア」がドイツ・ポツダムの地球科学研究センター (GFZ) で開催された。 (2) 現在活動中のタスクフォース (TF) は13件ある。TF I (地球の付加システム) 、TF II (火山体崩壊のテクトニックな原因と予知) 、TF III (リソスフェアとアセノスフェアの相互作用) 、TF IV (大陸地殻超深度沈み込み) 、TF V (古地震のパラメーター-断層のスケーリングと将来の地震災害) 、TF VI (堆積盆地) 、TF VII (応力・歪みの時空変遷) 、TF VIII (中部ヨーロッパの小規模プルーム) など。 (3) CCについては、現在のILP活動の旗艦ともいうべきものとして、国際大陸深部掘削計画ICDP (CC-4: Continental Drilling) がある。実施済みのICDPは計20件、継続中は5件である。これまでに、バイカル湖などの陸湖、隕石の衝突構造、超高圧変成帯、火山・地熱地帯 (雲仙など) 、活断層 (台湾・淡路島など) 、資源探査、など多数の掘削が行われた。最近重点的に行われているCCの一つとして、TOPO-Europe (CC-1/3) がある。これはヨーロッパの地形発達・隆起沈降・海面上昇など第四紀の地形変遷過程を4次元的にシミュレートする試みで,様々な物理化学的手法を駆使し、地表からマントルまでを統合した地球科学諸現象のモデル化を目指す。 | |
[対応団体2008年計画] ・EOSやEarth Science Reviewでの出版、 ・「国際地球年」への貢献、 ・EGU-meeting Vienna、 13-18 April 2008、 ・ILP 事務局会議およびILP-session (IGC Oslo、6-14 August 2008)、 ・5つのタスクフォースに関する会議 (Mexico、September 2008) 、 ・TOPO-Central Asia計画に関する会議 (Bishkek、Kyrghyzstan) 、 ・その他、新しいTFとして、北欧での氷床変動による地殻のアイソスタシー変化と第四紀の気候変動との関係を主テーマとするDynaQlim (Upper Mantle Dynamics and Quaternary Climate in Cratonic Areas) 計画が提案されている。 | |