| 日本学術会議地球惑星科学委員会国際対応分科会 平成19年度活動報告 | |
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[委員長] 波田重煕 (神戸女子大学) 654-8585 神戸市須磨区東須磨青山2-1 hada@suma.kobe-wu.ac.jp | |
[委員] 平野弘道 (早稲田大学教育学部) 斎藤文紀 (産業技術総合研究所) 多田隆治 (東京大学大学院理学研究科) 後藤仁敏 (鶴見大学短期大学部) 坂井 卓 (九州大学大学院理学研究科) 久田健一郎 (筑波大学大学院生命環境科学研究科) 村尾 智 (産業技術総合研究所) 本吉洋一 (国立極地研究所) | |
[分科会・小委員会目的] IGCPは (International Geological Correlation Programme 国際地質対比計画) として、ユネスコ (UNESCO) と国際地質学連合 (IUGS) の国際協力研究事業として1973年に発足した。それから30年余を経た現在、ユネスコのプログラムの中で最も成果を挙げたものの1つとして定着しているが、2003年秋にInternational Geoscience Programme (IGCP) と外部の人達にわかり易い名称 (略称IGCPはそのまま) に変更され、それに伴って和名も2004年から“地質科学国際研究計画”とした。現在世界各地で40余の国際プロジェクトが活動している。このうち、日本がリーダーシップをとっているプロジェクトは4、日本がワーキンググループを組織して参加しているものは計8となっている。 IGCPの目的は地質学的諸問題の研究に国際的協力を促進し、人類の生活場所であり、また鉱物およびエネルギー資源の根源でもある地球を賢明に利用することを助長しようとするもので、この目的達成のため、1) 水循環の地球科学、2) 地質災害とその危険性、3) 地下資源、4) 地球的規模の変化と生命の進化の地質学的記録、5) 地球環境をコントロールする地球深部の解明、などを追求することにある。また、特に発展途上国の参加を高め、地球環境を視野に入れ、地質学を通じて社会に貢献することに力点を置くことが要請されている。 | |
[分科会・小委員会平成19年度成果] IGCP参加各国はそれぞれ国内委員会をおくことになっている。現在は123ヵ国が参加している。国内委員会の所掌事項は 1) IGCPプロジェクトの国内外への紹介、2) 国内ワーキンググループの育成、3) 新しいプロジェクト提案の本部への推薦、4) 理事会メンバーの推薦、5) 国内IGCP活動の本部への報告、等である。 日本IGCP国内委員会は委員長、幹事のほか関係プロジェクトの代表と、関連組織であるユネスコ国内委、日本学術会議、地質調査所、国立極地研究所の委員からなる。平成19年の委員会は2月27日、9月21日の2回が日本学術会議で開かれ、これまでの活動状況の検討、今後の活動計画、などを審議決定した。 平成19年の国内委員会で報告審議決定された主な事項は下記の通り: 日本IGCP活動報告2006を昨年1月にIGCP本部に送付したこと、および活動報告2006を邦文及び英文で昨年1月に作成し、web上で公開したこと (http://www.unesco.org/science/earthsciences/igcp/) 。 波田幹事より、昨年2月ユネスコ本部で開催されたIGCP理事会に出席したときの状況報告がなされた。 9月21日の委員会では、現在進行中のIGCPプロジェクトは40で、そのほかにOETが4であること、また、来年からの新しいプロジェクトの申請は10月15日までとなったことが説明された。なお、詳しくはユネスコのhomepage: http://www.unesco.org/science/earth を参照されたい。 | |
[分科会・小委員会平成20年度活動計画] (1) 平成20年2月27日及び9月19日にIGCP国内委員会を日本学術会議で開催する. (2) 平成20年8月にノルウェー・オスロで開催される第33回万国地質学会議で、各プロジェクトは独自のセッションを開催する。また、関連セッションに参加し討議に加わる. | |
[対応団体名称 (和文)] 国際地質対比計画 (ユネスコ/国際地質科学連合) | |
[対応団体名称 (英文)] International Union for Quaternary Research | |
[対応団体略称] International Geoscience Programme () | |
[対応団体目的] IGCPにはこれまで各地域と分野から選ばれた20名の委員からなる理事会 (Scientific Board) が置かれており、毎年1回 (2月) パリのユネスコ本部で開催され、現行プロジェクトの活動の評価、新しいプロジェクトの採択等がおこなわれてきた。日本からは現在、田崎和江金沢大学教授がメンバーとして参加している。第34回 IGCP理事会は平成18年2月15─17日に開催され、各プロジェクトの活動の評価、各国内委員会報告の検討、新しいプロジェクトの採択等が行われたが、今回はIGCPの改革に関して暫定措置を含めて以下のような議論がなされた。 1) ユネスコの構造改革に呼応しIGCPは再編されたDivision of Ecological and Earth Sciences に移った。2) IGCPが推進するトピックスを上述した目的の項の1) ─5) に変える方向が示された。3) IGCP理事会は3日間とし、各プロジェクト活動評価、新しいプロジェクト採択の可否については、各ワーキンググループで予め議論し、その結果を各グループ代表がパリの理事会に参集してまとめるように変更する。4) 理事会は補充せず減員し、理事10人任期3年の新理事会としてやがて発足する。5) 新しいプロジェクトと進行中のプロジェクトの評価を援助するため、任期4年の20─30名の委員からなる諮問団を新設する。 | |
[対応団体2007年成果] | |
[対応団体2008年計画] | |