• Facebook
  • Twitter
  • RSS
文字サイズ

相川 祐理











・受賞理由

分子雲から原始惑星系円盤形成にいたる化学進化の統合的理論モデルの研究



・経歴

後日掲載



・主要論文

・Furuya, K. and Aikawa, Y. (2014.8) "Reprocessing of Ices in Turbulent Protoplanetary Disks: Carbon and Nitrogen Chemistry", The Astrophysical Journal, 790, id.97
・Aikawa, Y. (2013.12) "Interplay of Chemistry and Dynamics in the Low-Mass Star Formation", Chemical Reviews, 113, 8961-8980
・Aikawa, Y., Wakelam, V., Hersant, F., Garrod, R. T., Herbst, E. (2012.11) "From Prestellar to Protostellar Cores. II. Time Dependence and Deuterium Fractionation", The Astrophysical Journal, 760, 40-58
・Aikawa, Y., Herbst, E., Roberts, H., and Caselli, P. (2005.2) "Molecular Evolution in Collapsing Prestellar Cores. III. Contraction of A Bonnor-Ebert Sphere", The Astrophysical Journal, 620, 330-346
・Aikawa, Y., van Zadelhoff, G. J., van Dishoeck, E. F., and Herbst, E. (2002.5) "Warm molecular layers in protoplanetary disks", Astronomy and Astrophysics, 386, 622-632



・主な業績

相川氏は、分子雲収縮から原始惑星系円盤進化における軽元素の化学進化を、中心星および他の星からの輻射に着目した時間発展問題として理論的に考察し新しい領域を開拓した。円盤の2次元構造とその物理進化、輻射によりイオン化した分子、さらには同位体を含む固体表面および気相における非平衡反応ネットワークを整合的に解くことで、分子種の分布の空間的時間的発展が定量的に示された。結果は、単純な熱化学反応により予測されるものとは大きく異なり、特に外側の低温領域において巨大有機分子がダストに固定され、COやメタノールなどの主要分子種が減少するなど、観測事実を見事に説明した。一連の研究は当該分野の研究のスタンダードになったばかりでなく、稼働を始めた国際協同アルマ望遠鏡による観測の指針、および観測結果の解釈に絶大な貢献をなしており、きわめて高い国際的評価を受けている。



・推薦者

中川義次